2005 年創業のスマート農業に特化した IT ベンチャー企業、株式会社 farmo(住所:栃木県宇都宮、代表取締役:永井洋志)は、岩手県花巻市がスマート農業推進事業として企画し公募する「スマート農業花巻モデル(以下、花巻モデル)」の第一号に採択され、ファーモが提供する農業用IoT通信インフラを花巻市全域に整備する取り組みを開始しました。本事業を通して整備された通信インフラは水田の水管理をスマホから遠隔で給水操作ができるIoT機器などに利用され、全市を整備することで、花巻市内であれば製品のスイッチを入れるだけでインターネットにつながるファーモのスマート農業機器を利用することができるようになり、同市のスマート農業の普及加速が期待されます。整備には市の呼びかけにより土地改良区などの協力も得られ、点在する配水槽を活用した最適な配置計画など、企業だけでは難しかったスムーズな事業進行を実現しています。設置は2022年4月からスタートし、今期中にすべてのエリアをカバーする予定です。