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楽天カードで決済すると還元率は1.0%です。
いっぽう、楽天カードから「楽天キャッシュ」にチャージし、楽天キャッシュを楽天ペイで使うと還元率が、チャージ0.5%と決済1.0%で合計1.5%となります。
これがWポイントの典型例です。
Wポイントの現状を見てみます。
Wポイントでポイントアップをする方法は、キャッシュレス決済の加盟店であればどこでも役立ちます。
まんべんなく得になるため、キャッシュレス生活の基本として押さえておきたいわけです。
プレミアの付く決済が多くなっても、この基本方針は変わりません。
多くのQRコード決済で、税金その他、請求書による料金が支払えます。
クレジットカードでのオンライン決済と違い、手数料が無料なのは大きなメリットです。
支払いの際にポイント付与が付く事例はあまりありませんが、それでも現金払いより得になることがあります。
少なくとも、税金等支払の原資を作るチャージの際には、ポイントが付いているためです。
このような、税金等であっても得をするWポイント(のうち片方ポイント付与)の一例です。
・ au PAY
・ 楽天キャッシュ(楽天ペイ)
・ nanaco(セブン-イレブン店頭)
・ WAON(ミニストップ店頭)
・ ファミペイ(ファミリーマート店頭)
Wポイントで支払っていると得をした気になりやすいのですが、機会損失を起こしていることも多いので、気を付けましょう。
セブンカード・プラス(クレジットカード)からnanacoにチャージして支払うと、これはチャージ(0.5%)と決済(0.5%)で合計1.0%のWポイントです。
ですがセブン-イレブンでこうした決済をしても、それほど意味がありません。
2024年1月21日までキャンペーンでnanaco2倍になりますが、それでも還元率1.5%に過ぎません。
いっぽう、プレミアの付く決済を選ぶと、こうなります。
・ 三井住友カードスマホタッチ決済…7.0%以上
・ 三菱UFJカード…5.5%(リボ払い設定で10.5%)
セブン-イレブンでは、この2枚が圧倒的に強いのです。
Wポイントだといってnanacoでの支払いを続けるたび、見えない損をしていくわけです。チャージと利用、双方でポイントが付くケースではなく、ポイント付与がチャージだけなのに得な決済もあります。
モバイルSuicaは、街中で使う場合は決済でポイントが付きません。
ですが、チャージ自体で大きな数字が出ます。
ビューカードからチャージすると、チャージ時還元率1.5%です。
先の「セブンカードプラス+nanaco」の1.0%よりも得になります。
ちなみにビューカードよりお得だったのがエポスゴールドカード(選べるポイントアップショップにモバイルSuicaを登録しておくと、最大で2.5%還元)でしたが、2023年にこのルートは消滅しました。
Wポイントも、使うべきシーンで活用している限りなんの問題もありません。
使ってはいけないシーンとは、プレミアの付く決済方法があるのに、惰性によりWポイントで満足してしまうものです。
それ以外では現在も役に立つ、Wポイントの例です。
・ エポスゴールドカード×楽天Edy
・ エポスゴールドカード×au PAY
・ Orico Card THE POINT×au PAY
・ リクルートカードVISA・Mastercard×楽天Edy
・ リクルートカードVISA・Mastercard×Apple Payのnanaco
・ イオンカードセレクト×WAONオートチャージ
Wポイントも大事ですが、たかだかポイントを0.5%上げる程度のテクニックです。
それよりも、特定の店舗における特定の決済で大きなプレミアが付く自体なので、これを押さえておきたいものです。
「商業施設系列のキャッシュレス」のことではありません。
先のセブン-イレブンの事例のように、最近は系列外のキャッシュレスでプレミアが付く例が増えています。
特定の店舗で使うわけで、PayPayやau PAYから発行されているクーポンにも性質が似ています。
三井住友カードは1枚持っておきましょう。基本のカード「NL」がおすすめです。
三井住友カードがないというだけで、現代社会では大きな機会損失です。
次の店舗(商業施設内は例外あり。サイゼリヤは全店ではない)では、三井住友カードのスマホタッチ決済をしたいものです。
最低でも7.0%還元、親子ポイントやOlive特典によりさらに大きな数字となります。
・ コンビニ(セブン-イレブン、ローソン、ミニストップ、セイコーマート、ポプラ等)
・ ファストフード(マクドナルド、モスバーガー、すき家)
・ ファミレス(サイゼリヤ、ガスト等すかいらーくグループ、ココス、はま寿司、かっぱ寿司)
・ カフェ(ドトールコーヒー、エクセルシオールカフェ)
なお三菱UFJカードも特約店を持っていますが、三井住友カードほど独自の価値はありません。
ただ、牛めしの松屋では唯一無二の存在です。
JCBカードのオリジナルシリーズは、ポイント還元率は低めです。
「元の数字が低い」と「ポイントの交換レートが悪い」という理由が複合したものです。
それでも、以下を例とする特定の店舗では大きな還元があるので、積極的に使うといいでしょう。
・ Starbucks eGift購入 … 10%
・ amazon … 1.5%
・ セブン-イレブン … 1.5%
・ App Store … 1.5%
2024年1月10日より、バーチャルプリペイドカード(銀行からオンラインチャージして使う)のVisa LINE Payプリペイドカードの還元率が3.0%となります。
これは「タッチ決済」専用です。
iDはルール改定で無価値(ポイント付与なし)になりました。
それから、LINE Payにセットして使うVisa LINE Payクレジットカード(p+)です。
月1万円までしかポイントが付きませんが、5.0%という驚異の数字です。
最後に、セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードで使うQUICPayです。
年間30万円まで還元率2.0%となります。
いずれも、0.5%を争う還元率よりも、圧倒的なインパクトを持っています。
もはやWポイントの時代でなく、還元のプレミアを争う時代であること、おわかりいただけたでしょうか。
それでも、Wポイントが無意味になったわけではありません。なにかの特約店ではない店舗では、健在です。
税金等の支払いにも、少なくともチャージ分にはポイントが付きます。
現況を知って、最適なキャッシュレスを味わいましょう。
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