今回の適応追加承認は、日本人患者さんを対象とした国内第III相試験1のデータに基づいています。本試験は、壊疽性膿皮症による局所治療で効果不十分又は局所治療は適さないと判断された活動性潰瘍を有する日本国内の患者さんを対象に、ヒュミラの有効性と安全性を評価しました。本試験の主要評価項目である投与26週時における標的壊疽性膿皮症潰瘍の面積減少率(PG Area Reduction: PGAR)の100(標的としたPG潰瘍が治癒)を達成した患者さんの割合は54.5%(22名中12名)でした1。ヒュミラを投与された患者さんに多くみられた副作用は、皮膚細菌感染でした1。