各種ポイントからJALマイル交換9/30まで増量 マイル交換レートアップを利用して、クレジットカードポイントの問題点を一気に解決します

各種クレジットカードのポイントから、JALマイルへの交換が現在レートアップ中です(2024年9月30日まで。10%または20%のアップ)。

こうした機会はたまにありますが、今回は告知だけでなく、さらに考えてみたいことがあります。

レートアップの機会を活かし、各クレジットカードのポイントにおける問題点の解決を目指します。

筆者も実際にキャンペーンに参加し、複数のポイントをマイルに移行してみました。

複数のポイントをマイルに移行してみました

JALマイル交換のレートアップ

JALマイルへのレートアップキャンペーンの概要です。

今回参加できなくても、キャンペーンのイメージを掴んでおくと次のチャンスに活かせるでしょう。

≪画像元:JALマイレージパーク

要エントリー(JALのサイトで)

・ キャンペーン期間:2024年9月1日~9月30日

・ 上記期間内にJALマイル交換する

・ 2024年11月に10%または20%のボーナスマイル付与

20%レートアップで交換できるクレジットカードのポイント

・ アプラスカード

・ アメックス(プロパー)

・ セゾンカード


停滞気味のセゾン永久不滅ポイントをJALマイルに交換

筆者はさっそく、セゾンカードの永久不滅ポイントを移行しました。

名前の通り「永久不滅」はポイントの売り物ですが、なにしろめっきりカードを使わなくなり、ポイントが増えません。

直接の原因は、「セゾン・アメックス・キャッシュバック」の日常利用店舗が今年消滅したことです。

このためにセゾンアメックスを2枚持ったのですが、少なくとも1枚は解約予定です。

永久不滅ポイント200(1,000円相当 ※公式ではすでに900円相当とされている)について、エントリーの上500マイルに交換しました。

後日100マイル別途もらえることになります。

ちなみに、永久不滅ポイントからANAマイルへの通常交換レートと同じ数字となります。



プロパー・アメックスはANAに追いつく

アメックス(プロパー)のポイントプログラム「メンバーシップ・リワード」からもJALマイルが20%レートアップです。

メンバーシップ・リワード・プラス登録(少なくとも交換年度において5,500円必要)済み会員の場合、通常レートは2,500ポイントにつき1,000マイルです。

このポイント数で交換するのなら、後日200マイルもらえることになります。

アメックスの場合、通常はANAマイルへの交換が有利です。

ANAの場合、同じくメンバーシップ・リワード・プラス登録済み会員の場合、「2ポイント=1マイル」(2,000ポイント単位)です。

参照:ANA

便宜上JALの単位に合わせ、2,500ポイント交換するとした場合、通常時で1,250マイルとなります。

キャンペーン時のJALだと1,200マイルなので、日頃のANAにほぼ追いつくチャンスといえます。

10%レートアップで交換できるクレジットカードのポイント

・ 出光カード

・ エポスカード

・ オリコカード

・ JCBカード

・ ジャックスカード

・ ダイナースクラブ

・ TSキュービックカード

・ トヨタファイナンス・マイレージプラン

・ 日専連カード

・ ポケットカード

・ MUFGカード/NICOSカード/DCカード

10%増量ももちろんありがたいのですが、エポスゴールドカードのように有効期限がないポイントをためている場合、今回は飛びつかないほうがいいと筆者は考えています。

逆にもともと有効期限1年と短いオリコは、最近交換レートがのきなみ低下したことでもあり、いい機会でしょう。

10%増量で面白いのは、MUFGカードのブランドのうち、三菱UFJカード(グローバルポイント)です。

もともとJALマイルへの交換が、「200ポイント(1,000円相当)= 400マイル」と低めです。

ですがキャンペーンでマイル交換率0.4%が、0.44%になるのです。

これでもまだ小さいと思われるかもしれませんが、三菱UFJカードは多くのスーパーで大きなポイントアップが受けられるようになりました。日頃の嵩上げチャンスが大きいのです。

いっぽうでポイント移行先が乏しく(Amazonはある)、使いづらいポイントでもあり、今回この数字でも十分なチャンスと考えます。

幸い400ポイントあったので、早速移行しました。800マイルにさらに80マイルを付けてもらえるはずです。


マイル交換はまとめてするほうがいいが

航空会社のマイルは3年(JAL、ANAの場合)の有効期限があるため、本来はできるだけポイントの状態で持っておくのがおすすめです。

特に「隠れマイラー」(筆者の造語)である筆者はこれを重視しています。

とはいえJALマイルについては今年から決済アイテム「JAL Pay」を使っていて、現にためています。

レートが有利になる移行機会があるなら、この機会に実行しようという気になるわけです。

JALマイルについては、7,000マイルで日本のどこかに行ける「どこかにマイル」という楽しみもあります。

ともかく今回、2つのカードで半端にたまっていたポイントを、1,480マイルに移行しました。

JAL Pay利用でたまっているマイルと併せ、どこでもマイル利用にちょっと近づきました。


レートアップは、ポイントプログラムの欠点を埋め合わすチャンス

多数のカードを持っていると、ポイントに悩まされることもあります。

悩みの度合いが大きな場合は解約してしまいますが、三菱UFJカードのようにポイント利用は今一つでも、ためやすいポイントというものもあるのです。

ともかくレートアップは、ポイントプログラムの欠点をカバーできる機会です。

次にキャンペーンがある際は、この視点からもぜひアプローチしてください。

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 各種ポイントからJALマイル交換9/30まで増量 マイル交換レートアップを利用して、クレジットカードポイントの問題点を一気に解決します