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「ANA VISAプリペイドカード」は、ANAと提携して三井住友カードが発行するVisaブランドのプリペイドカードです。
年会費無料で、1,000円利用ごとに5マイル貯まります。
オールチャージ型・チャージ限定型の2種類があり、チャージ限定型はチャージ方法がANAカードのみですが、13歳以上であれば個人会員の子どもでも利用可能です(オールチャージ型は15歳以上の本人)。
そんなANA VISAプリペイドカードですが、9月30日をもって新規発行が終了します。
最終期限は10月16日ですが、オールチャージ型・チャージ限定型でその解釈が以下のように異なります。
・ オールチャージ型:10/16までに本人確認書類を三井住友カードにて受付完了した分
・ チャージ限定型:10/16までに申込書を三井住友カードにて受付完了した分
「それなら10月1日以降に申し込んでもOKでは」とも思いますが、「2023年10月1日(日)以降はお申し込みいただいても発行をお受けできない可能性がございます」との記載がありますので、9月30日までに申し込んだ方がいいでしょう。
当面の間は利用・チャージができますが、すでにANA VISAプリペイドカードを持っている人も、今後サービス自体が終了予定です。
いずれは使えなくなるANA VISAプリペイドカード、早めに後継候補を決めておきたいですね。
ここからは、ANA VISAプリペイドカードの後継候補を紹介します。
世界中で使えるVisaブランドのプリカを希望なら「ANA Pay(タッチ払い)」です。
年会費無料ですが、物理カードは発行されません。
VIsa/Mastercard/JCB/ダイナースのクレカ、セブン銀行ATM、Apple Payからチャージできます。
オンラインのVisa加盟店、iD・Visaのタッチ決済加盟店で使え、マイル還元率は0.5%です。
スマホを持っていないなどの理由で物理カードにこだわるのでしたら、「ANA JCBプリペイドカード」でしょう。
15歳以上なら年会費無料で発行可能で、ローソン店頭・JCBカード・ネットバンキングなどチャージ方法も豊富です。
ポイントプログラムは、0.5%分がマイルで還元される「マイルコース」と、現金で還元される「キャッシュバックコース」があります。
半年間のチャージ金額に応じて、0.15%分のマイル・現金が還元されます。
マイルをガンガン貯めたいなら、さまざまなラインナップを誇るクレジットカード「ANAカード」がおすすめです。
Visaブランドの「ANA VISAプラチナプレミアムカード」はマイル還元率1.5%、ダイナースやアメックスのプレミアムカードと比較しても、年会費が安くなっています。
「ANA To Me CARD PASMO JCB」(ソラチカカード)は、陸マイラー御用達です。
メトロポイントを90%のレートでANAマイルに交換できます。
「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」は、外貨・投資信託残高、ANAマイル付き外貨定期預金でもマイルが貯まります。
海外ATMを使って、自分の外貨預金口座から現地通貨を引き出すことも可能と、海外旅行で重宝しそうです。
プリペイドカードのサービス終了で気になるのが、チャージした残高です。
使い切るのがベストですが、使いきれないかもしれません。
同じくサービス終了するANA Pay(コード決済)と同様に、残高の移行はできないでしょう。
過去の他のプリカのサービス終了時と同様に、残高は補償される見込みです。
無駄遣いをせず、ANAや三井住友カードの発表をチェックしましょう。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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