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近年、台湾周辺では中国軍の軍事活動が活発化していて、台湾国内や周辺諸国で心配の声が広がっており、最近でも中国による威嚇が続いています。
台湾の国防部は7月12日、中国の空軍と海軍が台湾の南部海域で大規模な軍事演習を行ったと発表しました。
この演習には戦闘機や爆撃機、軍艦が参加し、空軍の戦闘機やヘリコプター、早期警戒機など32機が防空識別圏に侵入し、その中には核兵器搭載可能な爆撃機4機の姿も確認されたと台湾国防部は発表しました。
また、軍事的な威嚇を繰り返す中国の習近平国家主席は7月6日、台湾への軍事侵攻作戦を担う中国軍の東部戦区の施設を訪れ、中国の平和を巡る情勢は不透明性と不確実性が増しており、戦争に備えた任務の新局面を切り開くよう努めなければならないと兵士らに作戦遂行能力を高めるよう支持しました。
昨年8月、当時のペロシ前下院議長が台湾を訪問したことがきっかけで、中国は台湾を囲むように北部や東部、南部などで一斉に軍事演習を実施し、中国大陸からは多数のミサイルが台湾周辺海域に打ち込まれた。
今年4月には中米訪問の帰りにカリフォルニアに立ち寄った蔡英文総統はマッカーシー米下院議長と会談した際、中国はそれに合わせるかのように、中国海軍の空母山東が台湾南方のバシー海峡を通過。
台湾南東沖を航行し、西太平洋での航行演習を初めて実施。
中国軍は4月10日まで3日間の日程で台湾周辺海域において軍事演習を行いました。
中国も米国も台湾も自分たちの主張を貫くばかりで、そこには対話や妥協など事態の進展を示唆するような明るい兆しは何も見えず、今後も論争が続いていく可能性が高いです。
中国は台湾への武力行使も排除しておらず、このままいくと本当に台湾戦争が勃発する可能性が高いと考えられています。
バナナやカカオ、石油などを載せた東南アジアや南アジア、アフリカや中東、欧州から日本へ向かう民間商船や石油タンカーは、台湾南部海域、台湾とフィリピンの間にあるバシー海峡を通過し、台湾東部を通って日本列島まできます。
台湾周辺海域の平和と安定が損なわれるようなことがあれば、日本へ向かう民間商船や石油タンカーの安全で安定的な航行が阻害されることになります。
台湾戦争になれば中国軍が台湾周辺の海域を支配下に置くことが想定され、日本へ向かう船舶が拿捕されたり臨検されたりし、日本に安定的にバナナやマンゴー、石油などが供給できなくなる可能性もあります。
台湾周辺海域が日本へ繋がる最短ルートで、そこが通れなくなればインドネシアやフィリピンを経由する迂回路もありますが、時間もコストも大幅に増大し、安定的な供給はできなくなるので、物価高騰につながります。
ロシアによるウクライナ侵攻により、今日でさえ世界的な物価高パンデミックに日本からも悲鳴の声が上がっていますが、台湾戦争が始まれば、東南アジアや南アジア、中東やアフリカ、欧州から輸送されるあらゆる製品、商品の価格が一気に上昇することは避けらません。
日本国内にも非常時の備え石油が備蓄されており、すぐに社会がパニックに陥ることは考えにくいですが、台湾戦争による経済への悪影響はウクライナの比にならないでしょう。
それほど台湾戦争がもたらす経済的影響は大きく、日常に関わることを知っておく必要があります。(大学勤務 大谷 国之)
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