AI(人工知能)テクノロジー企業のAppier(エイピア、以下Appier、本社:台湾、共同創業者/CEO:チハン・ユー)は、2016年8月23日、上智大学で開催されたソートリーダーシップ会議「ad:tech Tokyo International 2016(アドテック東京インターナショナル2016)」において、「Building a better world with AI」をテーマとしたセッションに参加しました。日本でもAIに対する注目度が増す中、ITジャーナリストの湯川鶴章氏を司会に迎えてのセッションでは、さまざまな解釈がされるAIについての基本的な整理、10~15年後のAIの展望、より良い世界の実現に向けたAIの役割など、最新のトピックが取り上げられ、AIを発展させるハブとしてのアジアへの期待をチハン・ユーが語りました。
チハン・ユーは、ハーバード大学でコンピューターサイエンスの博士号を取得しています。ハーバード大学在学時は、ワイス応用生物学エンジニアリング研究所と共同で、ポリオ患者の歩行を支援する自己適応型ロボティクスシステムを開発しました。ハーバード大学入学以前には、スタンフォード大学で修士号を取得しており、ここではDARPA Grand Challengeで優勝したプロトタイプ「Stanley」の開発チームに参加し、Googleロボットカープロジェクトの礎を築きました。