メルカリは初心者にも優しい使い勝手が人気のサービスですが、それでもはじめたばかりの人にとっては失敗してしまうこともあります。

そこで今回は初心者がやりがちな失敗談を、筆者自身の経験からご紹介していきます。

【メルカリ】狙っていた商品が買われそうなとき 「横取り」OKとNGの境界線はこれ

1. 相場を調べずに格安で売ってしまった

メルカリ初心者にありがちなのが、ついあせって商品を出品してしまい、後から失敗したと後悔してしまうことです。

ある程度慣れてくると当たり前に感じることも、初めのうちはよくわからず調べないで適当に出品してしまうと、思わぬ損をしてしまうこともありがちです。

その1番わかりやすい例が、出品した商品の「値付け」でしょう。

自分だけの感覚で「このアイテムならこの程度かな」と適当に値付けしてしまうと、相場から大きくかけ離れた出品価格を設定してしまうかもしれません。

相場と比較してあまりに高い値付けをすれば当然ながら売れませんが、売れない場合はまだましです。

もし相場よりもぐんと安い値段で出品してしまうと、本来ならもっと高く売れた商品を格安で売ってしまったことになり、非常にもったいないことになってしまいます。

メルカリに商品を出品する際の値付けは、出品前にその商品が今いくらで売れているのかを、しっかりとチェックしてから決めるようにするべきなのです。

2. 送料込みしたらに赤字になることに気がつかなかった

メルカリに出品する際の注意点としては、送料に関する問題もあります。

メルカリに出品されている商品の多くは「送料込み」となっていて、出品価格の中に送料が含まれています。

なぜ多くの商品が送料込みになっているかといえば、送料込みにしておかないと購入者が送料を負担しなければならず、そうなるとなかなか売れなくなってしまうからです。

そのため出品した商品の値付けをする際には、送料がいくらかかるかを事前にある程度把握しておくべきなのです。

それを忘れて商品価格だけを考えて値付けをしてしまうと、これまた赤字になってしまう可能性もあるのです。

例えば「らくらくメルカリ便」の宅配便サイズで1番小さな60サイズでも、送料は750円かかります。

特に初心者の間はどのくらいの大きさの荷物を発送するのにいくらかかるかがわからず、郵便で送れば数十円で送れると思い込んでいる場合も多かったりします。

しかし実際に商品を送る際には、予想以上の送料がかかるかもしれないということを覚えておきましょう。

3. 値下げ交渉につい感情的になってしまった

自分が大切に使っていたものをメルカリに出品した場合、その出品物に対していろいろな思いがあり、できるだけ高い値段で売りたいと考えるのは普通のことです。

しかしそうなるとメルカリではよくある「値引き交渉」をされると、つい「イラッ」としてしまうものです。

実際筆者もかなりの取引回数を重ねた今でもなお、相手の言葉遣いにもよりますが値引き交渉に対してよい感情を持つことができません。

そうなるとついこちらも強い言葉でお断りの返事をしてしまいがちですが、これは気をつけなければなりません。

値引き交渉をしてくるという場合は、相手に買う意思があるということですから、逆に言えば売るチャンスでもあるのです。

そこは冷静に気持ちを切り替えて、どうしたらできるだけ自分の希望の金額で売るかに意識を集中し、「売り言葉に買い言葉」的な感情的対応を避けることが大切です。

4. 売ってから後悔するものを出品してしまった

これも筆者の経験によるお話です。

メルカリに不要品を出品したときには、その出品したものを不要と感じていたとしても、それが売れてからしばらくたってから

「やっぱり売るんじゃなかった!」

後悔することがよくあります。

特にいろいろなものを一気に断捨離するときなどは、「これも処分してしまえ」と勢いよくいろいろなものを出品してしまいがちです。

しかし売ってしまったものが、後からよく考えればもう2度と手に入らないものだったり、実はすごくお気に入りだったりということも珍しくありません。

そんな後悔をしないよう、メルカリに出品するものは、出品する前にしっかり吟味してから決めるようにしてください。

5. 2つの商品を同時に発送する時に送り先を間違えた

メルカリに出品した商品が同時にいくつか売れることもたまにあります。

その場合、発送するために2つ以上の荷物をコンビニに持っていくことになるのですが、このときあせって発送すると、どちらがどちらの商品かよく確認せずに発送手続きをして、間違った商品を入れ違いで発送してしまうことがあります。

幸いにも筆者は実際に誤発送したことはないのですが、商品を複数コンビニに持って行く場合はかならず、外側からどちらがどの商品かわかるようにサインペンで大きく商品名を書くようにしています。

間違った商品を発送してしまうとその後の回収の手配や購入者、そして運営さんへの連絡など、非常に面倒な手間がかかってしまいます。

そのため、複数の商品を同時に発送する際には、念には念を入れて発送手続きをするように心がけてください。(執筆者:メルカリ取引700回以上 石神 里恵)

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 【出品編】初心者がメルカリで「やりがちな失敗」5つ 取引700回以上でも最初は経験