約3人に2人がビットコインを知っている「暗号資産(仮想通貨)で投資していますか?」
株式会社フォーイットが運営するWeb3メディア「Mediverse(メディバース)」は、『ビットコイン投資に関するアンケート』を実施し、その調査結果を発表しました。
この調査は、全国の20歳以上の男女500人を対象に、2024年7月4日にネットリサーチ方式で行われました。
調査結果によると、ビットコインの認知度は63.0%で、約3人に2人がビットコインを知っていることが分かりました。
特に40代男性の認知度は約9割に達しており、世帯年収500万円~700万円および1,000万円以上の層でも約4人に3人が認知していました。
ビットコインを知っていると回答した63.0%のうち、実際に投資を行っているのは16.5%に留まりました。
約4人に3人が「投資をしていない」と回答し、残りの1割程度が「検討中」との意向を示しました。
男女別に見ると、男性は女性に比べて2.5倍の割合で投資意欲が高いことが分かりました。
年代別では、40代以下の約4人に1人が投資を行っている一方、50代以上ではその比率が大きく下がり、9割前後が「投資していない」と回答しました。
世帯年収別では、1,000万円以上の層で約3割が投資を行っており、世帯年収と投資意欲が連動していることが見受けられました。
投資を検討中と回答した10.2%の人々に懸念点を尋ねたところ、
「ビットコインの買い方がわからない」
「値下がりしそう」
「セキュリティリスクが怖い」
が上位に挙がりました。
男女別では、
男性は「買い方がわからない」が過半数を超え
女性は「値下がりしそう」「セキュリティリスクが怖い」が6割以上
を占めました。
年代別では、
20代は「セキュリティリスクが怖い」
30代と40代は「買い方がわからない」
50代は「値下がりしそう」「セキュリティリスクが怖い」
60代は「買い方がわからない」「投資できる余裕資金がない」「周りに投資している人がいない」が同率で上位に挙がりました。
世帯年収別では、各層で異なる懸念点が見られ、世帯年収によって投資への躊躇理由が異なることが分かりました。
今回の調査結果から、ビットコインの認知度は高いものの、実際の投資実施率は低く、性別・年代・世帯年収が大きく影響していることが明らかになりました。
投資を躊躇する理由は精神的な要因が多く、十分な情報や知識が得られていないことが一因と考えられます。