2017年10月24日



サントリー食品インターナショナル株式会社



サントリー食品インターナショナル(株)「CDPウォーターAリスト」に2年連続選定



サントリー食品インターナショナル(株)は、このたび、水源涵養活動や工場での水使用量の削減活動などにおいて、環境情報開示システムを提供する国際的な非営利団体である「CDP」から高い評価を受け、「CDPウォーター2017 Aリスト企業」に認定されました。これは、全世界の調査対象企業約1,600社の中から選定された2017年の「Aリスト企業」73社(うち日本企業は12社)の中の1社として認められたもので、当社は昨年に引き続き2年連続で選定されました。

この結果は、10月24日(火)に国連大学(東京都渋谷区)で開催された「CDP2017日本報告会」で発表されました。



CDPは企業や都市の重要な環境情報を測定・開示・管理・共有するための国際NPOです。2003年より、世界の主要企業を対象に、多数の機関投資家を代表して、温室効果ガスの排出や気候変動による事業リスクや事業機会に関する情報を毎年収集・分析し、その結果を公表しています。2010年より水リスクに関する情報の収集・分析を開始し、2014年から日本企業150社を対象に調査を実施、2015年から回答評価を開始しています。今年、全世界803の機関投資家(運用資産総額100兆米ドル)の賛同を得て調査が行われました。



サントリー食品インターナショナル(株)は自然の恵みに支えられている企業の責務として、「自然環境の保全・再生」「環境負荷低減」を柱に、持続可能な社会づくりに貢献するためにサントリーグループが策定した『環境ビジョン2050』のもと、「2020年目標※1」を設定し、さまざまな環境負荷低減活動を行っています。

※1 ①自社工場における製造設備・容器の洗浄や冷却に使用する水使用を42%削減※2

   ②容器の更なる軽量化や再生原料や植物由来原料の活用、国内最小※3消費電力量の自動販売機の積極的導入などにより、バリューチェーンのCO2排出を25%削減※2

※2 2007年における事業領域を前提とした原単位での削減

※3 2016年12月現在



今回の「CDPウォーター2017」では、サントリー水科学研究所や地元の大学などの専門機関と連携した科学的根拠に基づく水源涵養活動などの「自然環境の保全・再生」、また水使用量の削減を目的とした工場での水のカスケード利用※などの、水資源の有効活用を促進する「環境負荷低減」が評価されたものと考えています。

※ 製造工程で使用する水を冷却水や洗浄水などグレード(洗浄度)毎に分類し、高いグレードが要求される用途から次のグレードでまかなえる用途へ段階的に再利用を図る技術



サントリー食品インターナショナル(株)は、サントリーグループ共通のコーポレートメッセージ「水と生きる SUNTORY」のもと、「自然環境の保全・再生」、「環境負荷低減」に加え、次世代に向けた環境教育「水育」など様々な“水”に関わる活動を展開しています。

2017年1月には、サントリーグループの企業活動がグローバル化していることを踏まえ、“水”に関わる活動を行う際の基本理念としてサントリーグループ「水理念」を策定しました。今後も、国内外の300社を超えるグループ全体が同じ理念を共有し、事業にとってもっとも重要な資源“水”の保全に寄与する活動を、それぞれの地域環境に合わせて推進していきます。





▽サントリー食品インターナショナルホームページ(環境サイト)

http://www.suntory.co.jp/softdrink/eco/



▽サントリーグループのCSRについて

http://www.suntory.co.jp/company/csr/



▽CDPホームページ

www.cdp.net



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 サントリー食品インターナショナル(株)が「CDPウォーター Aリスト企業」に2年連続で選定