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ポイ活の中には「キャンペーンを実施しているキャッシュレス決済があるので、いつもの支払いをそちらに臨時に変更する」だけで達成するキャンペーンもあります。
メリットとして、支出が増えません。ムダづかいせず、リターンだけ多く得られます。
「ポイ活は支出が増えるから損」とする反ポイ活コラムへの反論も目的にしています。
すでに終了したキャンペーンも取り上げていますが、似たキャンペーンは繰り返し実施されるので、常時ポイ活を考えている人にはご参考になると考えます。
2024年10月と11月の、まだ間に合うキャンペーンから取り上げます。
JAL PayはJALマイレージバンクに入れば、誰でも無料で使える決済です。
新規利用開始の方向けのキャンペーンと合わせてご紹介します。
≪画像元:JAPAN AIRLINES≫
JAL Payは使っていない人にはイメージが湧きにくいかもしれません。
事前にJALマイレージバンクアプリをインストールし、決済資金をチャージして使います。
誰でも簡単に始められます。
飛行機に一切乗らなくても十分役立ちますが、7,000マイルためて「どこかにマイル」を目指すのがおすすめです。
チャージ方法は銀行やJAL NEOBANKなどありますが、ここではクレジットカードに限定します。
JAL Payは同時に1種類しかクレジットカードが登録できません。頻繁に取り替える使い方には向いていません。
次の、チャージ時にポイントがたまるクレジットカードがおすすめです。
・ PayPayカード(JCB、Mastercard)※チャージ還元率1.0%
・ イオンカード(JCB、Mastercard)※毎月10日はポイント倍の1.0%
PayPayカードは複数持てるようになりましたし、イオンカードはもともと多くの提携カードを何種類も持てます。
VISAブランドしかない方でも、JCBかMastercardをすぐ作れます。
JAL Payのチャージ残高は、QUICPayで支払うか、あるいはバーチャルカードとしてオンライン決済します。
今回のテーマからは離れますが、「JAL Payバーチャルカード → au PAY」のチャージがJALマイル対象(1.0%)となっているのは大きなメリットです。
エントリーが必要です。キャンペーンサイトからエントリーして、参加しましょう。
JAL Payバーチャルカードを、Apple Pay、QUICPayに新規登録すると300ポイントもらえます。
登録したJAL Payは、QUICPay加盟店で使えます。
もらえる300ポイントはJAL Payポイントであり、JAL Payで使えます。
Apple Pay、Google Payに登録するために必要なJAL Payバーチャルカードのカード番号は、「JALマイレージバンクアプリ」のトップから、最下部中央の「JAL Pay」ボタンをタップすると出てきます。
こちらは既存利用者もOKです。
JAL PayをQUICPayでひと月(10月と11月のそれぞれ)に5,000円以上使うと、500ポイント(JAL Payポイント)がもらえます。
10%還元です。2か月連続で5,000円使えば1,000ポイントです。
筆者はJAL Payからau PAYへのルートを常時利用しています。
au PAYにチャージせず、直接QUICPayを使えばすぐ達成です。
10%還元を達成し、さらに追加で「1万マイルをマイルチャージ」すると、20%還元となります。
10月と11月それぞれで5,000円使った場合、マイルチャージもあると2,000ポイントもらえます。
マイルチャージとは、JALマイルをJAL Payポイントにチャージすることです。
JALの場合、「1万マイル → 1万1,000JAL Payポイント」となります。この単位未満の交換もできますが、数字が半分になるので(8,000マイルだったら、4,000ポイント)のきなみ損です。
1万マイルのマイルチャージも、1マイルの本来価値を考えたときにはやや損なのですが、マイルの端数を持て余すケースもよくあり、決して無意味な交換ではありません。
1万マイルチャージの交換で、ポイントが増えるのなら選択肢としては考え得られます。
ドトールコーヒー(エクセルシオールカフェ等も)は、日ごろ使う決済と、臨時に使う決済を使い分けると得をします。
筆者は、ドトールコーヒーの支払いは、基本ドトールバリューカードにしました。
シルバー層が現金チャージで使っているイメージを持っていましたが、実はアプリで使え、クレジットチャージの有利なドトール最強決済です。
チャージ元を三井住友カードにすると、還元率13.0%~18.0%と高率です。
しかし他のキャンペーンがあれば、この高還元決済も気軽に封印します。
2024年9月に、「250円以上の決済で使える30円引きクーポン」がau PAYから出ていました。
こちらを3回以上使った結果、今回11月10日まで使える50円引きクーポンをもらいました。
早速250円のブレンドSで使ったところです。200円なので、20%オフです。
ドトールコーヒーはau PAYに限らず、VポイントやWAON POINTのキャンペーンもたびたび実施しています。
決済を完全固定化せず、流動的にキャンペーンに参加することで最大限の得になります。
エアウォレットは資金移動アプリですが、ローソン等一部のお店で決済に使えます。
2024年10月も、20%還元のキャンペーンがありました(還元上限1,000ポイント)。
他にも、みずほ系のJ-Coinもたまに還元があるので、使えるようにしておいて損はしません。
こちらはもう終わってしまいましたが、ファミマTカードとファミペイで繰り返し実施されている内容です。
10月25日から27日までの3日間の間に、ファミマTカードからファミペイに1万円チャージすると、150ポイントもらえました。
大きなキャンペーンではないものの、筆者も参加してチャージしました。
チャージ還元率1.5%となりますが、ファミペイ利用時の0.5%も加わるため、悪い数字でもありません。
1万円程度なら、日常の買い物ですぐ使うでしょう。
ちなみに前回は1,000ポイントもらうために3万円のチャージをしました。
ファミペイにチャージした3万円は、ファミペイバーチャルカードからJAL Payにチャージ(ポイントなし)し、JAL Payとau PAYで難なく使い切りました。
この記事では通常の決済を、キャンペーン時に臨時に切り替えるポイ活を紹介しています。
こうした機会に、非常に登場回数が多いのがファミペイです。
「チャージして使うファミペイ」と、クレジットカードに似た「ファミペイ翌月払い」を同じアプリと同じ残高で使う決済で、慣れないと非常にハードルが高いかもしれません。
そして、そもそも慣れる必要性を感じにくいかもしれません。ファミリーマートユーザーでなければなおさらです。
しかしファミリーマートを基本的に使わない筆者も、ファミペイはキャンペーン時を狙って使っています。
こうした難しい決済をどれだけ使いこなせるかが、ポイ活成功の分かれ目ではないかと考えます。
ファミペイ翌月払いでは、2024年9月に、QUICPayで1万円使うと抽選で全額還元キャンペーンを実施していました。
1等2等に外れても、必ず1%追加還元となったのです。
筆者もファミペイ(QUICPay)をせっせと使いました。
少々難しいファミペイは、使っていないとさらに難しいかもしれません。
それでも、表面だけでもぜひ把握してください。
1. ファミペイは、ファミリーマートではコード決済。それ以外では、QUICPayまたはSmartcode(汎用コード決済)で利用する
2. 初期状態でのファミペイは、チャージして使う(決済時還元率0.5%)
3. ファミペイ翌月払いに申し込んで審査に通ると、チャージなしで利用できる(決済時還元率1.2%)
4. ファミペイ翌月払いを使っていても、チャージしてくればその残高が優先される
5. 残高を使い切っていれば自動的にファミペイ翌月払いになる
6. ファミペイ翌月払いは、手数料無料になる銀行引落しにして使うべき。毎月27日支払いだが、ワンクリックで早めに銀行から支払える
7. ファミペイ翌月払いは、毎月27日であれば土日祝日でも引落しあり
8. さらにファミペイローンを申し込んで審査に通ると、ファミペイ翌月払いが還元率5.0%となる(月1万円の決済まで)。ローンを借りる必要はない
9. ファミペイの還元はファミマポイントで行われる。ファミマポイントも決済に利用できる
すでに終了したものも含みますが、キャンペーン時の決済に切り替えるタイプのポイ活についてご案内しました。
決済手段は多いほうがいいことがおわかりいただけるでしょう。
クレジットカードは多く持つことを嫌がる人も多いですが、本記事で取り上げたJAL Payやファミペイ、au PAYはクレジットカードではありません。
ファミペイ翌月払いは審査が必要ですが、それ以外は審査もありません。
決済手段はまとめたほうがいいという意見も見られますが、それで得することはめったにありません。
ぜひいろいろ使って、お得を味わい尽くしてください。
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