2020年6月12日



三省製薬株式会社



-1960年の創業以来、「コウジ酸」など、これまで130種類以上の

美容成分開発と化粧品づくりに取り組む-



美容成分の工場新設など「60周年事業」スタート!!



◆工場新設で美容成分から化粧品まで一貫生産体制の実現を目指す。

◆サステナビリティ・エコ・エシカル・ダイバーシティを意識した

新ブランドの開発に取り組む、他。



 美容成分の開発・製造・販売と、オリジナル通販化粧品ブランド「デルメッド」を展開する三省(さんしょう)製薬株式会社(本社:福岡県大野城市 代表取締役社長:陣内宏行)は、2020年3月31日に創業60周年を迎えました。このたび周年ロゴを策定し、60周年事業をスタートいたします。



 60周年事業においては、美容成分(化粧品原料)の工場を、佐賀工場の敷地内に新設いたします。従来、「美容成分」については本社で開発・生産してきましたが、「化粧品」の生産を担う佐賀工場内に「美容成分」の生産機能を移転・増強することで、美容成分から化粧品までの一貫生産体制を実現していきます。着工は2020年夏頃、竣工は2021年春頃を予定しています。

 また、サステナビリティ・エコ・エシカル・ダイバーシティを意識したものづくりとして「デルメッド」に続く新ブランドの開発に着手します。さらに、当社の化粧品づくりに関わる全事業の販売品目化、提携農園における素材植物の生産強化、SDGs対応、海外市場のさらなる開拓に取り組んでいきます。





【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202006080615-O6-zdy3lNN6

【 三省製薬60周年ロゴ コンセプト】

 60年の感謝と100年企業に向け、美容成分の開発と社会貢献の融合調和の”道”を歩む。

  ※ブルーが当社の競争力の源泉である美容成分の開発を、グリーンが社会貢献活動を表しています。



 当社は1960年に、プラセンタエキスを配合したシミ治療の外用剤開発を目的とし、「いつまでも若々しく美しくありたいという、人類の根源的欲求に応え、社会に貢献する」を創業理念としてスタートしました。その後、1988年に「コウジ酸」で医薬部外品の美白有効成分の承認を第1号で取得し、美白ブームのパイオニアとして実績を積み重ねてきました。

 今年からは、「よりよい成分、よりよい化粧品4.0」というコンセプトのもと、「成分力」、「配合力」、「製剤力」を強みに新たなステージに挑戦しています。今後は100年企業を目指し、サステナビリティ・エコ・エシカル・ダイバーシティの観点を加えたものづくりにも挑戦し、バリューチェーンの強化に努めていきます。



60周年事業の内容は以下の通りです。



■美容成分の工場を新設

 

 佐賀工場の敷地内に美容成分の工場を新設します。生産品目は現行の取り扱い成分の全てとなりますが、当社主力の美容成分「コウジ酸」は約3倍、「セラムバイタル」は約10倍の増産が可能となります。新規採用も含め人員も拡充し、美容成分から化粧品まで佐賀工場内で一貫して生産する体制を整えることで、開発から生産までのスピードアップが期待されます。佐賀工場の新体制により、美容成分のB2B販売やOEM・ODM(※)、オリジナルブランド「デルメッド」に加え、地元の特産品を活用した製品、新ブランドなど、これまで以上にバリエーション豊かなものづくり・販売チャネルに対応していきたいと考えています。



※OEM:当社が製造メーカーとして、他社ブランド製品の製造を受託する事業。

   ODM:商品企画の段階から他社ブランド製品の製造までを受託する事業。





■サステナビリティ・エコ・エシカル・ダイバーシティを意識した

 新ブランドの開発

 

 当社ではこれまで、日本人(アジア人)女性のための美容成分や化粧品をつくってきました。今後は、より多様な方々のニーズに対応するために、年齢・性別・国籍に関係なくお使いいただける美容成分・化粧品づくりに取り組んでいきます。当社のオリジナル通販化粧品ブランド「デルメッド」に続く、第2のブランド開発を進めていきます。





■化粧品づくりおける全事業の販売品目化の強化

 

 2020年1月より、美容成分の開発から製品化まで、化粧品づくりに関わる全てのサービスを販売品目化しています。例えば、美容成分の開発受託、安全性や安定性、有効性など各種試験の受託などを、日本国内のみならず、海外展開も目指していきます。





■提携農園における素材植物の生産強化

 

 当社は福岡県糟屋郡宇佐町の提携農家において、4haの農園でローズマリーの無農薬生産に取り組んでいます。ローズマリーからは、シワやたるみへの効果が期待される美容成分「セラムバイタル」をつくっています。「セラムバイタル」は、ローズマリーの葉1,000gから、わずか1gしか抽出できない希少成分です。今年はその生産量を上げると同時に、栽培する薬用植物の種類を増やしていく予定です。





■SDGsへの取り組み

 

 当社の事業内容に鑑み、SDGsへの取り組みを推進していきます。

●目標項目5:「ジェンダー平等を実現しよう」については、現状、女性の取締役1名と管理者が2名の体制ですが、今後は女性管理者の登用を積極化していきます。

●目標項目8:「働きがいも経済成長も」については、シーズ志向で当社ならではの新しい価値創出に取り組むことで、社会に貢献できる企業を目指すと同時に、従業員の働きがいを高め企業としての成長も目指します。

●目標項目13:「気候変動に具体的な対策を」については、今期より二酸化炭素の排出量を把握し、二酸化炭素排出量の削減に取り組んでいきます。





■海外市場開拓の強化

 

 当社は2020年初より、東南アジアを中心としてオリジナルブランド「デルメッド」を展開しています。中国、ベトナム、マレーシア、アラブ首長国連邦(UAE)の各国において、EC販売を主軸に浸透を図っています。今年8月にはドバイ、11月にはインドで開催される展示会への出展を検討しています。(※新型コロナウイルスの感染拡大状況によって、変更することがあります)



【 三省製薬のあゆみ 】



1960年  1887年に開業した「陣内三省堂」を前身とし、「三省製薬株式会社」を福岡県大牟田市で創業。

1971年  福岡県大野城市に本社および本社工場を設立。

1988年  独自成分「コウジ酸」を開発。国内初の「美白」化粧品を発売。

1993年  オリジナル通販化粧品ブランド「デルメッド」販売開始。

1995年  現社長・陣内宏行が取締役に就任。社長直轄の品質保証センターを新設。

                        佐賀県鳥栖市に佐賀工場を設立。

2003年  陣内宏行が代表取締役社長に就任。

2020年  中国・アジアに進出。

2021年  佐賀工場敷地内に、美容成分の新工場を竣工予定。



【 会社概要 】

■社 名      三省製薬株式会社(Sansho Pharmaceutical Co.,Ltd.)

■創 業      1960年3月

■代表取締役社長  陣内 宏行

■資本金      8,767万円

■売上高      27億5,044万円(2020年3月期現在)

■事業所      本社 

                  〒816-8550 福岡県大野城市大池2丁目26番7号

                佐賀工場(化粧品GMP適合工場) 

                  〒841-0048 佐賀県鳥栖市藤木町5番1

■事業内容    化粧品原料の開発、製造、販売

                 医薬部外品・化粧品の開発、製造、販売(通信販売・OEM)

■社員数       140人(パート社員含む)

■URL         https://www.sanshoseiyaku.com/

                https://www.dermed.jp/

                https://sanshoseiyaku.com/beautyscience/







情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 【美白のパイオニア・三省製薬(株)】美容成分の工場新設など「60周年事業」スタート!!!