2017年8月28日



扶桑電通株式会社



建設業界、自治体向けICTソリューション「図面管理サービス」提供開始

~紙図面などの情報を3次元化、効率的な管理を実現~



 扶桑電通株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:児玉栄次、以下扶桑電通)は、国土交通省が推進しております建設現場にICTを活用する取り組みである「i-Construction」に対応したソリューション「SasaL 図面管理サービス」を2017年10月1日より提供を開始します。





 「SasaL 図面管理サービス」は、大判紙図面などの情報の3次元データ化を行い、データベース化することで自在な検索や柔軟な管理を可能にし、施設、ビル、橋梁、道路等の保全・補修作業の効率化、災害時における図面のバックアップ対策にも貢献できるソリューションです。



※SasaL(ササエル):Support Service Liabilityの略で、「サポートとサービスに責任をもってお客様を支えます」という理念を表す扶桑電通のサービスブランドです。(商標登録済)





■ 背景

 国土交通省は、建設企業の健全な経営、労働者の処遇改善を目指すことを柱とした建設現場のICTを活用した生産性革命を「i-Construction」として国直轄事業、自治体事業、民間事業への展開を推進しております。

 また地方自治体では、総務省の「公共施設等総合管理計画」および国土交通省の「インフラ長寿命化基本計画」のもと、道路、橋梁、庁舎などの管理、保全計画の策定が急務となっております。このような中、建設現場では、大量に過去の青焼き図面や情報が紙の形で担当部署に分散され、管理が十分できず施設の保全計画・業務実施が非効率になっているという課題が散見されています。

 扶桑電通はこの課題に、建設現場の維持管理の分野に特化してサービスを提供いたします。





■ サービスの概要

 大量の紙図面をデータ化、データベース化する「図面スキャニングサービス」「図面管理システム」「3次元データ化サービス」から構成する「SasaL 図面管理サービス」を提供し、担当部署の課題解決を「i-Construction」の核となる3次元モデルを見据えて支援いたします。



【画像: http://prw.kyodonews.jp/img/201708234897-O2-lWktkuRq



1. 図面スキャニングサービス

 青焼き、白焼きを含めた最大A0ノビまでの図面をデータ化するスキャニングサービスです。このサービスは古く劣化した図面等でも、デジタル補正技術により、よりきれいで見やすい高精細なスキャニングを可能にします。

 ・価格:A2サイズ 白黒スキャン 1枚 300円~ (製本図面は別途基本料金1冊500円が必要)



2. 図面管理システム

 スキャニングサービスでデータ化した図面を高速かつ多彩に検索できるシステムです。これらのデータは、拡大縮小はもちろん、スクロールなど自在に操作することが可能です。また、各種関連資料を追加することにより、継続・横断的な維持管理を可能にします。クラウドでのバックアップを行う付加サービスも提供いたします。

 ・価格:基本システム(クライアントライセンス5ライセンス付き) 200万円~



3. 3次元データ化サービス

 CADデータ化により、スムーズな改修計画の策定やリアリティのあるシミュレーションが可能です。3次元モデルを活用することで、設計・施工ミスの防止、住民や関係者間協議での合意形成、維持管理の効率性向上などの利活用が期待されます。

 ・価格:CAD化する対象内容により個別見積もり





本ソリューションについて、詳しくは下記URLをご参照ください。

 http://www.fusodentsu.co.jp/ict/detail/zumenkanri/?lfcpid=42





情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 建設業界、自治体向けICTソリューション「図面管理サービス」提供開始