2018年3月8日



富士ゼロックス静岡



富士ゼロックスの高度な複写技術を駆使し、重要文化財『寛文十年社中絵図』を複製、文化伝承に貢献



富士ゼロックス静岡社長から静岡浅間神社に奉納



富士ゼロックス静岡株式会社(本社:静岡市 社長:伊藤 彰一郎)は、伝統文化継承に貢献する活動の一環として、静岡浅間神社所蔵の国指定重要文化財「寛文十年社中絵図」注1の複製を製作、3月14日、同神社で行われる贈呈式で当社社長から宮司の櫻井豊彦様に贈呈いたします。贈呈するレプリカは4月から静岡市文化財資料館に展示され、同時に教育活動やイベントなどでの展示に利用される予定です。

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201803081734-O1-V124iII4

古文書などの伝統文書/資料の原本は劣化のおそれがあるため展示期間も限られるほか、不特定多数の閲覧者が手で触れることができないことが一般的ですが、複製品であれば、所蔵者は劣化の心配なく展示できます。また、直接手にとり感触も確かめることができるため、文化伝承に貢献できます。

複製品製作にあたっては、富士ゼロックスのカラーマネジメント技術を活用し、電子化した画像情報を和紙に出力して原本の風合いを再現させました。出力においてはグラフィックアーツ市場向け高画質フルカラー複合機を活用し、表面に凹凸がある和紙にトナーを定着させるための特殊な設定を加え、複製品を製作しました。また、出力和紙は原本で使われているものと同じ厚さ、こしなどの特性を持つ手漉き和紙を使用しております。                           

富士ゼロックスは、社会貢献の一環として伝統文書の複製を通じた文化伝承活動を2008年から実施。現在は研究・開発の主要拠点である富士ゼロックスR&Dスクエア(神奈川県横浜市)および京都を拠点とし、これまで神社仏閣、市町村、大学、企業などに250点以上の複製品を贈呈しています。

 富士ゼロックス静岡は、お客様・社員・地域社会が共に繁栄することを目指し、地域やお客様ニーズに根差したソリューション・サービスの提案・提供をしています。2016年7月に「日本で最も美しい村」連合に加盟する賀茂郡松崎町の交流拠点施設「ふれあいとーふや」を立上げ、ICT(情報通信技術)の活用促進を目的としたイベント活動を実施しています。さらに、地方自治体の課題の一つである雇用創出についても、官民一体となり対話を通して、テレワーク拠点策定による雇用創出事業を支援しています。

当社は今後も富士ゼロックスと協業して、高度な複写技術を生かした文化伝承のための社会貢献活動とともに、地方創生や地域活性化の動きと連動したソリューションを提供してまいります。



注1:「寛文十年社中絵図」(168cm×268cm、1670年)。 日光東照宮/浅草寺などを手がけた幕府御用の大工木原木工允 藤原義久が幕府側棟梁となり建造された際の境内図

  

・Xerox、Xeroxロゴ、およびFuji Xeroxロゴは、米国ゼロックス社の登録商標または商標です。



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 富士ゼロックス静岡、静岡浅間神社所蔵 重要文化財『寛文十年社中絵図』を複製、文化伝承に貢献