従来、印刷業界では、印刷会社ごとに独自の印刷色の基準を設けており、同じデータでも印刷会社が変われば色が合わないというのが実情でした。そのような状況の中、オフセット印刷における印刷色の標準的な基準としてJapan Colorが策定され、その普及と実効性のあるものにするため「Japan Color認証制度」が創設されました。 Japan Color認証制度は、標準印刷認証・マッチング認証・プルーフ運用認証・プルーフ機器認証・デジタル印刷認証からなります。
● Japan Color認証制度 取得の5つのメリット Japan Color認証制度を取得することにより、以下のメリットがあります。 ① 印刷品質の安定 : お客様に、品質の安定した印刷物をスピーディーに提供できる。 ② 企業イメージの向上 : ISO準拠の認証を取得することにより、印刷物およびプルーフを作成するうえでの高い能力をアピールできる。 ③ スキルアップ : 標準化を全社的に進めることにより、社員のスキルアップができる。 ④ コストダウン : 標準的な印刷条件を基準に印刷することにより、損紙およびインキ使用量等の削減につながり、生産性向上による経費削減が期待できる。 ⑤ 取引上の優位性 :印刷基準が顧客等との取引や入札条件などになった場合、有利な取引が可能に。