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【2023年10月値上げ一覧】ハム・ソーセージ・アイス・日本郵便・第3のビールなど「ビール」は値下げへ
10月3日より、ソフトバンクは新料金プラン「ペイトク」を開始します。
「ペイトク30」「ペイトク50」「ペイトク無制限」の3種類で、月額基本料金、月間データ容量は以下の通りです。
・ ペイトク30:7,425円、30GB
・ ペイトク50:8,525円、50GB
・ ペイトク無制限:9,625円、無制限
これだけ見ると、月額基本料金がかなり高いと思うでしょうが、ペイトクでは以下の3つの割引を適用できます。
・ 新みんな家族割:1,210円引き
・ おうち割光セット:1,100円引き
・ PayPayカード割:187円引き
割引を最大適用すると、3種類の料金プランの月額基本料金は以下の通りです。
・ ペイトク30:4,928円
・ ペイトク50:6,028円
・ ペイトク無制限:7,128円
3つの割引を適用しても、まだ高いと思う人もいるかもしれません。
「ペイトク」ユーザーの料金プランに応じて、PayPayでの決済時にポイント還元率が以下のようにアップします。
・ ペイトク30:+1%(上限1,000ポイント/月)
・ ペイトク50:+3%(上限2,500ポイント/月)
・ ペイトク無制限:+5%(上限4,000ポイント/月)
この特典を受けるには、残高もしくはクレジットを支払い元に設定することが必要です。
ペイトク特典のPayPayポイントは、月額基本料金の支払いに充当できます。
4,000ポイントを、割引後の「ペイトク無制限」の基本月額料金に充当すると、3,128円です。
これなら、まあまあ安いかもしれませんね。
10月3日から、ペイトクユーザーがPayPay決済した際の還元率が、以下のように3倍になるキャンペーンを実施します。
・ ペイトク30:+1% → +3%(上限1,000ポイント/月)
・ ペイトク50:+3% → +9%(上限2,500ポイント/月)
・ ペイトク無制限:+5% → +15%(上限4,000ポイント/月)
還元上限は3倍になりませんが、還元率がアップすれば少ない利用金額で上限に達しますね。
請求の締日によって、以下のように還元期間が異なります。
・ 請求締日が末日:2024年2月29日の決済まで
・ 請求締日が10日:2024年3月10日の決済まで
・ 請求締日が20日:2024年2月20日の決済まで
ペイトクはPayPayがお得なだけでなく、エンタメ特典も充実しています。
ペイトクユーザーには、「YouTube Premiumバリュー特典」が適用され、YouTube Premiumが6か月間は料金がかかりません。
7か月目以降も25%引きの880円です(10月12日以降は957円)。
また、10月3日~2024年3月31日の期間中、以下のソフトバンクプレミアム「エンタメ特典」の対象動画サービスに申し込むと、月額料金に対するポイント還元率がアップします。
・ DMMプレミアム for ソフトバンクプレミアム:10% → 50%
・ 釣りビジョンVOD for ソフトバンクプレミアム/ベースボールLIVE:20% → 50%
・ バスケットLIVE:10% → 50%
・ Hulu:10% → 40%
・ ABEMAプレミアム/SPOTV NOW:20% → 35%
・ J SPORTSオンデマンド/DAZN/U-NEXT「月額プラン(ポイント増量)」:10% → 25%
・ Netflix:5% → 20%
ペイトクとは別に、シンプルな大容量プラン「メリハリ無制限+」も、10月3日より開始されます。
ペイトク無制限と同様にデータ無制限で利用できますが、月額7,425円とペイトク無制限より料金は抑えめです。
各種割引を適用すると月額4,928円になり、月2GB以下の利用でさらに1,650円引きされ、最安3,278円です。
「YouTube Premium バリュー特典」も付きますが、料金抑えめな代わりにそれ以外のエンタメ特典、PayPay利用時の還元率アップ特典はありません。
割引やポイント還元を最大限活用すれば、「ペイトク」は非常にお得です。
しかし、注意点もありますので紹介します。
「新みんな家族割」で1,210円引きされるのは、対象の家族が3人以上の場合です。
2人の場合は660円引きしかされません。
「おうち割 光セット」の適用には、別途固定通信サービス料が必要です。
固定通信サービスの月額料金も発生しますので、合わせるとかなり高額になります。
ペイトク30とペイトク50は、利用上限を超えた場合、請求月末まで通信速度が送受信時最大300kbpsに低速化されます。
300kbpsだと、結構不便かもしれません。
ペイトク無制限は「無制限」と謳っているものの、スマホとテザリングの月間データ量が合計200GBを超えると、請求月末まで通信速度を通常利用に影響のない範囲(送受信時最大4.5Mbps)で制限されます。
また、テザリングで利用できるデータ量の上限は50GBで、これを超えると通信速度が送受信時最大300kbpsに低速化されます。
「テザリングオプション」は追加料なく利用できますが、テザリングは使い過ぎに注意が必要ですね。
PayPay利用時の還元率がアップするペイトク特典ですが、対象外の利用もあります。
特に注意が必要なのは、以下の利用です。
・ ソフトバンク/ワイモバイル/LINEMOの携帯電話料金
・ 請求書払いサービス
・ 行政サービス利用料・自治体納付金(地方税等)
携帯電話料金や請求書、税金の支払いが高還元の対象外なのは、痛いですね。
ソフトバンクの新料金プラン「ペイトク」は、文字通りPayPayを使う人がお得になれるプランです。
とはいえ、お得を最大限享受するには、月8万円以上PayPayを利用しなければなりません。
また、特に動画視聴を中心にデータをガンガン使う人も、サービスの月額料金に対するポイント高還元などお得です。
このいずれにも該当しない人は、ペイトク以外にもお得な料金プランがありますので、そちらを検討してください。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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