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子どもの習い事は、家計の中でもなるべく削りたくない費目のひとつですが、収入減や値上がりラッシュで家計は苦しくなるばかり。
この記事で子どもの習い事に使える節約術を7つ紹介します。
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夏休みや新しい学期がはじまるタイミングは、習い事をはじめる人も増えます。
そのため、その時期に合わせてキャンペーンが行われています。
たとえば、夏休みによくあるのが水泳の短期集中スクールや学習塾の短期集中プログラム。
短期集中プログラムの参加者には入会特典をつけます、といったキャンペーンが催されることもあります。
子どもが習いたいレッスンや親が子どもに通わせたいスクールで、友達紹介制度を採用しているかどうか調べてみてください。
友達や知り合いの紹介で入会すると、
などの優遇を行っている場合があります。
特に大手のスクールによく見られる制度です。
「スクールに入りたいから誰か通っている人を知らない?」、と周りの人に聞いてみましょう。
見つけられたら、自分から「紹介してほしい」と声をかけるのが良いです。
紹介者にもメリットがある場合も多いので、気軽な気持ちで聞いてみてください。
習い事にかかるお金は、月謝だけではありません。
教材、指定バッグ、ウェアなど、レッスンに必要な道具にもお金がかかります。
それぞれのスクールで新品を買うように求められますが、中には中古で十分なものもあるでしょう。
全国展開しているような大手の教材は中古が出回っているので、安く買える方を選ぶと節約になります。
また、使い終わった教材でまだ使えるものは売ることも試してみてください。
私は、不要になった子どもの体操教室のジャージや、音楽教室のCD教材などをメルカリで出品したことがあります。
どちらもすぐに買い手がつきました。
≪執筆者撮影≫
水泳教室、音楽教室、体操教室。
わが家で経験したことのある習い事は、すべて指定カバンがありました。
入会して道具をそろえるときに流れで購入しやすいですが、本当に指定のものでないといけないのか聞いてみると、そうではないこともあります。
入会時に聞いてみてください。
習い事が家から遠いと、送迎のバス代や車のガソリン代などのお金がかかります。
家から近ければ、その費用は必要ありません。
通うのに時間がかかることが習い事を辞める原因になることもあります。
習得しないうちに辞めてしまった場合、それまでにかけたお金がもったいないです。
子どもが小さいうちは送り迎えが必要ですが、ある程度大きくなったらひとりで通える距離のところに通うと良いです。
習い事は辞め時が難しいです。
なんとなく惰性でずるずると続けてしまうこともあるのではないでしょうか。
習い事を始める前に目標を決めておくと区切りをつけやすくなります。
わが家の場合、娘が水泳を習い始めたときに「クロールが泳げるようになるまでやる」と親子で決めました。
その後クロールが泳げるようになり辞めるか確認すると、「平泳ぎができるまでは続ける」と気持ちが変わっていました。
このように当初に決めた目標が変わっていくこともありますが、目標をクリアした時に続けるかどうするかを選択する機会を設けられるようになります。
子どもがやりたいもの、親が習わせたいものに際限なく通っていては、出費がかさむばかりです。
あらかじめ「習い事は2つまで」などと決めて子どもに話しておくようにします。
数を限定することで本当にやりたいことなのか子ども自身が真剣に考えますし、ひとつの習い事に集中でき、効果がより発揮されると感じます。
多くの家庭で、習い事の数は1〜2つに絞っているようです。
習い事は、子どもの得意や好きを育て、将来の可能性を広げてくれます。
だからといってたくさんお金をかければよいというものでもありません。
家計を圧迫しないように、節約術を活用していってください。(執筆者:福島 怜実)
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