- 週間ランキング
「プライオリティ・パス」最新情報 利用料金の値上げが続くが、使える場所は多種多様に
≪画像元:住信SBIネット銀行≫
住信SBIネット銀行が発行しているJCBブランドのクレジットカードで、PLATINUM・GOLD・ノーマルの3種類のグレードがあります。
ノーマルカードでも年会費990円がかかる(初年度無料・年間10万円以上利用で無料)ため、一見他のノーマルカードと比べるとデメリットが目につきますが、他のクレジットカードブランドにはない魅力がある人気のカードとなっています。
≪画像元:住信SBIネット銀行≫
カード利用額に対して付与されるのが独自ポイントの「ミライノポイント」。
利用額1,000円に対して5ポイント付与のレートですが、カード支払総額への充当に使用した場合、1,000ポイントにつき2,000円相当差し引かれます。
つまり1ミライノポイント=2円相当。
実質還元率1.0%のカードという事が分かります。
このミライノポイント、支払額への充当以外に住信SBI銀行のポイントプログラム「スマプロポイント」への交換も可能。
1ミライノポイント=スマプロポイント2ポイント分であるため、このルートでも2円相当・1.0%還元ということになります。
スマプロポイントは、
支払額からの差し引きではなく現金バックがうれしい方や、マイルをためている方にはこちらがおすすめです。
さらに、スマプロポイントの特典として月内引き落とし額5万円以上に対して、スマプロポイントが100ポイント/月付与されます。
5万円に対して100ポイントなので0.2%還元。
基本還元1.0%と合わせて1.2%還元となるため、現時点で高還元率とされる「リクルートカード」とほぼ同じ還元率のカードになるのです!
ただし5万円を超えないといけない&超え過ぎると0.2%から下がっていくので、毎月ちょうど5万円くらい使う予定があるor調整できる人であればお得、といった感じです。
PLATINUMのみ、1,000円利用で6ミライノポイント付与となり基本還元1.2%還元となりますが、こちらは年会費2万7,500円、申し込みに年収700万円以上必要など条件が厳しいため還元率目当てでの作成は避けた方がよいでしょう。
≪画像元:住信SBIネット銀行≫
還元率的にはやや良い程度、年会費3,300円(年間100万円以上利用で無料)と、これだけ見たら抜群におすすめ!という条件ではありませんが、何がこのカードの最大の魅力なのでしょうか。
それはゴールドカードながら、他社であればプラチナカード並みの旅行傷害保険が自動で付帯する点です。
≪画像元:住信SBIネット銀行≫
海外旅行に際して、図のように旅行時のいずれかの交通費をミライノカードGOLDで支払う事が条件となっていますが、それさえクリアしておけばOKです。
かなり魅力的な保険が自動で付帯している点は、国内・海外旅行が多い方にとっては安心材料の1つとなるでしょう。
また、年1回・最大1端末機器までとなりますが、
いまや財布・身分証明書代わりにもなるスマートフォン、アップルケア等に入らずとも、ゴールドカードを持っているだけで年1回はこれだけの保障が得られるのはかなりの安心感があると言えます。
ついつい、スマホの扱いが雑で壊しやすいなんて方にはおすすめの保険なのです。
X(旧Twitter)等で調べると分かりますが、ミライノカードGOLDは「他社ゴールドカードなどと比べると審査が厳しく作れなかった」という声が複数見受けられます。
クレジットカード作成時の審査には、「過去に引落しミスがあった」、「書類不備があった」など信用情報によって左右されますが、他社に比べて、その判定基準が非公表ながら厳しいという噂が絶えません。
本記事を読んで「よし作ろう!」と思われた方がもし審査落ちしてしまっても、そこも含めて本カードの特徴とお考えください。
優秀な特典や還元率のクレジットカードはどんどん新規発行を終えていく傾向が絶えません。
良いなと思ったカードがあったら、「後でやろうは、ばか野郎」という言葉を思い出して作っておきましょう!(執筆者: 遠藤 記央)
JCBの「Oki Dokiポイント」が改悪ラッシュ 付与対象外が増加、ポイント・商品への交換レートも悪化へ
カード枚数は「少なくしたい」が還元率も操作性もクーポンも重視したい わがままなあなたへのカード選び「この1枚選手権」
楽天の自転車保険は安い! 楽天カード解約を思いとどまったほどのメリットと他社比較