2022年度に3度の値上げを行ったマクドナルドですが、再び価格を引き上げます。

対象となるのは「都心部」の店舗のみ。

今回は、価格改定を行う対象商品・エリア(店舗)について解説します。

合わせて、節約しながらお得な気分になれる「値上げ分のカバー術」についても考えてみました。

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「都心部」の一部マクドナルドで値上げへ

7月19日(水)より、都心部の一部店舗で「適用価格」への見直しを実施します。

つまり、実質的な「値上げ」です。

都心部に限定する理由は、賃料・人件費等のコストを勘定するため。

地方と都心では地代や賃金に差があることを考えると、価格改定はやむ得ません。

対象エリアは「1都2府5県」

東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県・大阪府・京都府・愛知県・兵庫県内の一部マクドナルドでは、7月19日より価格が引き上げとなります

「特殊立地店」「都心店」「準都心店」合わせた184店舗が対象です。

対象店舗の一部を、以下にまとめました。

・ 特殊立地店(空港・駅・遊園地・高速SA/PA内の店舗など)

例:成田空港第1・第2ターミナル店、枚方パーク店、足柄サービスエリア店

・ 都心店(都内一等地、ターミナル駅付近商業施設内の店舗など)

例:舞浜イクスピアリ店、銀座インズ店、六本木ヒルズ店、JR東京駅店など)

・ 準都心店(1都2府5県の駅付近、商業施設内の店舗など)

例:大宮東口店、三軒茶屋店、横浜クイーンズスクエア店など)

対象店舗を見る限り、1都2府5県のうち利便性が高く賃料が高いエリアが多いです。

対象店舗の一覧は、こちらのURL(pdf)から確認できます。

対象商品と値上げ幅

都心部店舗で実施する今回の値上げについては、商品ごとの具体的な新価格について記載がありませんでした。

店舗により価格が異なるため、サーティワンと同じような「オープン価格」になるのでしょうか。

ただ、値上げ幅については一部公開しており、

・都心部店:10~90円の値上げ

・準都心店:10~30円の値上げ

を実施するようです。

通常店舗では450円のビッグマックも、7月19日以降、準都心店舗では470円となり、30円の価格差が生じます。

マクドナルドもついに、「高級品」「贅沢品」という扱いになりそうです。

少なくとも、子どもが3人いる5人家族の筆者にとっては、気軽に買いにいける値段ではなくなりました。

同時に「デリバリー価格」も値上げ

≪画像元:マクドナルド(pdf)≫

都心部店舗の値上げと同時に、マックデリバリーについても価格を改定します。

こちらは1都2府5県に限定せず、全国のマクドナルドが対象です。

バーガー11種類の価格を最大60円引き上げるほか、マックフライポテト全サイズを10円、デリ得セットも2人用・3人用それぞれ値上げを行います。

節約主婦が考えるカバー術5選

やむを得ない値上げではありますが、できる限り今後もお得に利用していきたいのが本音です。

そこで参考までに、値上げ分をカバーして節約できる方法はないか考えてみました。

KODOクーポンを無料で引き換える

今年4月に改悪したと話題になったKODOアンケートですが、特典内容はそのままです。

アンケートに答えると、「ポテトS」「ソフトツイスト」「ドリンクS」の3品いずれか1品と無料で引き換えできるKODOクーポンがアプリに届きます。

このクーポンを使えば、ポテトやドリンクのサイズをひとつ下げても、食べ応えに大きな差はありません。

ふだんポテトLセットを注文している方は、Mセットにサイズを落としてKODOクーポンでポテトSを引き換えるのもおすすめです。

量に問題がない方は、「単品バーガー+KODOクーポン(ポテトSまたはドリンクS)」でオリジナルコンボを作るのもアリでしょう。

水をもらってドリンク代節約する

マクドナルドでは、無料で水を提供しています

店舗で飲食をする場合、水をもらってドリンク代を浮かせるのもひとつです。

筆者はドリンクをSサイズにして、水を別でもらうこともあります。

節約目的ではなく、単純に水を飲みたい時にも使える無料サービスです。

持ち帰りで単品注文する

テイクアウトで利用する場合は、ドリンクを買わずにマクドナルドの商品を単品購入するのもおすすめです。

コーラやファンタなど、どのドリンクもドラッグストアでペットボトルを購入した方が安い上に飲める量も増えます。

筆者がおすすめの組み合わせは、

「好きなバーガー単品+KODOクーポン(ポテトS無料)+ドラッグストアのドリンク」

です。

この注文方法だと、マクドナルドでの会計はバーガー単品のみ。

ドラッグストアで売っているペットボトルドリンク(100円程度)を添えれば、格安のオリジナルセットができあがります。

キャンペーン情報をチェックする

マクドナルドでは、キャッシュレス決済各社やポイントサービスと連携したお得なキャンペーンを実施しています。

店舗利用の場合は、楽天ポイント・dポイントの利用に限りますが、モバイルオーダーはPayPay・d払いとのコラボキャンペーンを開催することもあります。

キャッシュレス決済の場合は、全額還元やポイント付与クーポンの配布も定期的に行っているので、キャンペーン情報はチェックしておいて損はありません。

少しでもお得に支払いができる方法を選択することも、値上げ分のカバーにつながります。

裏ワザ注文をフル活用する

水が無料でもらえるほか、マクドナルドでは「バーガーの一部ソース・トッピング増量」や「ナゲットソース・ドレッシング+1個追加」などの裏ワザがあります。

商品を割引価格で購入できたり、支払いでお得になったりするわけではありませんが、お得な気分になることは確かです。

チキンマックナゲット限定ソースの販売期間中は、1個多くもらうことで食べ比べできるなど、楽しみ方も増えます。

都心部限定とはいえ、マクドナルドの値上げは家計にとって喜べないニュースです。

今後は注文する商品や量を変える、クーポン割引を利用するなど、予算内で楽しめるよう工夫していきましょう。(執筆者: 三木 千奈)

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 【マクドナルド】7/19~「都心部」「デリバリー価格」を値上げへ 節約主婦が考えるカバー術