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優待利回り10%超も!? 3月に権利確定、10万円以下で買えるお得な銘柄6つ
・駐車場のコンサルティング、経営を行う
・傘下には竜王スキーパーク、川場スキー場を運営する日本スキー場開発株式会社や那須ハイランドパークなどを運営する日本テーマパーク開発株式会社がある
3月3日に上半期決算を発表し、対前年の売上成長率30%、営業利益成長率54.4%と好調。
従来予想の通期業績に対して上方修正も発表されました。
(日本駐車場開発2023年7月期 第2四半期決算短信より)
(日本駐車場開発 通期業績予想の修正に関するお知らせより)
売上、利益の前年に対する圧倒的な成長はもちろんだが、数字を細かく見れば見るほどその素晴らしさと今後の成長に期待できる決算となった。
上述した通り、売上、営業利益、経常利益、最終益、1株利益、全てにおいて前年比で大きく成長。
従来計画していた通期業績に対して、売上、利益ともに上方修正。
この上方修正は大きな意味がある。
従来予想において、売上、利益、において今年は過去最高業績予想を出していたが、1株利益においては過去最高には及ばない予想。
しかし今回の上方修正によって、1株利益においても過去最高予想となった。
上方修正の牽引は、追って説明する日本スキー場開発(6040)が大きくその成長を担った。
今後、外国人訪日数が今よりもどんどん増えることを考えれば、業績成長はまだまだ見込めると考えられる。
(株探より)
キャッシュフロー計算書を見て大きな変化はもう一つ。
営業CFの大幅改善である。
簡単に言えば、金がガンガン入ってきている。
前年の約2倍のキャッシュインであり、健全性を伴う成長が実現できていることを示している。
(日本駐車場開発 2023年7月期第2四半期決算短信より。左が前期、右が当期)
不動産セクターであれば、円安は追い風。
逆に円高が逆風と言える。
為替が円高傾向に進んでいる際には上値が重くなる可能性ありと考える。
日本でも利上げが話題に上がってきており、実際、昨年、長期金利を0.25から0.5に実質利上げを行っており、今後もマイナス金利の撤廃など、実質利上げと言われる政策が行われる可能性が話題となっている。
不動産という高額な商品の場合、借入を起こして支払いが行われることが想定されるセクターは、利上げ観測はもろに逆風となるだろう。
そして、その議論は今、まっさかりである。
素晴らしい決算を出したことは間違いないのだが、その一方で、今上半期の予想に対しての着地は、経常利益で11.4%下回った。
売上、営業利益、最終利益においては、従来予想に対して上振れ通過しており、全体としては申し分ない決算であるだけに少し様子見する投資家も出てくる可能性がある。
値動きは好決算にもかかわらず決算発表翌日は大暴落。
決算発表後2日間、暴落を続けた。
最高の買い時となるか、注目である。
・日本駐車場開発の子会社
・長野県で竜王スキーパークや群馬県で川場スキー場などを運営。
・日本駐車場開発が65%の株式保有
3月3日に上半期決算を発表。
前年対比で売上高28.1%成長、営業利益、経常利益、純利益、ともに前年の赤字だったものを大きく黒字転換に成功。
通期業績の会社予想に対しても、従来予想から利益60%上乗せという強烈な上方修正の発表をしている。
(2023年7月期 第2四半期決算短信より)
(日本スキー場開発 第2四半期業績予想との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ より)
業績は前年と比べ、全くの別会社になっていると言える。
そして、上述した日本駐車場開発(2353)同様、今後、外国人訪日数が今よりもどんどん増えることを考えれば、業績成長はまだまだ見込めると考えられる。
しかしながら懸念点がないわけではない。
上述した日本駐車場開発同様、為替の影響、利上げの影響はもちろんあるので、フルポジの全力は決して行わず、経済状況も日々注視をしていきたい。
チャートを見えると決算直後は高く寄り付いたものの2日下落し、大きく反転している。
2月の決算シーズンは終了したが、決算発表自体はどこかの企業が発表しており、換算ではあるが毎日数件の発表が行われている。
決算シーズンの時とは違い、一気に何十、何百と発表が出るわけではない分、1社1社、丁寧に見ることができ、その中からお宝銘柄を見つけることもできる。
「決算書の見方が分からない」
「決算書の見方を教えてほしい」
という依頼をよくいただくが、これにも正解はないと考えている。
企業によっては成長性が大切かもしれないし、ある企業によっては財務体質が大切かもしれない。
決算の良かったからと言って、株価がすぐ上がるかと言えば、そんなこともない。
それどころか下落を続ける好決算銘柄も何度も見たことはある。
どうしようもなく酷い決算を出しながらも株価を上昇させている銘柄も、何度も見たことがある。
その都度、決算だけでなく、マクロ経済環境も合わせて考える必要を学んでいく。
マクロ経済環境とは、金利、為替、原油価格、雇用やインフレ率などの各種経済データなどのことである。
これらを総合的に、複合的に考え、柔軟に考えることが、良い投資に繋がると考える。(株-1グランプリ優勝者 古賀真人)
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