「香りがよさそう」
「CMで見かけて気になったから」
という理由で買ってみたけど、頭皮に合っていなかったり、洗いあがりがいまいちと思って、いつの間にか使わなくなったシャンプーってないですか?
なかには、試供品でもらったシャンプーが余っているという家庭もあるかもしれません。実はシャンプーには、髪を洗う以外にも使い道があるのです。
今日は私が実際に試してみた使い方を3つご紹介します。
1. 衣類の洗剤代わりに使う
ほとんどのシャンプーは界面活性剤を使用しています。
界面活性剤とは
洗濯用洗剤にも含まれており、たんぱく質や皮脂、油汚れなどを落としてくれるんです。そのためシャンプーで衣類を洗っても、汚れを落としてくれます。
洗濯のほかにも…
洗濯機に入れてもいいそうですが、我が家では手洗いする場合に使用しています。洗面器に水をはり、シャンプーを溶かして、普通の洗剤と同じように使います。洗っている途中、シャンプーの香りが漂うのでいい気分になりますよ。
その他、毛皮や化粧筆を洗うときにも使用できます。
2. 掃除用の洗剤代わりに使う
汚れを落としてくれるシャンプーは、掃除にも使えます。たんぱく質汚れに強いので、お風呂やトイレ掃除のときに洗剤代わりになるんです。
使い方
掃除用洗剤と同じように、直接シャンプーをかけてブラシやスポンジでこするだけ。洗剤よりも香りが強いので、いい香りに包まれて掃除することができます。
3. 浴室でのゴキブリ退治
ゴキブリは強力な殺虫剤でないと退治できないと思われがちですが、実はシャンプーをかけると簡単に退治できます。
これは洗剤をかけることによって、呼吸するための気門に洗剤が詰まり、窒息死するためです。
実際にかけてみたことがあるのですが、シャンプーはとろみがあるので、じたばたすることなくすぐに駆除することができました。
殺虫剤と違って嫌な臭いがしませんし、ゴキブリを処理した後は洗い流すだけでOKです。
閉じこもった浴室内で、殺虫剤を使いたくないという場合に重宝します。
リンス・コンディショナーは柔軟剤代わりに!
リンス・コンディショナーは、なんと柔軟剤代わりに使えるのです。私は手洗いの仕上げに使うことが多く、洗面器に水をはって、よく溶かして使うことがポイントです。布地がしっとりして、いい香りがつきます。
使用できるのは髪だけじゃない!
「シャンプー=髪を洗うためのもの」という認識がありますが、意外とほかの使用法もたくさんあります。
使わなくなったシャンプーが捨てられなくて困っているという方は、ぜひこれらの方法を試してみて、シャンプーを有効活用してみてください。(執筆者:垣内 結以)
情報提供元: マネーの達人