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ここ数年の福袋に関するトレンドは、以下の2点です。
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人気商品は11月くらいから予約が必要(なかには抽選で当選しないと購入できないケースも)
中身はあらかじめ公開されているケースがほとんどで「元取れ」が保証されている
ひと昔前まで、福袋と言えば「何が入っているかわからない」のがセオリーでした。
消費者は袋の大きさやカタチ、ときには手触りなどからお得感を推測してバクチ買いしたものです。
開けてみたら箱ティッシュでふくらませているだけ、もしくはいかにも売れ残り品でがっかりなんてこともしょっちゅうでした。
ところが、ここ数年で福袋は「確実にお得なもの」へと変化しています。
よくあるのは、販売価格と同等の金券やクーポン券が入っており、元取れを保証している福袋です。これはぜったいに損をすることはありません。
しかしこんな時代だからこそ、あえて真剣に考えてみたいのです。
福袋を買うか、買わないか。
2024年新年のトレンド福袋、あなたはいかがでしょうか。福袋を買うメリットとデメリット、買うと決めたらどんな点について気を付けると後悔のない買い物ができるのかについて、お伝えします。
まずは、ここ数年のトレンド福袋を買うメリットを3つ紹介します。
最近の福袋で、特に飲食店の福袋に多いのが「金券や割引券入り」です。
購入金額と同等の金券や割引券が入っていて、必ず購入金額の元が取れるという福袋です。
昔の福袋は得をするか、損をするか、本当にバクチでした。
「損をしない福袋」は、最大のデメリットを克服したすばらしい発想の転換だといえます。
最近の福袋は元取れ保証はあたりまえ、購入金額以上の中身が詰まっているケースが多いです。
金券や割引券で元取れを担保しつつ、さらに商品やノベルティの上乗せがあるイメージです。
なかには購入金額の倍以上の価値があるケースもあります。
最近の福袋は目玉として人気商品をメインに据えつつ、新年だけの限定商品や新商品をちょっと入れてくるのがトレンドです。
新商品や限定商品を気軽に試せるのはメリットといえます。
次にデメリットを3つお伝えします。
金券やクーポン券にはたいてい、使用条件や限度が設定されています。
例えば、
半年以内に使い切らなければならない
1,000円のお会計ごとに1枚の割引券しか使えない
などです。
条件によっては、来店頻度をかなり高めないと期限内に使い切れないケースがあり、失効してしまえば損をしてしまいます。
福袋の中身がいくらお得だといっても、欲しい商品や好みはひとぞれぞれ。
特に何点も入っている福袋の場合は、全てが欲しいものとは限りません。
要らない商品に1円でもお金を使いたい人はいないはずです。
中身がわかるからこそ安心して福袋を購入できるようになったのですが、実は
「中身がわからない」ことが福袋のワクワク感の源でもあった
と思います。
あらかじめ中身のわかっている福袋に対して、福袋のドキドキやワクワクが好きだった人には「何か違う」という感想を持つでしょう。
メリット・デメリットをふまえて福袋を買うと決めたら、以下の2点に注意して選ぶと後悔がありません。
近年の福袋はずいぶんと安心感のある商品となりましたが、ドキドキやワクワク、新年のイベント的な高揚感が福袋の本来の姿であったはずです。
たとえ中身がわかっていたとしても、福袋の商品リストを眺めているだけで、商品を使う自分や、サービス券を使ってお店に通う自分を想像できてワクワクできるなら、まず購入を後悔することはないでしょう。
商品やブランド自体が好きなものなら、見慣れない新商品や限定商品が入っていても受け入れやすいと思います。
使ってみて気に入ればよし、気に入らなくても「試せてよかったな」と思えれば、後悔することはありません。
私は昨年カルディの福袋を買うかさんざん迷った挙句、事前の予約購入を見送った経緯があります。
しかし年明けにカルディの前を通りかかった際に、予約販売のキャンセル戻りとして販売されることになった福袋を発見し、「これは何かの縁だ」と思って購入したら、どの商品にも大満足でしばらくのあいだ楽しめました。
これは普段からカルディのコーヒーをよく飲んでいて、好きなショップだったことが大きかったと思います。
元取れやお得感が強調される近年の福袋ですが、そこは押さえつつ、原点に立ち返ってワクワク感や高揚感を主軸に選ぶと、後悔のない買い物ができると思います。
「新商品を試したい方に」「定番商品をお得にそろえたい方に」など、コンセプトがしっかりしているのも近年の福袋の特徴なので、ご自身のニーズにあわせてお試しください。
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