長野県白馬村は、フリーライドスキー・スノーボードの世界最高峰の大会である「Freeride World Tour Hakuba, Japan 2018(以下FWT Hakuba, Japan 2018)」、その予選大会となる「FWQ Freeride Hakuba 3*」、フリーライドレッスンの講習会「FWTアカデミーインストラクター講習会」などを含むイベント「Freeride Hakuba」を1月16日(火)~27(土)まで開催し、メイン大会となるFWT Hakuba,Japan 2018は安全面を考慮し、開催を見送ったものの無事に終了しました。
【約2週間に及ぶ連日の斜面チェックを経て、『安全第一』で最高位大会FWTの開催は見送り】
昨年にフリーライドスキー・スノーボードの世界最高峰の大会であるFreeride World Tour(以下 FWT)の会場としてアジアで初めて選出され、その予選大会を開催し、今回は、昨年度の斜面・積雪状況や日本人選手のレベルが認められ、予選大会ではなくワールドツアー全5戦の開幕戦として、「FWT Hakuba, Japan 2018」が1月20日~27日に日本初開催されることになっていました。
出場選手に対しての安全セミナー実施も、この大会が「安全」を徹底していることの一つです。今回のFWT Hakuba, Japan 2018に出場している選手は、フリーライドの世界大会を転戦していて滑走技術はもちろん、あたり前に雪崩をはじめとする雪山に対する知識を十分に持っているのです。しかし、大会側はそのような選手にさえ、雪崩ビーコンの使い方や埋まった人を掘り出す練習などを欠かさずに実施してます。