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業務スーパー専用の電子マネー「Gyomuca(以下ギョムカ)」が登場し、2年が経ちました。
「使い切る暮らし」でお金もたまる 断捨離もがまんもしないシンプルだけど確実に効く実践例6つ
キャッシュレス決済が普及した今、ギョムカの使い勝手は良くなる一方だと勝手に推測していますが、実際はどうなのでしょうか。
ここでは、2023年11月時点のギョムカの現状を、使える店・還元率と合わせてお伝えします。
≪画像元:業務スーパー≫
マネーの達人では、昨年12月にもギョムカの現状を検証しましたが、導入から1年経っても新たに増えたのは1店舗のみ。
ギョムカの対応店舗が広がらず、残念な気持ちになったことを覚えています。
それからさらに1年後、ギョムカの取り扱い店舗は拡大したのでしょうか。
北海道:24店舗
埼玉県:23店舗
千葉県:23店舗
東京都:21店舗
神奈川県:31店舗
滋賀県:1店舗
京都府:2店舗
大阪府:50店舗
京都府:2店舗
兵庫県:42店舗
奈良県:1店舗
福岡県:21店舗
佐賀県:5店舗
長崎県:6店舗
熊本県:8店舗
宮崎県:5店舗
1年は3店舗でしたが、「全国265店舗」まで拡大していました。(2023年11月15日時点)
東北エリアの該当店舗はゼロ、地域によって偏りがあるものの、これだけ増えたのには驚きです。
残念ながら、筆者の最寄り店舗は取り扱っていないため、ギョムカが使えるようになるのはまだ先になりそうですが…。
たった1年間の増え幅を見る限り、今後にも期待できますね。
取り扱い店舗は大幅に増えましたが、還元率や使い勝手などはどうなのか調べてみました。
チャージ時につくポイント付与率は、1年前と同じ0.5%です。
年会費無料でも、還元率1%超えクレジットカードは少なくないため、ギョムカが特別お得だとは思えません。
≪画像元:業務スーパー≫
取り扱い店舗は増えたものの、チャージ方法はいまだに店内設置の入金機のみ。
クレジットカードも使えないので、ここは不便だと感じます。
≪画像元:業務スーパー≫
チャージ時に0.5%分貯まる「入金時ポイント」のほかに、ギョムカで支払いをした時に貯まる「購入時ポイント」がつくことが判明しました。
ポイントが二重に貯まる可能性があるというだけでも、お得に感じます。
ただ、この購入時ポイントは不透明な点が多く、付与率や条件も店舗によって異なるとのこと。
ポイントがつくかどうか確実でない状況で使いこなすのは、少しリスクがありますね。
「詳細は店舗でご確認ください」と記載がありますので、購入時ポイントについては行きつけの店舗で聞いてみると良さそうです。
筆者は普段、業務スーパーでの買い物にクレジットカードを使っていますが、ポイント還元率的にはギョムカとさほど変わりません。
むしろチャージする手間がかかるため、導入されても今のところギョムカで支払う選択はなさそうです。
いつも業務スーパーで現金払いをしている方は、ギョムカに乗り換えることでポイントが貯まりますので、使ってみるのもアリというのが正直な結論。
ここ1年の店舗増を見る限り、ギョムカはまだまだ進化の余地がありそうです。
今後も期待はほどほどに、今後も少しずつ改善され、使いやすくなることを願いましょう。
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