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ダイソーとセリアでみつけた 「暖房費節約」に使える100均グッズ9つ
先が細い菜箸は、小さなものもつかみやすいメリットがあります。
さらに軽い菜箸は手にかかる負担が小さく、長時間使っていても疲れません。
しかし、先が細い菜箸で野菜を刺してみたり、肉が焼けたか確認するためにさいてみたりすると、先の方からポキンと折れてしまうことがあります。
筆者は、スーパーの入り口付近やデパートの催事で売られている、地方の民芸品や工芸品の菜箸を愛用しています。
国産の杉で作られた菜箸は、軽く細く繊細です。
しかし、しばらく使っていると先の方がポキンと折れてしまうのです。
右と左の長さがちぐはぐになった菜箸は使いにくく、ふつうは捨ててしまうものかもしれません。
セリアではサンドペーパー(紙やすり)のセットが販売されています。
がひとつのセットになっています。
筆者は、折れた菜箸をセリアのサンドペーパーでリユースしてみました。
折れた菜箸と同じ長さになるように、左右を調整します。
折れた箇所はバリが出ているため、サンドペーパーでなめらかに仕上げます。
木の種類にもよりますが、やわらかい木には♯200番や♯400番が使いやすいでしょう。
菜箸の中には竹で作られているものもあります。
竹の菜箸は折れにくいですが、溝が入っている場合は溝から折れてしまうこともあります。
竹の菜箸は、サンドペーパーを繊維に対して垂直になるように使います。
繊維に平行に使うと、繊維が縦に裂けてしまうことがあります。
民芸品や工芸品の菜箸は、1膳が700円程度です。
ひんぱんに買い替えるには、高い値段です。
サンドペーパーでリユースすると少しだけ短い菜箸になりますが、太さが出るため多少かたい野菜や肉にも対応できるようになります。
部屋着のパンツは、やわらかく肌触りがいい生地でできています。
しかし、やわらかい生地は、ひざの部分がすぐにすり切れてくるのです。
とくに子育て中の人や、雑巾がけをする人はひざを床につくことが多く、
「パンツはひざからダメになる」
という人がほとんどではないでしょうか。
「部屋着だから破れても気にしない」と思っていると、パンツをはくときにひざの穴に足を入れてしまい、ビリーっと派手に裂いてしまうことになります。
筆者は、部屋着に無印良品で購入したパンツを使っています。
今は販売されていない、オーガニックコットンの裏毛サルエルパンツです。
やわらかな伸縮性のある生地ですが、やはりひざが擦り切れてきました。
そこでセリアの「ひじ・ひざパッチ」を使ってリユースしてみました。
「ひじ・ひざパッチ」はアイロンで接着するため、アイロンが使えるパンツに使用します。
「ひじ・ひざパッチ」は、2枚セットで丸くカットされています。
角が丸くカットされていることで、はがれにくくなっています。
色の種類は少ないですが、ひざやひじの部分をあえて色変えすることでおしゃれな部屋着に生まれ変わりました。
セリアには、すり切れた部分を修復するグッズがたくさんあります。
など、用途によって選ぶことで、傘やソファーまでリユースできます。
寒い日が続いています。
きちんと窓を閉めていても、すき間から冷たい風が入ってきます。
光熱費を節約するためにも、すきま風の侵入は阻止したいものです。
筆者の和室には障子があります。
経年劣化なのか、障子紙の下の部分がはがれてしまい、冷たいすきま風が吹き込んでくるようになりました。
下の部分に両面テープを貼って修復しましたが、すきま風の威力が強く、両面テープはあっという間に負けてしまいました。
かといって障子紙をすべて張り替えることは、意外と大変です。
そこでセリアの「補修用障子紙」を使って、下の部分だけ補強してみました。
セリアの「補修用障子紙」は、パルプだけでなくアクリルとビニロンが混ざっています。
ビニロンは強度と耐候性がある合成繊維です。
パルプのみの障子紙よりも強度があるため、小さな子どもがいる家庭でも簡単に破れる心配がありません。
リユースとは、再利用を意味する言葉です。
サイズが合わなくなった服をお下がりすることや、フリマアプリで売ることもリユースのひとつです。
今回紹介したリユースは、リペア(修理)であり、自分だけで完結するリユースのため、資源だけでなくお金の節約にもなります。
愛着のある日用品をリユースして使い続けることは、とても楽しい節約です。
捨てる前にリユースで、節約を楽しんでみてはいかがでしょうか。(執筆者:美大卒 式部 順子)
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