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銀行、クレカ両方の分野でサービス充実の三井住友Oliveには、さらに利用者自身の選べるサービスがあります。次の4種類です。
・ 給与・年金の受取り … 毎月200ポイント
・ Vポイントアッププログラム … 特約店での還元率1%アップ
・ 毎月100ポイント
・ コンビニATM手数料無料1回
自営業の筆者の場合、給与はないので他の3種類から選ぶことになります。
12月までは、コンビニATM手数料無料特典を選んでいました。
コンビニATMを月1回コンスタントに使うなら、単純に考えて「100ポイント」(=100円)特典よりは価値が上になります。
これを1月から、Vポイントアップ1%に変更しました。
三井住友カードのスマホタッチ決済で7.0%以上となる特約店で、月合計1万円使うなら、「100ポイント」より明白に得となります。
そこまで確実に使うかどうかは不明ですが、コンビニATMを使わない生活を実現してみたくなりました。Oliveの特性がものを言います。
毎月使っていた、コンビニATM手数料無料特典を放棄してしまいました。
今後は毎回、手数料を支払って使うのかというと、そうではありません。
無料特典なしにコンビニATMを使うと、平日日中(8:45~18:00)220円、それ以外330円掛かります。
毎月25日・26日(土日に掛かる場合それぞれ前後にスライド)に関しては三井住友銀行利用者なら手数料無料なので使いますが、それ以外の日には、コンビニATMで三井住友銀行からの引き出しはしません。
今回、少々不自由でもお得を優先することに、ルールを作り替えることにしたものです。特典の変更は毎月可能ですが、ちょっと操作がわかりにくくなっています。
「三井住友銀行アプリ」を開き、トップページの「口座残高」の下の「コンビニATM手数料・振込手数料」の欄をタップして行います。
本格的キャッシュレス時代になった今、筆者も財布の中がカラッポに近いまま1週間ぐらい平気で過ごしていたりします。
とはいえ、現金も必要になります。
むしろキャッシュレス時代であるがゆえ、「現金をわざわざ作る」作業が欠かせないのです。
三井住友銀行のATMか、あるいは提携している三菱UFJ銀行ATM(支店ATMを除く)があればOliveユーザーは常に手数料無料で引き出せます。
ただ、絶対にあるわけではありません。
いっぽう、街中でコンビニのない場所はほぼありません。
月1回でもコンビニATMが無料で使えると、大変助かるわけです。
このメリットを放棄しました(毎月25・26日を除く)。
どうするのかというと、次の方法でお金を作ります。
・ 三井住友銀行から、自分の他の銀行に振り込む(スマホで)
・ 楽天銀行なら、コンビニATM全種類で引き落とす
・ イオン銀行なら、ミニストップやまいばすけっと、マルエツ等にあるイオン銀行ATMで引き落とす
三井住友Oliveは他銀行への振込みが当初無制限でしたが、2023年12月より本来ルールの「月3回」になっています。
月3回もあれば十分です。
三井住友銀行から自己の楽天銀行またはイオン銀行に振り込み、こちらからキャッシュカードで引き出す際には、取引状況による手数料無料回数があります。
楽天銀行は筆者の場合、月1~2回無料です。
振込無料回数とは別建てのため、ほぼ困りません。
イオン銀行は、普段使っていないため、無料で使えるサービスは多くありません。
イオン銀行からの引き出しのみ無料となります。
つまり、三井住友銀行でのATM無料回数なしは、他の銀行とのコラボにより解決するわけです。
いちいち振り込みしないといけないわけで、面倒は面倒ですが、次に取り上げるとおりささやかなメリットのほうを選びました。
三井住友カードでは、コンビニ、飲食店の多くにおいて、スマホによるタッチ決済で7.0%の大きな還元が得られます。
7.0%は最低限の数字です。
Oliveユーザーである筆者の場合、さらにこうなっています。
・ 三井住友銀行アプリにログイン … 1.0%
・ (三井住友カード共通)家族ポイント … 1.0%
・ 選べる特典 … 1.0%
すでに毎月、特約店を9.0%で使っていたのですが、これをキリのいい10.0%還元にしたわけです。
この数字は、「SBI証券」「住友生命」「外貨預金」「住宅ローン」「SMBCモビット」等の取引でさらにアップします。
三井住友カード共通の特典である家族ポイントも、最大5.0%(本カードを持つ家族が5人)まで上がり、合計で20.0%まで上がります。そこまで高い数字は求めませんが、今後子供が18歳になれば家族ポイントが増えますし、SMBCモビット(消費者金融)の利用を始める可能性もあります。
三井住友カードの特約店です。
・ コンビニ(セブン-イレブン、ローソン、ミニストップ、セイコーマート、ポプラ等)
・ ファストフード(マクドナルド、モスバーガー、すき家)
・ ファミレス(サイゼリヤ、ガスト等すかいらーくグループ、ココス、はま寿司、かっぱ寿司)
・カフェ(ドトールコーヒー、エクセルシオールカフェ)
これらのお店を使う際、筆者は今後「10%還元」と考えることができます。
なお、セブン-イレブンとローソンは三菱UFJカードの特約店でもあります。
リボ払いを常時設定している筆者は、10.5%で使えます。
ですが、三菱UFJカードはもう封印します。
ポイントアップの計算方法が大きく違うからです。
・ 三井住友カード … 特約店の利用を合計して、200円ごとに算定
・ 三菱UFJカード … 店舗単位で月1,000円ごとに算定
セブン-イレブンで1,000円使わなかった月は、三菱UFJカードの場合ポイントアップがありません。これで10.5%と言われても、計算単位の細やかな三井住友カードの10.0%のほうがずっといいのです。
実際に今後、毎月特約店をどの程度使うかは未知数です。
利用額が1万円に満たない場合、「毎月100ポイント」の特典を選んだほうがよかったということにもなります。
ですが、キャッシュレス時代においては間違った決断とは思いません。
現金が必要な際は、工夫をしていきます。
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