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私が会社勤めをしていたときに最初にぶち当たった問題は、「洗濯物いつ干すの問題」でした。
職場が遠く、家を出るのは朝7時。
朝の支度の進まないイヤイヤ期の子どもに手がかかっていましたので、子どもが起きてくる前に干すとなると、朝5時台に干すしかありません。
冬だと日も昇っていない時間です。
「どうせ日差しがないなら、夜でもいいや」と真冬の夜11時ごろにコートを着てベランダで洗濯ものを干していて、風邪をひいたこともありました。
職場復帰2年目に購入したドラム式洗濯乾燥機をはじめて使った日には、感動しました。
干さないということがこれほど楽で、日常に余裕を与えるのかと驚いたのです。
最新のモデルは高価なものだと25万円ほどします。
ただし、高価な理由は以下のような機能に対する対価です。
・ スマホ連携で遠隔操作ができる
・ 洗剤の自動投入口がある
・ フィルターの自動掃除機能がついている
スマホ連携すれば帰宅時間に合わせて乾燥を仕上げることもできますが、オーソドックスなドラム式洗濯機でもタイマーを使えば同じことが可能です。
また洗剤の自動投入は便利ですが、ジェルボール洗剤を1つ放り込むのも同じくらいラクチンでこちらの方がコストは安いです。
フィルター掃除だけはわりと手間がかかるので、自動掃除機能には投資する価値があるかもしれません。
フルタイムの共働き世帯にとって、掃除機をかける時間を捻出するのは結構難しいものです。
集合住宅なら深夜に掃除機をかけるわけにもいきませんし、朝や帰宅後は家事育児が忙しすぎます。
そこで、ロボット掃除機の出番です。
ロボット掃除機を動かすには、床に置いたものに引っかからないよう椅子などを上げなければならず、それなりに音もするので、1度動かすと家事や食事はしにくいです。
そこで、ロボット掃除機を動かす=外出となります。
今まで貴重な在宅時間に捻出していた掃除の時間が、「外出=掃除」で済むようになったのは、革命的な時間の変化だと思いました。
最低限の吸引力とゴミ検知能力を持ったシンプルなモデルなら、1万円前後から購入できます。
物の少ないせまい部屋なら1万円でも十分でしょう。
部屋数が多い方は、各部屋に廉価なロボット掃除機を置くという方法もありそうです。
リビングなど広さもあり、家具も置いてある部屋には、高い吸引力と検知能力を持ったモデルが必要です。
予算の目安は約3万円となります。
ロボット掃除機の先駆けといえる「ルンバ」シリーズには、ルンバ643というベーシックな機能を搭載したエントリーモデルがあります。
数十個ものセンサーを使って部屋の状況を正しく検知し、ごみを取り除いてくれます。
充分な機能を安いコストで、となるとぜひおすすめしたいモデルです。
予算が5万円を超えてくると、以下のような機能がついてきます。
・ 部屋の間取り図を取り込んで、正確に自分の位置を把握して掃除する
・ 吸い取り機能に加えて、拭き取り機能がついている
・ スマホアプリで複雑な指示ができる
・ 付属のゴミステーションに帰って自動でゴミを捨てられる など
特に拭き取り機能は要注目です。
床がほぼフローリングの家や、拭き掃除まで日課にしている方なら、水拭きのできる上位機種に投資する価値があると思います。
ちなみに水拭きロボット掃除機の先駆けである「ブラーバ」は、水拭きと吸い取り機能を兼ねたモデルはありません。
お手入れなどの面から、吸い取りと水拭きが別の方が良いと感じるケースもあるかもしれませんので、好みで別々に投資するのも良いでしょう。
疲れた体にむち打って食器を洗うのは、なかなかしんどいものです。
しかもせっかく洗っても汚れがすっきりと落ちず、パートナーにやり直しを命じられて反発するなど、何かとけんかの火種になる家も多いでしょう。
ここは食器洗浄機に解決してもらいましょう。
高温のお湯と勢いのあるジェット水圧で食器をすっきりと洗い上げる食器洗浄機は、以下のような予算で導入できます。
ビルトイン型:8~10万円前後(工事費込み)
賃貸住宅でビルトインタイプを設置できない場合には、据え置き型が良いでしょう。
ビルトイン型の場合には「浅型」ではなく、「深型」をぜひおすすめします。
食器洗いで意外と1番面倒なのは、ベタついた鍋やフライパンだと個人的に思います。
深型ならこうした大物の調理器具も入りますので、1点でも洗いたくない方はぜひ深型を検討してください。
共働き家庭にとって1番の強敵は「最速での夕飯づくり」だと思います。
ぐずる子供と大量の荷物を持って帰宅後、30分で「いただきます」を目指すのは至難の業です。
そんなときに、ホカホカできたてのカレーやシチューや豚汁が待っていたらどうでしょうか。
そんな夢のような状況を実現してくれるのが「自動調理鍋」です。
どの機種も基本的には、材料を切って調味料や水とともに容器へ入れ、ボタンを押しておけば、帰宅後に調理が完了しているという優れものです。
5万円以上の高価格帯は、
・ アプリで味付けや火加減の微妙な調整ができるものや、
・ 内蔵のヘラで適宜かき混ぜてくれる
などの機能がついています。
どの商品にもレシピ集がついているので、そこに載っているとおりに順番に作っていけば、メニューのマンネリ化もありません。
自動調理鍋はたいへん便利なものですが、材料だけは自分で買いにいかなければなりません。
帰宅時にスーパーに寄れない方もいますし、夜7時を過ぎるとスーパーの生鮮食材は徐々に品薄になります。
そんなときは「宅配キット」を検討してみてください。
ヨシケイやオイシックスなどの宅配キットサービスでは、
・ 献立作成済み
・ 材料はカット済み
・ 調味料は計量、合わせ済み
という状態で、毎日パッキングして届けられます。
指定曜日だけ持ってきてもらうのも可能です。
サービス会社によって価格は異なりますが、だいたい1人1食あたり500円前後が相場です。
【4人家族で週5日利用した場合(月額)】
500円 × 4人 × 5日分 ×4週分 = 4万円
朝食、お弁当と週末の食事代で3万円を計上しても、月々の食費は7万円くらいです。
もっと手間をかければ食費を下げることは可能ですが、これくらいの予算で買い出しと献立作成や作り置きから解放されると考えれば、「投資の価値あり」と判断できるのではないでしょうか。
共働き家庭がぜひ投資すべき、時短家電「4種の神器」をご紹介しました。
初期投資額を見積もると、
1. ドラム式洗濯乾燥機:15万円
2. ロボット掃除機:3万円
3. 食器洗浄機:8万円
4. 自動調理鍋:3万円
計29万円
私はこれらの時短家電を頼らずに共働きを実行していましたが、家事や育児負担をめぐって夫とずいぶんけんかになりました。
30万円は決して安くはない金額ですが、この投資によって得られる「時間のゆとり」や「家族の笑顔」は、30万円よりももっとリターンが大きいと感じます。
現在、家事に追われて時間がないと感じている方は、ぜひ投資を検討してみてはいかがでしょうか。(執筆者:石田 彩子)
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