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ダイソー「トーストプレート」 おしゃれ&おいしさを両方ゲット
ダイソーの毛糸が人気なのは、以下のような理由があります。
ダイソーの毛糸は種類が豊富です。
たとえば、春夏用バッグのジュート素材の毛糸も取り扱いがあります。
ハンドメイド初心者の私は、かごバッグを自分で編めることも、そもそもダイソーの売場をのぞくまで知りませんでした。
≪画像元:大創産業≫
品質も「これが110円で!」と驚くほどのクオリティです。
手芸店の毛糸と比較して、糸のすべりがときどき悪かったり、ややつなぎ目が多いと感じたこともありますが、値段を考えるとコスパはとても高いと言えます。
SNSにはダイソーの毛糸を使った「映える作品」が多数公開されていますので、創作意欲をかきたてられます。
また編み物系ユーチューバーが増えてきており、手元をアップで見せてくれるので初心者でも真似すれば編めるようになっています。
編み物と言えば複雑な編み図の解読が必須でしたので、
「編み図が読めなくても、編み物ができる」
ようになったことは、ハンドメイド界の革命的な進化と言えます。
これほどメリットだらけのダイソー毛糸ですが、いくつかのデメリットがあり、そのことがメルカリで3倍の値段をつける事象へつながっているのです。
ダイソーの毛糸は人気のため、すぐに店頭から消えてしまいます。
特に人気の品種と色は、入荷したとたんになくなることも少なくありません。
小物をのぞいて、毛糸1玉で完結する作品は少ないため、セーターやベストを編む人は10玉近く購入します。
そのようなお客さんが1人でも来店すると、たちまち棚は空っぽになってしまいます。
ダイソー商品は店舗を通じて取り寄せもできるのですが、アプリを立ち上げてボタン1つで購入できるメルカリの手軽さに比べると、やや時間も手間もかかる印象です。
1度編み始めてしまうと、もし毛糸が足りなくなっても他の糸では代用できません。
「同じロットで購入しないと、全体のトーンにムラが出てしまって嫌」
と感じている愛好家もいるぐらい、毛糸の染色は繊細なものです。
ダイソーの毛糸にはロットが書いてありますから、同じロット番号のものをピンポイントで欲しいときには、メルカリが適していると言えます。
ダイソーにはネットストアがあり、もちろん毛糸の取り扱いもあります。
しかし送料が、北海道・沖縄県以外の本州で「770円」と高いです。
購入金額1万1,000円以上で送料無料になりますが、毛糸なら100玉購入ですから、送料無料のハードルは高いと言えます。
一方メルカリでは「3玉入り1,000円」で出品されているのをよく見かけます。
これは毛糸を圧縮しない場合、メルカリ便の最安値で発送できる「高さ3cm以内」をほぼオーバーすることが影響しています。
高さ5cmまでOKの宅急便コンパクト(450円※専用ボックス70円)を使うケースが多いため、利益の出るギリギリラインで3玉1,000円と設定されているのだと思います。
3玉ならダイソーネットストアでも、メルカリでも1,000円前後と変わらないので、メルカリを使い慣れている人はメルカリに流れる可能性が高いでしょう。
ダイソーの毛糸はすぐに売り切れるからと、まとめ買いして保管しておいたとします。
時間が経ってから作品制作に取りかかり、うっかり糸が足りなくなった場合、廃盤になってしまった昨シーズンの毛糸はもう入手できません。
個人の編み物愛好家の家に眠っている毛糸を購入するしか方法はありませんので、まさにメルカリがうってつけと言えます。
ベストやセーターを編む場合、腕前にもよりますが、数週間から長くて1か月ほどの時間を要します。
完成間近に毛糸を切らした場合に、「糸なくなっちゃったから、もう途中やめでいいや」とはなりません。
何としてでも毛糸を入手して完成させたい人が多いはずです。
たとえ3倍の値段だったとしても、未完成で作品をあきらめることに比べれば安いものだと、多くの編み物愛好家が購入ボタンを押すでしょう。
ダイソーの毛糸を欲している人がいるということは、自宅で余っている毛糸が売り物になる可能性も高いということです。
編み始めるときに正確な必要数を購入できるケースばかりではないため、多くの人が半端に余った毛糸を抱えていることと思います。
ロット番号と商品名を添えて、ぜひメルカリへ出品してみてはいかがでしょうか。(執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子)
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