原宿の現代アートギャラリー「JPS Art Gallery HARAJUKU / AREA 36」では、2月16日(日)から3月10日(火)まで、79歳の現代アーティスト MOMO YAMAの個展「Origin 起源」を開催いたします。
約半世紀にわたり、原宿・青山を中心に波乱万丈の創作活動を続けてきた作家の集大成ともいえる作品の展示と共に、MOMO YAMAがアートと漫画と紙芝居を融合したアートブック「ペルソナドールズ in アンバーシティ」も発売します。2月15日(土)にはオープニングイベントとして、トークショーなども行いますので、原宿のレジェンドと呼ばれるMOMO YAMAの作品と人生をどうぞご堪能ください。
■MOMO YAMA プロフィール
1941年、上海生まれ、鹿児島育ち。18歳で上京し25歳で会社からリストラされたのを機に、独学で画家を目指す。その類まれなファッションセンスから、「anan ELLE JAPON」でファッション画を描いたり、原宿のビルの天井画、青山のヘアサロンの壁画、六本木のディスコのメニューの表紙など、最先端の原宿・青山界隈の店舗の仕事を手がけるようになる。やがて、バーやクラブで絵を売り歩くという、独自のスタイルを確立。その作品のノスタルジックな雰囲気から、“現代のロートレック”と称される存在となる。1992年、フジテレビドラマ「誰かが彼女を愛してる」で、主演の中山美穂が心酔する画家・レイモンド・オハラとして描いた作品「ロンドンのクリスマス」が毎回キービジュアルとして登場し、一躍脚光を浴びる。全国の名だたる百貨店やホテルの美術画廊で展覧会を開催するようになる。だがその後も、表参道の路上で自ら絵を売るなど独自のスタイルを続け、“原宿のレジェンド”として、その生き様もが伝説となる。79歳となった2020年、JPS Art Galleryと共に世界を目指す。