Production Cockpit 2.0は、印刷業務の上流から下流までの全工程を対象として、それぞれの機器の稼働状況と生産余力、予定されている印刷ジョブなどに関する情報を、システム連携により一元的に集約。それらを可視化し統合処理を行うことで業務の自動化を実現し、工程間の印刷ジョブの滞留を解消、ワークフロー全体の生産性向上を可能にします。2018年7月に開催された「IGAS(国際総合印刷テクノロジー&ソリューション展)2018」に参考出品して大きな注目を集めた「SE-BizObject Production Cockpit 1.0」に市場から寄せられた声を反映して商品化しました。
印刷業界では、受注案件の小ロット・多品目化や短納期化への対応が求められる一方、人材不足の環境のもとで労働力の確保と専門スキルの継承は困難を増しています。業務効率の改善は必然であり、印刷会社は受注からプリプレス*3、印刷、加工、検品、そして発送に至るそれぞれの工程において自動化などの生産性向上に取り組むことが求められています。富士ゼロックスは、価値提供戦略「Smart Work Innovation」を印刷業界においても推進し、お客様の生産現場の働き方改革と企業競争力強化に貢献します。