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本格的に寒くなってくると、重ね着をする方も増えてきます。
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高齢者の場合、身体が動きにくくなるほど、重ね着をされる方もいます。
昨今の光熱費の高騰を気にされ、暖房器具を極力使わないようにしている高齢者の方もいますが、寒いと身体が動きにくくなり、転倒の危険性が高まります。
今回は、高齢者の方が手軽に安価でできる温活やその注意点をご紹介します。
寒いとついつい、多くの服を重ね着してしまいがちですが、身体が動きにくく感じるほど窮屈な重ね着をしてしまうと、血行が悪くなり、逆に冷えの原因になります。
近年は発熱効果のある温かい下着が発売されています。
発熱効果のある下着を活用して、重ね着の枚数を減らすことをおすすめします。
しかし、発熱効果のある化学繊維でできた下着が合わず、身体がかゆくなる方もいます。
また、今まで綿100%の下着を使い続けているので、替えるのに抵抗がある方もいます。
そんな方におすすめしたいのは、綿100%の発熱効果のある下着です。
綿100%あったかインナー・クルーネック長袖レディース(敏感肌さん)税込 1,980円
≪画像元:ベルメゾンネット≫
綿100%あったかインナー・クルーネック長袖レディース(敏感肌さん)
この下着は、敏感肌用の吸湿発熱効果のある商品です。
縫い目が外側にあり、かゆみを引き起こしにくい工夫がしてあります。
下着を温かいものにすると、上に着る服を減らすことができます。
着る衣服の数が減ると、血行が悪くなるほどの窮屈さもなくなり、動きやすくなります。
冬は、寒さで活動量が減りますので、動きにくさが加わるとますます動かなくなってしまいます。
活動量が減ると足腰が弱ってしまい、さらに動きにくくなるという、良くないサイクルに陥ってしまう可能性があります。
温かい下着を着ることで、動きづらさが減り、寒い時期でも散歩などを続けることができます。
下着を変えるだけで、寒い冬でも不快感なく活動的に過ごせるのはとてもお得です。
食事内容をちょっと工夫するだけで、身体を温めることができます。
身体を温める食品として、意識している方が多いのは、しょうが・ニンニクなどではないでしょうか。
今回高齢者の方に、体を温める食品として特におすすめしたいのは、鶏肉や豚肉、牛肉などの肉類です。
高齢者になると、食事量が減り、十分なタンパク質が取れていない方もいます。
タンパク質が取れていないと、筋肉量が減り、フレイルになってしまう場合があります。
かむ力などが弱まり、肉類が食べにくい方もいるかとは思いますが、味噌汁に薄切り肉を入れてみたり、野菜を煮る時に小さく切った肉を入れ、最後にとろみをつけるなどの工夫をすると、簡単に肉類をとることができます。
手軽に冬の体調を整える方法の1つとして、いつもの食事に肉類を少し足すことから始めてみてください。
参照:サルスクリニック
・ 長時間一か所にあてない
・ あたっている部分を圧迫しない
冬場に簡単に安価でできる身体を温める方法として、カイロを使っている方は多いものです。
しかし、カイロは正しい使い方をしなければ、低温やけどを起こしてしまう可能性があります。
例えば、下着の腰の部分にカイロを貼った上から、腰痛ベルトなどを絞めている方や寝る時に寒いのでカイロをつけて寝る方もいます。
また、直接肌に貼っていないから低温やけどに注意していると思っている方でも、思い当たる場面があるのではないでしょうか。
高齢者の方は、気づかないうちに低温やけどをしてしまうことがあり、着替えを手伝う等がない限り家族も気づかないこともあります。
簡単に身体を温めることができる方法として広く利用されているカイロですが、安全に使うことが重要です。
高齢の家族がカイロを使っている方は、改めて正しい使い方をしているか、本人に確認されることをおすすめします。
寒い冬は、身体が動きづらくなり、気分もはれない季節です。
温活をすることで身体が動きやすくなり、外出をしてみようといった気分になります。
温活をしようと難しく考える必要はなく、下着や食事、カイロの使い方など、いつもしていることをちょっと工夫をすることで温活になります。
新しい下着を購入したり、肉類の摂取を意識した食事メニュー、カイロの使い方の確認など、高齢者ひとりでは、できない部分があるかもしれません。
本格的に寒くなる前に、ご紹介した方法を家族で話し合うことをおすすめします。
今回ご紹介した方法は、高齢者の方だけではなく、家族の方もぜひ取り入れて頂きたい温活方法です。
家族のみんなで寒い冬を乗り切るために、ぜひに取り組んでみてください。