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これまでメルカリでの商品の購入やコンビニでの支払いで利用できた「メルペイ」を使って、現金の借り入れができるサービスです。
メルペイスマートマネーの仕組みを簡単に説明すると、必要となる金額を申し込みすれば、審査を経て自分の「残高」にお金が振り込まれるというサービスです。
メルカリの残高は自分の銀行口座に出金できますので、銀行に振り込めば当然ですがそのお金は現金として使えるようになります。
現在メルカリでは、メルペイスマート払いというサービスで、メルカリで購入した代金や、「バーチャルカード」でオンライン決済でクレジットカード代わりに使えたり、メルペイ払いやiD、D払い対応の実店舗での支払いなどで利用でき、返済は分割払いも可能となっています。
しかし従来のメルペイは後払いや分割ができるものの、あくまで何かを購入するために使うものであり、直接現金を借りることができませんでした。
そのため急に現金が必要となった時に、クレジットカードのキャッシングのように現金は調達できません。
メルペイスマートマネーなら、メルカリから現金が借りられるというのが、従来のメルペイのサービスと大きく違うポイントとなるのです。
メルカリアプリの画面下メニューにある「マイページ」の項目から確認できます。
マイページのの項目の下の方に「メルペイスマートマネー」をタップします。
開いた画面で、借りる金額と返済のシミュレーションができるので、まずは試してみましょう。
返済額を確認して実際に借り入れするのであれば、「申し込みを始める」ボタンをタップします。
次に利用目的や年収、他社からの借入額、職業などの情報を入力し、運転免許証がある場合は運転免許証番号を入力し、最後に借りたい金額と月々の返済額を設定します。
ひととおり設定して次の画面に進めていけば、申し込み完了となり審査に入ります。
審査は、筆者が試した際には1分もかからずに結果が出て、無事借り入れが完了しました。
借入金額と、本人の与信の状態によって時間は異なると思います。
これでメルカリの残高に1万円が追加されましたので、その後自分の銀行口座へ振込申請を行います。
メルペイから直接現金が振り込まれるわけでなく、現金はメルカリの残高に振り込まれることとなります。
そのため借り入れ分を実際に現金にする際には、自分の銀行口座へ振り込む形となります。
早急に現金が必要な時、この手続きをしていると間に合わない場合があるかもしれませんので注意してください。
銀行口座への振込は売上金の振り込みと同じく、即時ではなく翌日か翌々日、週末の場合は土日を挟んでさらに2日以上時間がかかる場合もあります。
メルペイスマートマネーの振り込みは、今回筆者が試した1万円の借り入れを銀行に振込する場合は、残高の振り込みと異なり振込手数料は0円でした。
これは振り込みする金額によって異なるかもしれませんので、随時確認してみてください。
メルペイスマートマネーの振込申請は、メルペイスマートマネーの画面から行います。
借りたお金を現金として使う場合は、メルペイスマートマネーから現金の借り入れが完了した後に、自分の口座に振り込む手続きが必要となり、追加の借り入れは初回の返済終了後となります。
そのため次の付きの返済日までにまだお金がショートしそうな時は、あらかじめ多めに借り入れをしておいた方が後から困らないかもしれません。
クレジットカードが作れない、あるいは作りたくないという人が急に現金が必要になった時、頼りになるのがこのメルペイスマートマネーです。
メルペイスマートマネーも信用サービスを利用しているので、クレジットカードなどでの事故情報が信用サービスに残っていると、審査が通らない場合があるかもしれません。
返済する際の金利も年3.0%~15.0%と、低めに抑えられているのもお得なポイントです。
それだけでなくもしメルカリでの販売実績などによって金利が変わるということなので、販売実績の多い人であればより、優遇された金利でキャッシングができるというのもお得なポイントといえるでしょう。(執筆者:メルカリ取引700回以上 石神 里恵)
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