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povo2.0の0円運用の条件や注意点を解説する前に、簡単に基本情報を確認しておきましょう。
povo2.0は、基本料金0円で運用できます。そのため、0円で運用できる格安SIMとして人気があるのです。
povo2.0の最大の特徴は、自分でデータ容量をトッピングできる点です。従来のプランはデータ容量が元から決まっており、その中から最適なデータ容量のプランを選ぶ形式でした。
しかし、povo2.0は自分に必要な分だけデータ容量を購入でき、使いきれずに消滅することもないので無駄がありません。
「もう少しデータ容量が欲しいのにちょうどいい容量のプランがない…」
「1GB単位で自由に追加できればいいのに…」
このように思っている方には最適です。
povo2.0には、次のようなメリットがあります。
0円運用を考えている方は、メリットを確認し自分に最適な回線か確認してみましょう。
・ データ容量をカスタムできる
・ 通信速度が速い
・ テザリングが無料で使える
・ かけ放題が安い
・ 手数料がかからない
・ DAZNなどがお得に使える
・ auの割引を引き継ぐことができる
povo2.0はauの回線を使用しているので、通信速度が速かったりauの割引を引き継ぐことができたりします。
さらに詳しいメリット
povo2.0には、メリット以外に以下のようなデメリットもあります。
両方把握して、契約するべきか考えてみましょう。
・ 速度制限後の通信速度が遅い
・ 家族割などの割引が適用できない
・ 端末が販売されていない
・契約やサポートがオンラインしかない
・ データ容量を翌月に繰り越せない
・ キャリアメールが使えない
・ 180日以上トッピングしないと利用停止になる
・ 留守番電話が利用できない
・ 海外で使えない
・ 法人と13歳未満は契約できない
・ クレジットカード以外で契約できない
povo2.0は、オンラインでの契約しか受け付けていません。
サポートもチャットのみなので、店舗のスタッフに説明を聞きながら契約したい方などは注意してください。
さらに詳しいデメリット
povo2.0を0円運用する際は、いくつかの条件を満たす必要があります。
0円運用したい方は、確認しておきましょう。
0円運用の条件は、次の2つです。
povo2.0を0円運用する場合は、トッピングを使用しないようにしましょう。
当たり前ですが、データ容量やコンテンツ利用のトッピングを購入すると料金が発生します。
0円で運用する場合は、データ容量を1GBも利用できません。
自宅のWi-Fi環境が整っている場合は、Wi-Fiに繋いでインターネットを利用できるので、安心してください。
povo2.0を0円運用するのであれば、通話はLINEやスカイプなどの無料通話アプリを使いましょう。
こちらも当然ですが、電話番号を使って通話すると通話料金が発生してしまうので、無料で通話できる通話アプリを使用しましょう。
楽天モバイル専用の無料通話アプリ「Rakuten Link」のような、電話番号を使って無料で通話できる専用アプリはないので、注意してください。
povo2.0を0円運用する際は、いくつか注意点があります。
注意点を理解しないで契約すると後悔してしまうので、必ず確認しましょう。
・ 0ギガなので通話しかできない
・ 通信速度が128kbpsしかでない
・ 180日間トッピングしないと強制解約される
・ 短期間でauからpovo2.0に乗り換えるとブラックリストに載る
povo2.0を0円で運用する場合は、トッピングできないのでデータ容量0ギガです。
常に速度制限されている状態なのですが、povo2.0は速度制限時の通信速度が128kbpsしかでません。
128kbpsでは、Webの閲覧や各種SNSの利用ができないので、データ通信はほとんど機能しないものと理解しておきましょう。
ただ、データ通信したい場合はトッピングを購入すればすぐに高速通信できるようになるので、安心してください。
0円で運用する場合は、通話専用のSIMとして使用するのがおすすめです。
povo2.0は、180日間トッピングしないと強制解約されてしまいます。
povo2.0は基本料金0円で利用できるので、ずっとトッピングなしの0円で運用できると考えている方も多いので、注意してください。
180日に1回は、トッピングを購入する必要があります。
トッピングの中には、220円で購入できる「smash.(使い放題パック)」があるので、最安で運用したい方は、180日に1回smash.(使い放題パック)を購入しましょう。
povo2.0を0円運用したい方の中には、現在auを契約している方も多いのではないでしょうか。
そのような方は、短期間でauからpovo2.0に乗り換えてしまうと、ブラックリストに載り今後数年間auと契約できなくなる可能性があるので、注意してください。
現在auを契約している方は、半年位以上auを利用してから乗り換えるとブラックリストに載らずに済むので、おすすめです。
povo2.0を0円運用する際は、デュアルSIMとして運用するのがおすすめです。
デュアルSIMは、1つのスマホで回線を2つ契約する運用方法のことです。
povo2.0をデュアルSIMにすると、次のようなメリットがあります。
・ スマホの料金を節約できる
・ 2つの回線でデータ通信できる
・ かけ放題専用のSIMとして使える
デュアルSIMで使用する場合は、povo2.0を通話専用のSIM、もう一方のSIMをデータ専用のSIMとして契約できます。
データ専用のSIMは通信ができるSIMよりも月額料金が安いので、1枚のSIMで同じデータ容量のプランを契約するよりも安く契約できるのです。
具体例を挙げて解説します。
データ容量 | 月額料金 | |
IIJmio(データ通信+通話機能) | 4GB | 990円 |
povo2.0(データ通信+通話機能)とIIJmio(通話機能のみ)のデュアルSIM | 4GB | 660円 |
※全て税込価格です
上記の表は、IIJmioのみ契約した場合と、povo2.0とIIJmioをデュアルSIMで契約した場合の月額料金を比較した結果です。
使用できるデータ容量は4GBと同じですが、povo2.0をデュアルSIMとして利用する場合の方が月額料金が330円安いですよね。
povo2.0とデュアルSIMで運用する格安SIMは、IIJmio以外でも上記のように安くなるので、お好きな格安SIMとデュアルSIMで運用してみてください。
ここでは、povo2.0に関するよくある質問とその回答を紹介します。
ここまでの解説をみても疑問が残っている方などは、参考にしてみてください。
povo2.0は、180日間トッピングを購入しないと強制解約されます。
そのため、povo2.0を0円運用する方は、最低でも180日以内に1回はトッピングを購入しましょう。
最安値:「smash.(使い放題パック)」220円
180日間トッピングをしない場合は、すぐに強制解約されるわけではありません。
180日を過ぎると、登録しているメールアドレスやSMS宛に「長期間トッピング未購入による利用停止予告」が送られます。
それでもトッピングを購入しないと、強制的に利用停止になります。
利用停止後30日以内にトッピングを購入しないと強制解約されるので、注意してください。
180日に1回購入するトッピングの費用とユニバーサルサービス料・電話リレーサービス料です。
仮に1年利用した場合を想定すると、最安のトッピング220円を2回購入することになるので、440円+10円(ユニバーサルサービス料・電話リレーサービス料の合計)かかります。
楽天モバイルが0円で運用できなくなったので、今のところpovo2.0が最安で運用できる格安SIMです。
povo2.0でもLINE通話などのLINEの機能自体は使えるのですが、ID検索を利用するために必要な年齢認証サービスが利用できないので、ID検索できないのです。
ただ、ふるふるやQRコードから友達追加できるので安心してください。
今回は、povo2.0の0円運用について解説してきました。トッピングを購入しなければ誰でも0円で運用できます。
特に、180日に1回はトッピングを購入しないと、最終的に強制解約されてしまう点には注意してください。
注意点はありますが、povo2.0と他社の格安SIMでデュアルSIMとして運用すれば、スマホの料金を節約できます。
スマホ代を節約したい方は、povo2.0をデュアルSIMで運用しましょう。(執筆者:吉野 光祐)