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株式会社ビーイングホールディングス
株式会社オカムラ
ビーイングホールディングスとオカムラが
自律移動ロボット「ORV(Okamura Robot Vehicle)」の
実用化に向けた実証実験を開始
株式会社ビーイングホールディングス(東京本社:東京都千代田区、代表取締役:喜多 甚一、以下ビーイングHD)と、株式会社オカムラ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:中村 雅行、以下オカムラ)は、オカムラが開発した物流倉庫等での自律移動ロボット「ORV(Okamura Robot Vehicle)」カゴ車搬送タイプの実用化に向けた実証実験を共同で開始し、2021年6月の実運用を目指します。
ビーイングHDは、総合物流輸送企業として、3PL事業を核としたロジスティクスのさまざまなサービスを提供しています。今後の事業拡大に向けて、庫内作業の自動化、省力化を目指しており、既存の物流センターの運用や設備を大幅に変更することなく導入効果が期待できるとして、「ORV」に注目。大手ドラッグストアチェーンの商品を扱う北関東SCMセンター(群馬県前橋市)と白山第3センター(石川県白山市)の2拠点において試験的に導入し、オカムラと共同で実運用に向けた実証実験を開始しました。
オカムラは、自動倉庫や搬送・仕分け機器などの物流システム機器の開発・製造、導入・運用支援、アフターサービスなど物流システムにおける一貫したソリューションを提供しています。物流施設内において、従来の無人搬送車(AGV:Automatic Guided Vehicle)の走行軌道の変更に手間が掛かる、障害物への対応といった課題を解消し、ものを単純に動かす・運ぶという作業の自動化・省人化を実現するため、自律移動ロボット「ORV」を開発。国際物流総合展2018に初出展し、仕様を変えながら国際物流総合展2020にも出展しました。実証実験を通して、「ORV」の使い勝手や運用ソフトなど、実用化に向けた検証を行います。
「ORV」は、センサーで周囲の環境を把握し、周辺地図の作成と自己位置推定を行うSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)の技術を活用した自律移動ロボットです。人工知能(AI)によりカゴ車を自動認識して取りに行き、目的地まで障害物を避けながら搬送します。牽引ではなく、カゴ車の片側を掴み上げることで、その場旋回など小回りが利く動作が可能です。一般的なAGVは、床面に軌道となる経路テープやマーキングが必要なため、走行軌道の変更に手間が掛かる、軌道上の障害物を避けて走行できないといった課題がありました。さらにカゴ車の移動、搬送は、かなりの重量物であることに加え、数量、回数が多いことから、多くの物流現場で省力化が課題となっていました。「ORV」は、これらの課題を解消し、走行軌道設定の自由度が高く、カゴ車の変更など大きな追加投資をせずに導入することができます。
ビーイングHDとオカムラは、物流施設内オペレーションのさらなる自動化・省人化により作業人員不足を補い、生産性の向上に貢献します。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202012229007-O3-dqP60s9V】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202012229007-O1-p45ncC48】
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■各社の概要
株式会社ビーイングホールディングス
物流コンサルタント企業の株式会社ビーイングホールディングスを主体としたビーインググループは
総合物流輸送企業12社で形成。混載物流業、物流センター業、保険業、情報システム業、車両整備業
などを展開し、顧客営業スタイルに合わせ物流の効率化のみならず合理化を視野に入れた最高の物流
戦略を編み出す。2020年12月東証二部新規上場。東京都千代田区と石川県金沢市の2本社制。
代表者:代表取締役 喜多 甚一
設 立:1986年
所在地:◆東京本社 東京都千代田区大手町1-1-1 ◆金沢本社 石川県金沢市専光寺町レ3番地18
ウェブサイト:https://being-group.jp/
株式会社オカムラ
株式会社オカムラは、オフィス、教育・医療・研究・商業施設、物流センターなど、さまざまなシーンにおいて、質の高い製品とサービスを提供しています。あらゆる分野の知識・技術を生かした「総合力」を強みとし、快適な空間創造をめざします。
代表者:代表取締役 中村 雅行
設 立:1945年10月
本社所在地:神奈川県横浜市西区北幸1丁目4番1号 天理ビル19階
ウェブサイト:http://www.okamura.co.jp/