先日、1月の電気代の請求が届きました。

料金は4,004円、昨年の同時期より使用量そのものは27kWh減、支払い金額は650円安くなっています。

電化製品を効率のよいものに買い替えたなど、お金がかかることはしていません。

簡単にできる工夫、今日からできる小技をご紹介します。

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わが家の電気料金を公開

1人暮らしのわが家の昨年1年間の電気代の推移は、以下の画像の通りです。

≪関西電力マイページより転記≫

真夏でも3,941円、昨年1月も4,654円、平均2,939.75円です。

2020年総務省が行った調査によると、単身世帯の電気代の平均は約5,791円といいますから、半分ほどでおさまっていることになります。

2023年1月の料金は4,004円、特別なことはしていませんが、さらに650円安くなりました。

もちろん、暖房費が多くを占める冬の電気代は、地域差があります。

筆者が暮らすのは、関西圏ですが、2月に襲った寒波では1日50cm以上の積雪がありましたから、それほど暖かい地方というわけでもありません。

電気代節約を支える三種の神器

節約したいという思いは半端ありませんが、寒いのは苦手です。

なので、わが家には電気代節約に欠かせない三種の神器があります。

三種の神器1:こたつ

昼間暖かい日差しがあるときなど、こたつで十分に暖を取れる時間があります

春に向かうこれからの季節は、どんどん増えてくるでしょう。こたつは電気代が格安です。

ニトリの商品を参考にすると、1時間当たりの電気代の目安は強でも50円、弱にするとわずか2.5円です。

ただし、こたつは座った状態でしか温まれないというデメリットがあります。

立ち作業、座り作業をまとめてこなすことで、エアコンを効率よく使用し、動かない時間はこたつをフル活用しています。

三種の神器2:ネックウォーマー

体を温めるには「手首」「足首」「首」が大切、とはよく聞く言葉です。

特に体が冷えやすく感じる「首」には、ネックウォーマーを愛用しています。

試しに、手持ちのマフラーやスカーフで試してみてください。

暑苦しくなったらすぐ取ることができますし、着脱がラクという点が最大のメリットです。

ただしマフラーやスカーフは作業中に外れやすかったりかさばりやすいため、自宅で普段使いするにはあまりむいていません。

合うものがなければ、100均で十分です。肌ざわりのよいフワフワな逸品を探してください。

三種の神器3:ポンチョやショール

ネックウォーマーと同様に、脱ぎ着がしやすい羽織ものは大変重宝します

選択するポイントは、袖がなくても首や肩がカバーできるもの、ネックウォーマーと相乗効果で体を冷えから守ります。

固定観念に要注意

習慣化している固定観念には、気を付けましょう。

次の2つの項目をチェックしてみてください。

「エアコンの設定温度は〇度」と決めていませんか?

寒暖の感覚は人それぞれ、同じ人でもその日の体調や天候にも左右されます。

25度でなければ寒い日もあるかもしれませんが、20度でも大丈夫という日もないとはいえません。

とりあえず、1度下げてみてください。

設定温度は、エアコンの電気代を大きく左右し、1度変えるだけで、電気代は10~13%変動するといわれています。

時間がたっても寒くて耐えられなければ、ピッと温度を上げればよいだけです。

ちなみに筆者の設定温度は18度、フィルターの掃除は忘れないように心がけています。

「暖房はつけなくてはいけない」と習慣にしていないでしょうか?

そもそも筆者は、エアコンをつけている時間は少ないです。

無理はしていませんが、まずは三種の神器を使用し、「寒い」と感じるまではエアコンはつけません。

ただ、暮らしの基本として当たり前のことではありますが、次のことに注意しています

(1) 衣類は保温効果の高いフリースなどを着用し、裾はボトムにきちんと入れます。

袖口は意外と重要で、下に着ている洋服の袖を折りたたみ上の服で押さえ込むことで外気に触れないようにします。

(2) 保温効果を逃さないため、11囲います。

扉はもちろん、カーテンも冷気が侵入しないように、窓の端まで覆うように閉めることを習慣づけています。

(3) 体をほぐす目的で始めたヨガも、節電に役立っているかもしれません。

今は無料ですぐ利用できるものがYouTubeにたくさんあります。

おすすめは5分から動画がアップされているこちらのサイトです。

体もラクになり、暖まる、一石二鳥です。

(4) 出かける前や寝る前は、すぐには部屋は冷えませんから、15分から30分くらい前にエアコンをオフにするのも一つの方法です。

できることからコツコツと

暖房費をケチると健康的に過ごせないのではないか、と不安に感じる方はいらっしゃると思います。

ですが筆者はこれらの方法が体に合っているのか、おかげさまでここ数年、熱をだしていませんし、寝込むこともありません。

無理をする必要はありませんが、紹介したことはとても簡単にできることばかりです。

毎日の暮らしを見つめなおし、できることから試してみてください。(執筆者:FP2級 吉田 りょう)

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 【単身世帯の電気代】平均の約半分に 昨年より成功したすぐできる簡単節約術