“THE EURASIAN RENAISSANCE“と題された新しいシリーズ公演。第一部では、ユーラシア大陸の壮大な世界感を導く「キラキラニコニコ」をはじめ、新アレンジの「ロマン」「FRIEND」などの作品群が観客を圧倒。そして新作「ぼくらは…」では、映画音楽を彷彿とさせるドラマティックな展開を表現、管弦楽に溶け込んだ流麗さと強靭さに満ちた歌唱を披露した。続く第二部では、管弦楽の旋律とともに視覚的な新アレンジの「GOLD」「行かないで」他を演奏。国境、人種を越えた玉置独自の音楽観が描写された。そして、“超絶技巧作品”「JUNK LAND」「田園」。スピード感溢れるオーケストラ演奏に呼応する玉置の変幻自在の天才的歌唱に会場が興奮に揺れた。まさに、現代の音楽シーンの到達点を示す、"クラシックロック誕生"を聴衆が目撃した瞬間であった。さらに特別追加公演(7月17日サントリーホール、19日東京芸術劇場)も決定。真夏の夜、玉置浩二×ロシア国立交響楽団との“世界的競演”がいよいよ実現する。