2019年4月24日



ダイキン工業株式会社



業界初、業務課題を自動で抽出・分析し、業務改革の高度化を実現

業務改革支援システム『SpaceFinder』新バージョン5.0を発売



ダイキン工業株式会社は、製造業向けの業務改革支援システム『SpaceFinder(スペースファインダー)』の新バージョン5.0を2019年5月20日に発売します。本バージョンでは、業務改革の達成状況を定量的に見える化し、業務課題を自動で抽出・分析する「PDCA支援機能 Melius(メリアス)」を追加しました。

近年、働き方改革の実現が課題となる中、製造業の業務改革においては、IT化による業務プロセスや進捗の可視化は進みつつある一方で、「業務停滞のボトルネックが見つかりにくい」、「業務改革の評価指標(KPI)に対して達成状況の把握が難しい」といった課題がありました。

『SpaceFinder』は、製造業における研究開発や不適合対応の進捗および成果物の管理を支援するためのシステムで、業務の進め方を定義し部門間の情報伝達を行う「ワークフロー」、業務状況を可視化するための「電子帳票」、文書管理・一元化を行う「ファイラー」の3つの基本機能を有しています。1999年のリリース以降、大手製造業を中心に国内620社以上で採用され、様々な部門・用途で利用されています。

 今回新たに追加した「PDCA支援機能Melius」は、①業務改革のテーマ策定(Plan)、②改革達成状況の確認(Do)、③課題の分析(Check)、④分析結果に対する新施策の立案と実行(Action) を支援します。開発拠点、製品、型番、不適合の原因など、『SpaceFinder』に蓄積された業務プロセス上の様々な情報の中からユーザーが設定した評価指標(KPI)の目標値に対して、達成状況を示すとともに、未達の原因と考えられる条件を自動で抽出し、真の課題の所在特定につなげます。業務改革のベースとなるPDCAサイクルの効率化を促し、企業競争力を高めるための継続的な業務改革の高度化を実現します。



【製品の特長】

1.業務プロセスで蓄積した情報から業務改革の達成状況を自動で定量化 【新機能】

・ユーザーが設定した改革テーマの評価指標(KPI)に基づき、目標の達成度を自動で集計。

・各業務改革テーマは、目標の達成度合に応じて色別のカードで一覧表示。

2.目標未達の業務傾向を自動抽出し、課題の所在特定が可能 【新機能】

・未達業務の製造拠点、品番などの隔たり傾向や、原因要素の上位5項目を自動表示。

・未達状況の推移や統計図などをグラフで表示するため、視覚的に課題の所在が特定しやすい。

3.業務プロセスと関連情報の一元管理を実現し、情報の有効活用を促進 【継続機能】

・標準プロセスを明確にした上で、各工程の業務状況を電子帳票で可視化し、共有が可能。

・各工程の成果物は、業務プロセスに紐づけて蓄積されるため情報管理が容易。

・部門や拠点をまたがる複数の業務を関連付けることで、情報共有の強化、業務停滞防止を実現。



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 業務改革支援システム『SpaceFinder』新バージョン5.0を発売