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敷地内だけでなく、敷地周りに電柱が立っている不動産物件は「要注意」
11月と12月は部屋を借りるのにお得な理由を考えてみましょう。
貸主は、部屋を遊ばせたくない(空室にしたくない)心理があります。
多少賃料が安くても、入居者が居れば賃料が入ります。
入居希望者が少ない11・12月は条件交渉できる余地があります。
閑ちなみに繁忙期は、下記となります。
・ 4月1日の年度初めに合わせた1.2.3月。
・ 年度の半期である10月前(9月末異動)。
最近の大学入試は、推薦入学(AO入試)者が多くなりました。
一般入試の前に、入学者を確保したい大学サイトの意図があります。
大学は推薦入学者に対し部屋を紹介するのですが、4月の入学まで部屋を確保される(フリーレント)となる場合が多くあります。
貸主は4月まで、家賃収入が見込めなくなります。
貸主は4月まで無収入の新入学生より、11・12月の入居者を優遇します。
・ 引越し業者も閑散期なので、費用を押さえることができます。
・ 入居者が入居時期をコントロールできる
現在契約している部屋と、新たに入居する部屋との、重複する契約を少なくすれば、ば、無駄な家賃を払わずに済みます。
・ 物件をゆっくり選べる。
閑散期は物件をゆっくり選ぶことができます。
繁忙期の方が市場に出てくる物件が多いですが、その分回転も速いです。
信頼できる不動産会社に、事前に条件を相談しましょう。見込み客には素早く対応してくれます。
日本は、特に賃貸物件の借り手である若年層が減少しており、借手が有利な市場です。
今回の提案は、借主が一方的に値下げを求めるのではなく、閑散期に、一定水準で賃借を始めることによって、賃料が下がったとしても、押しなべて貸主も収入が増える形です。
空室で収入を減らすなら、多少賃料がさがっても空室リスクを減らす。
借主・借主ともにwin-winとなる関係を意識してください。
同時に意識してほしいのは、貸主や管理会社の心証です。
彼らは許容度以上に賃料が下落したと判断すれば、「サービスの質も低下すべきだ」と判断しかねません。
隣と同じ間取りであっても、ソフト面では対価に合ったサービスになります。
例えば設備の修理や更新が遅くなるなど、借主も住みづらくなってしまいます。
不動産仲介店と相談し、適切な交渉をしましょう。
ちなみに5月~8月も閑散期となりますので、この時期も借手優位となりますが、梅雨期の6月を考えれば、11・12月がお勧めです。(執筆者:CFP、1級FP技能士 金 弘碩)
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