スイングトレードはエントリー後、数日から数週間の間で手仕舞う取引のことを指します。

企業の財務状況などから株価の価値を評価する「ファンダメンタルズ分析」より、過去の値動きを用いて未来の予測をする「テクニカル分析」中心のスタイルを取っている人が多い、といわれています。

筆者もその中の1人ですが、スイングトレード時、失敗することも多々ありました。

本記事では筆者のスイングトレード失敗談と、考察や反省、改善方法を紹介していきます。

 

「スイングトレードを始めたいが、失敗したくない」

「空売りをやってみたいけれど、怖い」

 

上記のような方に向けて、解説していきます。

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スイングトレード失敗談

武田薬品工業(4502)

証券コード4502
業種医薬品
決算月3月
売買単位100株
時価総額55,394億円
配当金90円(2022年3月)
特色国内製薬首位。がん、中枢神経、消化器、希少疾患等に重点。巨額買収で世界売上上位10強入り。

(※楽天証券 四季報 企業情報欄より引用)

値ごろ感で空売りをし、その後下がりきらずに損切りをした銘柄です。

初心者感満載なトレードでお恥ずかしいのですが、相場の過熱感を表すRSIは63など「売られすぎ」の高水準で推移していたので、下がると思って空売りをしてみました。

≪チャート画像左側のラインで空売り → 右側まで持ったが損切り≫

しかし、武田薬品工業が製薬系銘柄であったこともあり、思うように下がらずに損切りをしてしまいました。

加えてその後すぐに下落をするという判断の悪さも出てしまった取引です。

今振り返っても、未熟で恥ずかしいトレードだと思っています。

 

太陽セメント(5233)

証券コード5233
業種ガラス・土石製品
決算月3月
売買単位100株
時価総額2,692億円
配当金35円(2022年3月)
特色セメント首位。米国、アジア展開。骨材、建材等多角化。石炭灰、汚泥、産廃等の再利用も収益源。

(※楽天証券 四季報 企業情報欄より引用)

購入した銘柄が予想通り上昇し、「これぐらい上昇すれば充分」と考えて利益確定したのに、その後一気に上昇してしまった例です。

「上がる」考察は合っていたものの、利益を伸ばせませんでした

≪チャート画像左側のラインで買い → 右側のラインで利益確定≫

利益が出ていますが、投資は「利大損小」といわれるように、損失を減らして利益を伸ばす戦略が大切です。

利益を伸ばし切らないと「利小損小」、損切りが上手くいかないと「利小損大」という結果につながってしまいます。

 

スイングトレードの改善方法

ではそれぞれの考察や改善方法を紹介していきます。

トレンドフォローと総合的な判断

値ごろ感で売っていたものの、振り返ればトレンドはどちらかといえば上昇傾向でした。

以下のチャート画像において四角で囲んでいる部分(紫)が、冷静に判断すると、上昇する余地を示していたことが分かりました。

≪武田薬品工業を8月11日に空売り≫

移動平均線

  • 短期移動平均線(赤)、中期移動平均線(青)が上向きで今後、ある程度上昇しそうであった。
  • 強い上昇を示すパーフェクトオーダー(上から短期、中期、長期移動平均線(赤青緑)の順で並ぶこと)が発生する手前であった。

MACD

  • 0ラインよりも上で推移し、まだ上昇傾向であった。

学んだ重要なポイント

  • トレンドに沿ってエントリーする
  • ファンダメンタルズ分析なども取り入れて総合的に判断する

筆者がRSIを使う時は、相場の方向性と逆向きにポジションを取る「逆張り」で活用します。

しかし、このタイミングでの逆張りは、相場の方向性(トレンド)を無視した逆張りをしてしまっていたのです。

他にも、製薬系ワクチン銘柄であるため、いつ上昇してもおかしくなく、期待感で購入する人が増えることも想定しておくべきでした。

 

空売りは危険なのか

今回の例から、一概に空売り自体が危険だと言っている訳ではありません。

チャート画像を見ると、その後下落して利益が取れていたことがわかります。

この例は、筆者の戦略と知識不足が原因で起こってしまったものです。

新型コロナウイルスやロシアのウクライナ侵攻などに影響を受けた下落相場では、空売りは「トレンドに沿った順張り」となります。

相場の方向に合わせて同じように取引できるということなので、相場の大局観を見据えておけば、空売りは有効な戦略の1つとなり得るでしょう。

 

メンタル管理を徹底

利益が乗っていたのに持ち続けることができなかった原因として、メンタル管理についてのルールが曖昧だったことが挙げられます。

矢印で示している日が利益確定をしたタイミングです。

この時、「今これだけの利益が出ているが、下がったらどうしよう」という心理が働いていました。

「ここまで上がったら利益を確定しよう」と想定していた価格は、次の日上昇した付近でしたが、目先の利益を失うことが怖く、利益額が少なくなってしまいました

メンタルが揺らぎ、投資判断をずらしてしまったことが原因といえるでしょう。

トレード時は特にメンタル管理が必須となります。

勝つことよりも負けないことに焦点を置き、相場に長く居続ければ、虎視眈々とチャンスを待ち構えることができます。

 

知識を身につけ冷静に判断

スイングトレードは、1日で取引が終了する「デイトレード」よりも銘柄を保有時間が長い分、メンタルのブレが起こりやすくなるのです。

そのため、

分析力
メンタル管理
大局観を読む力

などを磨きながら取引をするようにしていきましょう。

経験が浅いときには無理に取引を行わない方が、資金を減らすリスクを下げられます。

事前にしっかりと勉強した上で、取引をするようにしましょう。(執筆者:秋山 さやか)

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 株式投資「スイングトレード」初心者の失敗実例・考察&反省・改善方法