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マイナンバーカードを作ると「税務調査の対象」になりやすいのは本当か
令和5年4月より、地方税が統一QRコード「eL-QR」(エルキューアール)に対応しました。
これによりQRコード決済の非対応地域にお住まいの方も、今年度から多くの方が支払えるようになっています。
送られてきた納付書に、以下のようなeL-QRのコードが表示されていれば、お手持ちのORコード決済を使って納付可能です。
≪画像元:総務省(pdf)≫
eL-QRを使う手順は、スマホから地方税お支払いサイトにアクセスし、「eL-QRでお支払い」をタップ、手順に従いながら好きな決済方法を選んで納付しましょう。
この方法を使えば、納付時の手数料は一切かかりません。
ただし納付書にeL-QRのQRコードがなければ、残念ながらお住いの地域では対象外となります。
次に、どの決済方法を使うべきかを紹介します。
税金の納付は、ポイント還元を受けられるQRコード決済がおすすめです。
今現在の、種類ごとの還元率は以下をご覧ください。
決済名 | ポイント還元 | クレカチャージ | 1回の上限額 |
楽天ペイ | ○ ※5/31まで | ○ | 30万円 |
au PAY | × | ○ | 30万円 |
ファミペイ | × | ○ | 30万円 |
LINE Pay | × | × | 30万円 |
PayPay | × | × | 30万円 |
d払い | × | × | 30万円 |
上記の表の通り、今の一番おすすめは楽天ペイです。
それぞれ詳しく解説します。
楽天ペイは4/17より請求書払いに対応しており、税金はeL-QRを利用して支払えます。
本来なら請求書払いでのポイント還元はありませんが、5/31までに支払えば100人に全額還元、外れても最大1%還元を受けられるキャンペーンを開催しています。
楽天カードから楽天キャッシュにチャージして支払えば0.5%ポイント、キャンペーン特典で0.5%還元されるため、合計で1%楽天ポイントを受けられます。
全額還元は確率が低いものの、外れても最大1%還元はかなりお得と言えるでしょう。
楽天ポイントや期間限定ポイントも使えますが、ポイント利用分は最大1%還元の対象外です。
キャンペーンは5/31までなので、早めに納税を済ませましょう。
au PAYは納税でのポイント還元はありませんが、クレジットカードから毎月5万円までチャージできるため、クレカのポイントを貯められます。
au PAYカードに利用できるクレカは以下をご覧ください。
Mastercard・AMEXブランドと、一部のVisa・JCBブランドでau PAYにチャージ可能です。
ただしau PAYカードや楽天カードなど、一部クレカはau PAYチャージでポイントが付かないため注意してください。
お手持ちのクレカがポイント還元の対象か、あらかじめ確認してからチャージすることをおすすめします。
ファミペイは納税でポイント還元はありませんが、ファミマTカードからチャージすれば0.5%相当が還元、さらに1回払うごとに10円相当のファミペイボーナスももらえます。
毎月第2・第4金曜日の「チャージの日」なら、3,000円以上FamiPayチャージでお得なクーポンがもらえるため、この日を狙ってチャージしましょう。
JCBブランドのクレカもファミペイチャージに使えますが、上限が毎月2万円までとなっており、高額の納税には向かないので注意してください。
また5/31までファミペイ翌月払いで1%、ファミペイローンで+3%還元されるキャンペーンを開催しています。
ファミペイ翌月払いを使っている人は1%還元を狙えます。
ただしファミペイローンは、ポイント還元よりも手数料が割高になる可能性があるため、納税で利用するのは避けたほうが良いでしょう。
PayPayも税金の請求書払いでポイント還元を受けることはできません。
2023年4月以降、「ソフトバンクまとめて支払い」でチャージ分は請求書払いに使えなくなったため、クレカのポイントを付けることもできなくなりました。
そのためPayPayでの納税はおすすめできませんが、PayPayステップのカウント対象になるため、翌月の還元率を上げたい人は使っても良いでしょう。
LINE Payは、Visa LINE Payクレジットカードからの「チャージ&ペイ」で0.5%還元を受けられたのですが、残念ながら2023年5月より終了しました。
今現在、納税の請求書払いでのポイント還元は受けられません。
チャージ&ペイの高還元クレカである「Visa LINE Payクレジットカード(p+)」も同様に、請求書払いでの特典はありません。
納税で特典を受けたい人は、LINE Pay以外の決済方法を選びましょう。
d払いもほかの決済方法と同様ポイント還元はありません。
さらに納税では銀行からチャージした残高払いしか使えないため、クレカのポイントもつけられません。
d払いで納税するメリットは無いので、ほかの決済方法を選ぶことをおすすめします。
所得税や法人税、所得税などの国税を支払う予定がある人は、Amazon Payがおすすめです。
Amazon PayならAmazonギフト券の残高が使えるため、お好きなクレカからあらかじめチャージしておけば、ポイントを大量に貯められます。
一度の上限金額は30万円までとなっており、コンビニなどで購入したAmazonのposaカードも使えます。
支払う際は国税庁の「スマホアプリ納付の手続」サイトから、事前に手続きが必要です。
2023年の納税は、地方税なら5/31までに楽天ペイ、国税ならAmazon Payが一番おすすめです。
税金の種類によって決済方法を変えて、ポイントの大量獲得を目指しましょう。(執筆者: 西本 衣里)
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