2018年9月に相談を受けた金沢工業大学は、カネマツ鋼材株式会社との数度にわたる意見交換の場を通じて生産現場が抱える課題を解決する思考方法や取り組み方法を提案。システムの計画にあたっては、情報工学科 長田茂美教授および産学連携局のURA(University Research Administrator)が共にコンセプトを検討し、システムの実現に向けて取組みました。また、長田研究室の学生がインターンシップにて、実際の鋼材加工を学ぶとともに、現場に入り込んで要件定義を共に進めてきました。学生は、研究室で学んだIoT及びAIの知見を活かしながら、加工現場での課題を抽出するとともに業務フローの見える化に取り組み、改善提案を行いました。