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冷凍状態で販売されているライスバーガーは、本家と比べてどうなのでしょうか。
この記事では、業スのライスバーガーを実際に食しコスパを検証してみました。
また、本家モスバーガーに近づける工夫も紹介していきます。
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ライスバーガーは、1987年にモスバーガーが開発した商品です。
これまでに、つくねやきんぴらなどいろいろな具材が登場しましたが、現在では海鮮かきあげと焼肉の2種が販売されています。
単品の価格は、次の通りです。
・ モスライスバーガー海鮮かきあげ 400円
・ モスライスバーガー焼肉 450円
また、マクドナルドでは2022年に「ごはんバーガー」の販売を開始しています。
ごはんバーガーは期間限定の商品で、2022年は11月2日より販売予定だそう。
単品の価格は次のようになっています。
・ ごはんかるび 510円
・ ごはんチキンこく旨醤油仕立て 440円
・ ごはんてりやき 420円
もっと低価格でライスバーガーを味わうなら、冷凍食品がおすすめです。
冷食メーカーから販売されているライスバーガーの、スーパーでの販売価格は次の通りでした。
・ テーブルマーク 217円(135g)
・ 東洋水産 ライスバーガー牛カルビ 178円(120g)
業スのライスバーガーは、115gで135円です。
冷食のライスバーガーを100gあたりの価格で比べてみると、次のようになりました。
・ テーブルマーク 約160円
・ 東洋水産 約148円
・ 業ス 約117円
冷食のなかで比較しても、業スのライスバーガーは抜きんでて安いことが分かりました。
でも、安いだけで満足するわけにはいきません。
業スのライスバーガーを実食して、コスパを検証してみましょう。
業スのライスバーガーは2種類あります。
焼肉ライスバーガーと、豚生姜焼きライスバーガーです。
どちらも国産米100%使用で、豚生姜焼きライスバーガーには国産豚・玉葱使用と表記されています。
今回は、焼肉ライスバーガーを実食し、モスライスバーガー焼肉と比較してみましょう。
まずはライスバーガーをレンジであたためます。
外袋を開封し、内袋のまま600Wの電子レンジで2分間加熱しました。
内袋から取り出すと、甘辛いおいしそうな香りがただよいます。
香りはモスライスバーガーとそっくりです。
ちなみにこの内袋の内側は、水分を吸収する素材になっています。
底値と呼べる価格にもかかわらず、おいしく食べられるよう包装紙にまで配慮されていることに感動しました。
ただ、モスライスバーガーとは見た目が大きく異なります。
モスライスバーガーにはレタスがふんだんに使用されていましたが、業スのライスバーガーはごはんと焼肉のみだからです。
ごはんと焼肉のみでももちろん十分おいしいのですが、見た目と味わいをモスバーガーに近づけるなら、レタスを挟むと良いでしょう。
これだけで、あっという間に業スの冷凍ライスバーガーがモスライスバーガーの装いになりました。
レタスを挟むなら、フリルレタスやサニーレタスのような、丸くならないタイプのレタスが挟みやすくておすすめです。
近頃は野菜の価格も高騰していますが、レタス2分の1枚分ほどですみますので材料費もそれほどかからないでしょう。
見た目だけではなく、味もモスライスバーガーにかなり近づきました。
欲をいえば、業スのライスバーガーにはやや甘みが足りないように感じます。
本気でモスライスバーガーの味に近づけるなら、玉ねぎを甘辛く炊いて加えると良さそうです。
手間はそれなりにかかりますが、材料費は20円ほどですむでしょう。
つまり、業スの焼肉ライスバーガーのモスライスバーガー焼肉風アレンジは、材料費155円ほどで完成するはずです。
業スの冷凍ライスバーガーは、ライスバーガー界では底値といえる価格です。
にもかかわらず、サイズも味もモスライスバーガーと大差はありません。
レタスを挟んだり、少し味を調整したりすれば、さらに本家の味に近づけられるでしょう。
冷凍庫に常備しておけば、好きなときに食べられるのもありがたいですね。
アレンジしてもそのままでも、安くておいしい業スの冷凍ライスバーガーを、一度試してみてはいかがでしょうか。(執筆者: 桧山 あい)
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