2018年7月13日



ESRIジャパン株式会社



GIS(地理情報システム)テクノロジーの

先進的利用を進める各国の団体に贈られる

米Esri社のSAG賞を宇宙航空研究開発機構(JAXA)が受賞

災害時の衛星画像を集約・解析・提供を一元化した

「だいち防災 WEB ポータル」が評価された



GIS(地理情報システム)ソフトウェア国内最大手のESRIジャパン株式会社(※1)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:正木千陽)は、7月9日(月)~7月13日(金)に米カリフォルニア州サンディエゴで開催中の「2018年 Esriユーザー会」(※2)の席上、宇宙航空研究開発機構(以下、「JAXA」)が「SAG賞(Special Achievement in GIS)」を受賞したことを発表しました。



■世界中から約17,000人が参加したイベントでJAXAが受賞の栄誉

~災害時の情報を集約・提供するポータルサイト「だいち防災WEBポータル」~

「Esriユーザー会」は、世界各国から約17,000人が参加する世界最大規模のGISイベントです。「SAG 賞(Special Achievement in GIS Award)」は、米Esri社が世界30万以上の企業や政府機関、自治体、教育・研究機関の中から先進的かつ革新的なGISの導入および活用によってコミュニティや社会の変革に貢献したと認める団体を表彰するものです。



JAXAの衛星利用運用センターでは、災害時に取得するだいち2号(ALOS-2)等の緊急観測画像の集約、解析及び防災ユーザーへの提供を一元的に担うポータルサイト「だいち防災WEBポータル」を構築し、2017年度より本運用を開始しました。



「だいち防災WEBポータル」は、オンライン配信により迅速なデータ提供及び情報共有を可能にしました。また、外部機関の防災情報システムとの連携を容易にし、被害推定システムや地理情報/衛星画像プロバイダーが配信する静的/動的情報をリアルタイムに取り込み、衛星画像プロダクトへの重ね合わせを実現しました。



今回の「SAG賞(Special Achievement in GIS Award)」受賞は、「だいち防災WEBポータル」により、衛星画像から得られた災害情報や外部機関から配信される情報の集約・解析・提供を一元化したことで、災害対応現場への迅速な情報提供を可能にしたことが高く評価されたものです。



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201807125947-O1-NhFF65uu



◆「だいち防災 WEB ポータル」の詳細はこちら

https://www.esrij.com/industries/case-studies/105174/



◆(参考) 2018年のおもな「SAG賞」受賞団体

ナイジェリア統計局、ドバイ電力・水道局、クウェート市、ヨルダン電力、コロンビア国家警察、シンガポール国立公園局、エストニア国防軍、バージニア州緊急管理局、自然保護庁(チェコ共和国)、グリーンランド政府、ブルガリア共和国内務省、他 (順不同)



◆「SAG 賞」受賞者リスト一覧(英文)

http://events.esri.com/conference/sagList/index.cfm



※ 1 テクノシステムリサーチ調べ

※ 2 「2018年 Esriユーザー会」=「2018 Esri User Conference」:約120ヶ国から約17,000人が参加。2018年は7月9日(月)~7月13日(金)に米カリフォルニア州サンディエゴで開催



【Esri社について】

Esri社(本社:米カリフォルニア州レッドランズ市)は、1969年以来、地理的な視点で考え、計画する力を世界中のユーザーに提供しています。GISマーケットのリーダーとして、Esri社製GISソフトウェアは、米国内の主要200都市をはじめ、各国の政府機関、世界の一流企業350社以上、7,000校を超える大学など、世界30万以上の企業・団体で利用されています。Esri社のアプリケーションは、100万台以上のデスクトップと数千にもおよぶウェブサイト、統合型サーバーで稼働し、世界のマッピングと空間分析のバックボーンを担っています。Esri社は、デスクトップ、モバイル、インターネットプラットフォーム向けの総合的なソリューションを提供するベンダー企業です。(Esri社http://www.esri.com/



【ESRIジャパン株式会社について】

本社所在地:東京都千代田区平河町2-7-1 塩崎ビル

設立:2002年4月

代表者:代表取締役社長 正木 千陽

資本金:5,000万円

URL: https://www.esrij.com/

事業内容:GISソフトウェアの販売、及び関連サービス(保守、トレーニング、コンサルティングサービス)の提供



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 宇宙航空研究開発機構(JAXA)、GISテクノロジーの先進的利用を進める団体に贈られる「SAG賞」を受賞