JCBカードの「リボ払いキャンペーン」を使って税金支払い 入会から解説
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先日、固定資産税全4期のうち3期を、3種類のキャンペーンを駆使して支払いました。

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1万3,000円ほど戻ってくる想定であり、これだけメリットがあると納税も決して苦痛ではなくなります。

さて今回はこの続編であり、またしても納税です。

今度は、家内の住民税の納付書が届きました。

相続があったため、今年だけ多額となっています。

これをどう支払うか考えた結果、JCBカードに入会してキャンペーンを利用することにしました。

JCBにしたのは、入会キャンペーンよりも、既存会員のための大きなキャンペーンがあったのが主な理由です。

JCBカード(プロパーおよび地銀系)で繰り返し実施されている、スマリボ(リボ払い)キャンペーンです。

こちらで、住民税の少なくとも1期分を納付するつもりです。

さらに別の、分割払いのキャンペーンもあるので、2期分も支払います。

JCBカードのキャンペーンとともに、リターンを最大にする納税の取り組みを案内します。


リターンを最大にする納税の取り組みを案内します

納税の考え方とキャンペーン利用

今回は住民税ですが、考え方はなんでも一緒です。

クレジットカードで支払える請求書を、キャンペーンを利用して支払い、リターンを得ます

義務である納税から、最大限回収する考え方を紹介します。

「楽して納付」は目的ではない

税金のキャッシュレス納付の際、世間一般で優先的に考えるのは次の要素ではないでしょうか。

・ 簡単に支払いたい(QRコード決済が人気)

・ 手数料なく支払いたい(QRコード決済が人気)

・ ポイントが付くと嬉しい(au PAY、ファミペイなどチャージでポイントがたまる決済を選ぶ)

筆者はどの要素も、無視はしませんがさほど考慮しません。

納付の際の手数料はあるよりないほうがいいですし、ポイントもあれば嬉しいものですが、もっと優先すべき事項があるのです。

このため、QRコード決済は、例外的にクレジットカードの利用金額につながるときのみ用います。

原則は、クレジットカードでのオンライン納付です。

一般のネットショッピングと異なり手数料は本人負担となりますが、回避しません。

クレジットカードの入会キャンペーンで利益を得る

クレジットカード会社は販促のため、繰り返し入会キャンペーンを実施しています。

これを利用します。

キャンペーンの内容は、おおむね次のいずれかです。

・ 一定額を決済すると、特典がある(キャッシュバックやポイント)

・ 利用額について通常よりも高いポイント還元がある

高額の決済をしなければならないときは、真っ先にいいキャンペーンがないかを考えます。

6月のこの時期は、入会キャンペーンは決して盛んではありませんが、探せばあります。

年会費無料のカードでは、次のものが見つかりました。

・ JCB CARD S(およびその他オリジナルシリーズ)

・ P-oneカード<Standard>

・ ファミマTカード

P-oneカードには9,000円のキャンペーンがあります(専用申込みサイト限定)。

このカードはオートキャッシュバックカードですが、税金を支払っても通常のキャッシュバックはありません。

通常のポイントに該当する1%のキャッシュバックが絶対に欲しいわけではなく、そして納税がキャンペーン対象外とは書かれてはいないものの、やや意欲を削がれます。

同じポケットカード発行のファミマTカードは、筆者も入会キャンペーンを満額で達成したばかりです。

よくわかっているこちらを家内に作ってもらってもいいのですが、ファミリーマート以外で使う場合は、利用額について「3.5%還元」という内容です。

他に候補がなければまったく気にしないのですが、決して高還元ではありません。

なおファミマTカード、関連記事では低め評価にしていますが、その後もキャンペーンが多く、わりと使っています。

悩んでJCBカードにしました。

比較的最近登場した、スタンダードタイプのJCB CARD Sです。

家内名義でさっそく申し込み、すぐに審査を通過しました。カード到着を待っています。

余談ですが、最近は勤務先住所等も記入不要(任意)なのに気づきました。

銀行口座のオンライン設定のおかげで、本人確認もなく、非常に楽です。


JCBカードの入会キャンペーンでは税金は支払えない

JCBカード(券種を問わず共通)の現在の入会キャンペーンは、次のものです。

・ Amazon利用で20%キャッシュバック(最大3万円)

・ Apple Pay、Google Pay、My JCB Pay利用で20%キャッシュバック(最大3,000円)

残念ながら、いずれも税金とは無関係です。

My JCB PayはQRコード決済(Smartcode)ですが、税金は払えません。

この機会にAmazonでいろいろ生活必需品を買うつもりですし、家内自身の通常のカード利用についても、Apple Payを積極活用してもらいます。

とはいえAmazonで15万円も買い物することはないので、還元上限ははるか遠い存在です。

この2種類の入会キャンペーンを狙ったわけではないのです。

主たる目的は次の、既存会員向けキャンペーンにあります。

スマリボ利用で1万円キャッシュバック

≪画像元:JCB

入会キャンペーンよりもこちら、リボ払いのキャンペーンを重視しました。

既存会員向けのリボ払いキャンペーンは、どのカード会社でも縮小傾向ですし、還元金額も大きいものではありません。

そんな中、JCBカード(オリジナルシリーズおよび全国の地銀系JCBカード)では、繰り返し実施されています。

カードを持っていないので参加できませんでしたが、先日も「2万円」のキャンペーンがありました。

既存会員なら、機会が来るたび繰り返し利用できるわけです。税金の支払にも向いています。

リボ払いキャンペーンは、メインのカードでないほうがむしろ参加しやすいものです。

リボ払いにキャンペーンチャレンジするにあたって

筆者はつい先日も、リボ払いのキャンペーン(2社)を活用して固定資産税を支払ったところです。

すべての決済が自動でリボ払いになるわけですが、支払いが後回しになることのメリットなど一切感じません。

キャンペーンの特典のため、手間と手数料を掛けて参加しているわけです。

世間では「リボ払いは絶対にやめなさい」と強く言います。

この指摘は、年中リボ払いキャンペーンを活用している筆者にはまったく関係がありません。見ている景色が違うからです。

リボ払いキャンペーンで特典を得たいなら、研究が必要です。

特に、リボ手数料という名の利息を抑える方法を常に考えていきたいものです。

JCBのスマリボキャンペーン

既存会員のための、JCBスマリボキャンペーンを紹介します。

キャンペーン登録と、スマリボ登録の両方が必要

・ キャンペーン登録期間、スマリボ登録期間は2024年6月1日から7月31日

・ 利用期間は2024年5月16日から9月15日まで

・ 会員用WEBサービス「My JCB」にログインすること

・ 登録したカードで期限内に10万円利用

12月支払時までスマリボ設定を維持すること

地方税お支払いサイトで住民税を支払う筆者にとっては、簡単に達成できます。

今回届いた住民税の1期分(7月1日納期限)をオンラインで支払います。

注意すべきは「必ずリボ手数料を発生させること」です。

JCBの場合手数料回避ができるのですが、ゼロにしてしまうとキャンペーンの対象外になります。


スマリボの手数料削減の方法

リボ払いの内容も千差万別です。

JCBのスマリボは、このような内容です。

・ 原則、手数料が発生する。しかし、次の例外がある

・ リボ残高を残さず10日の支払日にまとめて支払ってしまうと、手数料が発生しない

・ 月の支払額は残高により自動で決まる(最低5,000円または1万円…コースにより決まるが、キャンペーンの目的なら標準コースの1万円を選ぶべき

金融リテラシーの低い人が挑むと、簡単に借金漬けになる怖いタイプです。

ただ「支払日に残高をまとめ払い」「任意に繰上げ払い」などの方法で借金の芽を摘むのも簡単なため、わかっている人にとっては参加しやすいキャンペーンです。

残高を減らすことを心がけたうえで、最小限の手数料は支払わないといけません

筆者の場合、住民税1期分を支払ったあとの最初の支払日(8月13日…10日が土曜のため3連休でズレる)において、残高を残さず支払ってしまう想定です(この際は手数料なし)。

住民税支払後、最初の締めである7月15日まで、JCBは使いません。

できれば支払日である8月13日まで使わないのが最適(リボ残高がリセットされる)ですが、入会キャンペーンもあるためなかなかそうも行きません。

7月15日の締日を過ぎてから、AmazonやApple Payのキャンペーンの利用分を始めます。

これらの支払は9月10日に引き落とされますが、その際には支払額を調整(またはATMで臨時の繰り上げ払い)して、わずかに手数料が発生するようにします。

これで、最小限の手数料でキャンペーンを乗り切れます。

なおせっかく考えた上記のスケジュール想定は、次に取り上げる分割払いキャンペーンの都合により破棄せざるを得ませんでした。

分割払いキャンペーンもある(5,000円キャッシュバック)

分割払いキャンペーン

≪画像元:JCB

JCBのキャンペーンは、もうひとつあります。

こちらはJCB CARD S限定、新規入会限定のキャンペーンです。

分割払い、スキップ払い(支払い月を任意の月に延ばす)で5,000円のキャッシュバックです。

このキャンペーンも10万円の決済で達成です。

リボ払いを分割払いに替えられる?

分割払いキャンペーンのご説明の前に、筆者の失敗と、リカバリーの予定をお話しします。

もともとこの分割払いキャンペーンについては半信半疑であり、使えれば幸いという気持ちで申し込みました。

というのは、入会時にリボ払い設定しているからです。

すべての支払がリボ払いになっている状態で、後から分割払いに変更できるかわかりませんでした

申込み後、改めて検討してみたのですが、これはできないようです。

分割払いのキャンペーン要項をよく読むと、「スマリボ登録中のカードは対象外」と書かれていました。

失敗しましたが、間に合います。

キャンペーン利用の順番を入れ替えれば大丈夫です。このようにします。

1. すでにスマリボ設定をして申し込んでしまったカードについて、到着後すぐリボ設定を解除する

2. 分割払いのキャンペーンにエントリー

3. 住民税1期分(納期7月1日)を分割払いで支払う(1回払いで支払ったのちに、分割に変更でも構わない)

4. 7月31日までに、スマリボの再登録と、スマリボキャンペーンのエントリーをする

5. 住民税2期分(納期9月2日)を支払う(リボ払い)

JCB CARD S新規入会者限定分割スキップで5,000円キャッシュバック

リボ払いより、こちらのキャンペーンを先に実行することにしました。

概要です。

・ 入会月により、「6月1日~8月31日」利用の第1弾と、「8月1日~10月31日」利用の第2弾に分かれる

・ 要エントリー

・ 期間内に10万円以上、分割払い(3回以上)またはスキップ払いを利用

・ 1回払を後から分割・スキップに変更でも可

・ 会員用WEBサービス「My JCB」にログイン

・ 第1弾は12月支払分で、第2弾は2025年2月支払分でキャッシュバック

7月31日までの入会が第1弾、9月30日までの入会が第2弾の対象です。

筆者は第1弾です。

なお、分割払いの手数料については、「ゼロ」だった場合にはキャンペーン対象外となります。

逆にいうと、たとえば「3回払」の分割を選び、一度手数料が発生していれば、残りの残高は繰り上げて消滅させてしまっていいということです。

これは必ず実行しないと、5,000円の特典をもらってもあまり手元に残らなくなると思われます。

繰り上げ払は銀行振込みや、コンビニ払いで可能です。

その他のJCBのキャンペーン

せっかくカードを作るのですから、できる限りの特典を得たいものです。

別のキャンペーンも見ておきます。

家族カード作成で最大2,000円

≪画像元:JCB

こちらも繰り返し実施されているキャンペーンです。

家族カードを作ると1枚につき2,000円、最大4,000円のキャッシュバックがあります。

筆者のために1枚申し込んだので2,000円もらえます。2024年9月30日まで実施中です。

タッチ決済キャンペーンで10%還元

7月15日まで、JCBタッチ決済で10%還元(上限1,000円)キャンペーンを実施しています(要エントリー)。

限定された店舗が対象です。

筆者のよく行くドトールコーヒーも対象ですが、三井住友カードスマホタッチ決済で常に10%還元(基本は7%)なので、使いません。

オーケー、マルエツが対象になっているのでこちらで家族カードを使うつもりです。

サンマルクカフェやスターバックスも使うかもしれません。

7月15日まで開催です。


JCBカードを作って税金その他を支払い、2万円を超える特典をもらいます

納税義務が生じたので、そこからキャンペーンを探し、結論が出ました。

想定と異なる手順が生じ、立て直したりしながらスケジュールをこなしていきます。

AmazonやApple Pay等のキャンペーンにも挑み、合計で2万円を超える特典を得る予定です。

なお、住民税はまだ3期、4期がありますし、先日支払いきれなかった固定資産税の4期分もあります。

今後も工夫しながら支払っていきます。

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 JCBカードの「リボ払いキャンペーン」を使って税金支払い 入会から解説