2021年8月11日

株式会社電通デジタル

電通デジタル社員、国際的AIコンペティション「Hungry Geese」(Kaggle)で金メダルを受賞
―Kaggle Master称号も取得、AI技術で企業のデータマーケティングを支援―

 株式会社電通デジタル(本社:東京都港区 代表取締役社長執行役員:川上 宗一 以下、電通デジタル)は、国際的なAIコンペティションプラットフォーム「Kaggle(カグル)」の「Hungry Geese(ハングリー・ギース)」において、電通デジタルのクリエーティブチーム「アドバンストクリエーティブセンター」に所属するAIエンジニア石川隆一、村田秀樹を含むチームが875チーム中4位となり、金メダルを獲得しました。また、石川はこのメダル獲得によって「Kaggle Master」の称号を得ました。

 「Kaggle」は、世界中のAIエンジニアが企業や政府機関の課題に対して機械学習を用いて解決する国際的なコンペティションプラットフォームで、オンライン上でさまざまな課題のコンペティションが開催されています。

 本コンペティション「Hungry Geese」は、AIのガチョウを4チームで対戦させるゲームです。1チーム1匹ずつ計4匹のガチョウが、敵チームのガチョウにぶつからないように1ターン毎に上下左右のいずれかに1マスずつ動き、最大200ターンの中でより長く生存したガチョウが勝ちとなります。参加者はこのゲームをプレイするAIを開発して提出し、競技期間中、対戦チームを組み替えながら他の参加者のAIと対戦を続け、期間終了後の総合スコアで順位が確定します。

 この「Hungry Geese」コンペティションにおいて、当社石川隆一、村田秀樹を含むチームは、強化学習やディープラーニングなどの技術を用い、作成したAIのガチョウ同士の対戦を何度も繰り返し学習させることで改善を続け、その高い精度によって4位という成績を収めました。また、本コンペティションの結果により石川は、コンペティションで金メダル1つおよび銀メダル2つを獲得すると取得できるKaggle Masterの称号を得ました。これにより、電通デジタルにおけるKaggle Masterは石川と村田の2名となります。

 電通デジタルでは、機械学習を用いた広告クリエーティブの効果予測や自動生成等、効果的な広告コミュニケーションの実現に向けて取り組んでいます。今後もAI技術などを用いたクリエーティブの創造と新しいサービスの開発・提供を通し、広告主のデータマーケティングを支援してまいります。

<電通デジタルについて>https://www.dentsudigital.co.jp/
国内最大級のデジタルマーケティング会社として、データとテクノロジーを駆使した次世代マーケティングの戦略策定・実行、その基盤となるITプラットフォームの設計・構築、クライアントの事業革新を支援するDXコンサルティングなどのサービスを提供。国内外のプラットフォーマー各社との緊密なパートナーシップのもと、高度な専門性と統合力により、クライアントの事業成長に貢献しています。

<アドバンストクリエーティブセンターについて>https://advancedcreativecenter.com/
データ/AI(人工知能)とクリエーティビティーの融合した「アドバンストクリエーティブ」の実現を目指し、2017 年、電通デジタルに発足したクリエーティブ組織です。 認知度や好意度を向上させるブランドリフト広告から、顧客獲得のためのダイレクトレスポンス広告 (バナー/LP/オンライン動画/ソーシャル広告)までを統合的に設計・制作し、広告配信の成果に 合わせて改善のための PDCA を行っています。広告の第一線で活躍するクリエーティブディレクター、コピーライター、アートディレクターや、ダイレクトレスポンス広告に関する知見・ノウハウを有するコンサルタントやディレクターなど、多数のスペシャリストが在籍しています。

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 電通デジタル社員、国際的AIコンペティション「Hungry Geese」(Kaggle)で金メダルを受賞