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ここのところ、クレカの改定が相次いでいます。
知られざる「収入証紙」の世界 キャッシュレス化で利用場所は減少傾向
中でも激震なのが、クレディセゾンのカードです。
そこで今回は、セゾンカードの改定をまとめました。
≪画像元:クレディセゾン≫
セゾンカードを電気・ガス・水道・NHK料金の支払いや、電子マネーチャージ(Suica、PASMO、ICOCA、Kyash、au PAY)に利用すると、現在は1,000円につき永久不滅ポイントが1ポイント貯まります。
しかし、7月11日以降は2,000円につき1ポイントに変更されます。
還元率にすると、0.5%→0.25%への改悪です。
今年の1月に国税、都道府県・市町村の各種税金(ふるさと納税除く)などの還元率も、0.5%→0.25%へ改悪されました。
固定費のクレカ払いでポイント高還元は厳しくなりますね。
一部のセゾンカードには、別途サービス年会費を支払うことでJALマイル高還元の「セゾンマイルクラブ」というサービスがあります。
電気・ガス・水道・NHK料金の支払いや、電子マネーチャージに対象のセゾンカードを利用したセゾンマイルクラブ会員は、現在は1,000円につき10マイル貯まります。
アメックスブランドのみ、2,000円ごとに永久不滅ポイント1ポイントが追加で還元されます。
しかし、7月11日以降は2,000円につき10マイルに変更され、アメックスブランドの追加還元もありません。
≪画像元:クレディセゾン≫
基本的にはサービス年会費の発生するセゾンマイルクラブですが、「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」(セゾンプラチナ・アメックス)はサービス年会費がかかりません。
JALマイラーにとっては、欠かせないサービスでしょう。
しかし、これも7月更新・登録分より変更され、5,500円のサービス年会費が発生するようになります。
年間積算マイルが15万マイル到達で次年度サービス年会費無料ですが、正直高いハードルですね。
≪画像元:クレディセゾン≫
セゾンカードで最も大幅に変更される(された)のは、ユナイテッド航空のマイルが貯まる「マイレージプラスセゾンカード」ではないでしょうか。
・マイレージプラスセゾンカードの年会費が1,650円→3,300円、マイレージプラスセゾンゴールドカードが2万2,000円→3万3,000円に値上げ
・マイルアップメンバーズ年会費が5,500円→1万1,000円に値上げ
・税金・公共料金のマイル還元率が低下
・電子マネー・プリカチャージがマイル還元対象外
・プラチナの1.5%還元に年間90万マイルまでの上限を設定
・プラチナ・ゴールドの「マイル購入10%割引サービス」が終了
と、改悪だけでもこんなにあります。
・アメックスのゴールドは「手荷物無料宅配サービス」を利用可能
・ゴールドは「ユナイテッドクラブパス」を年間1枚進呈
・プラチナは「セゾンプレミアムレストランby招待日和」を利用可能
といった改善もありますが、陸マイラーにとっては痛恨の一撃に違いありません。
≪画像元:クレディセゾン≫
「SEIBU PRINCE CLUBカードセゾン」は、全国の西武プリンスクラブ加盟店での利用時に、永久不滅ポイントとSEIBU Smile POINTがダブルで貯まるカードです。
PASMOオートチャージ、西武鉄道のチケットレスサービス「Smooz」に対応、ペペでのお買物が5%割引など、空ではなく陸で、特に西武沿線住民にとっては欠かせません。
そんなSEIBU PRINCE CLUBカードセゾンですが、5月1日よりPASMOオートチャージサービスが永久不滅ポイントの還元対象外になりました。
≪画像元:クレディセゾン≫
「セゾンiD」は、おサイフケータイ搭載端末をお店の読取機にかざすだけで支払える、簡単・スピーディーな後払い電子マネーです。
そんなセゾンiDですが、Netアンサーの一部サービスを以下のスケジュールで終了します。
セゾンiDは継続して使えますので、安心してください。
Android端末では、Google Payにて代替サービス「QUICPay+」を利用できますので、登録するといいでしょう。
≪画像元:クレディセゾン≫
セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード(セゾンローズゴールド・アメックス)は、段階的にリニューアルをしています。
昨年12月には、以下のリニューアルがなされました。
・月会費980円から年会費実質無料へ変更
・国内空港ラウンジサービス
・手荷物宅配サービス
・最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険(利用付帯)
・国内ポイントの還元率が1.5倍に変更
そして今年5月、カード自体に大きな変更がなされました。
カード番号や有効期限をカード裏面に集約し、カード署名欄を廃止することで、スマートな券面になりました。
タッチ決済機能も搭載され、利用シーンが拡大します。
家族カードも導入され、年会費1,100円で最大4枚まで発行可能です。
そして、プライオリティ・パスの年会費が、通常年会費469米ドルのところ優遇年会費の1万1,000円です。
様々なセゾンカードの改定を見てきましたが、全体的に「改悪」です。
セゾンローズゴールド・アメックスの場合、改善・改良というより、当初とは全く別物になりました。
特に、ポイント還元についての改悪が目立ちます。
ポイント重視派の人は、カードを再検討する機会かもしれません。
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