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PayPayボーナス運用では、2022年3月24日以降、追加ボーナスが100円以上の場合、1.0%がスプレッド(手数料)として差し引かれることになっています。
99円 → 追加額99円(スプレッド0円)
100円 → 追加額99円(スプレッド1円)
1,000円 → 追加額990円(スプレッド10円)
1万円 → 追加額9,900円(スプレッド100円)
99円ではスプレッドは0円のため、手数料無料で利用できます。
高額ポイントを追加するほど、スプレッド(手数料)が大きくなります。
4月1日からはPayPayボーナスがPayPayポイントに名称変更されます。
今後も、変更点が出てくるかもしれません。
PayPayボーナス運用で手数料を無料にするために、手動で100円未満額を何度も追加する方法が取れます。
自動追加設定をしていた人は設定の変更をしておいた方がよいでしょう。
加えて、PayPayボーナスの利用設定が「支払いに使う」になっていると、街のお店などでPayPayボーナス分が支払い時に利用されてしまうこともあるため、気をつけないといけません。
これには「貯める」と「支払いに使う」設定を変える必要があります。
順を追って見ていきましょう。
≪執筆者撮影≫
ボーナス運用では、自動追加設定を変えておくことをおすすめします。
これで手動追加できるようになります。
PayPayボーナス運用 → 右上の「その他」を選ぶ → 「自動追加設定」を選ぶ → 「自動追加なし」を選べばオッケーです。
まず、ボーナス運用したいコースを選びます。
現在、3つのボーナス運用できるコースがあります。
・ テクノロジーコース (QQQの銘柄に投資する)
・ スタンダードコース (SPDR S&P500 ETFの銘柄に投資する)
・ チャレンジコース (SPXLの銘柄に投資する)
・ テクノロジーコースは短期運用向け
・ スタンダードコースは長期運用向け
・ チャレンジコースは短期運用向け
です。
もちろん、それぞれに値下がりリスクはあり、投資した金額相当額を下回ることもあります。
投資・運用は自己責任で行ってください。
≪執筆者撮影≫
「運用する」をタップして、3つのコースから選びます。
画像はテクノロジーコース、50円分を運用した例です。
「追加ボーナスが100円以上の場合に1.0%がスプレッド(手数料)として差し引かれる」ため、50円ではスプレッドはかかりません。
今回、筆者は新規でそれぞれのコース、50円×2=100円ずつ、合計300円相当額を追加投資。
1コース100円ずつ、1日あたりは3コース合計では300円相当を追加したものの、1回あたりが99円以下のため手数料はかかりませんでした。
PayPayボーナス運用で、ボーナス運用をしたい時は「支払いに使う」を選択します。
ただし、お買物時にPayPayボーナスを使いたくない場合は、設定を「貯める」に変えておかなくてはいけません。
PayPayのアプリから、下の「残高」をタップすると、利用設定の状況が書いてあります。
この場合、「支払いに使う」が選ばれています。
「支払いに使う」の場合、PayPayボーナス運用が可能で、支払い時にもPayPayボーナスを使う状態です。
・ PayPayボーナス運用をしたい場合、「貯める」から「支払いに使う」に
・ 街のお店で使いたくない場合、「支払いに使う」から「貯める」に
ボーナス運用の自動追加設定は、面倒かもしれませんが、都度、変更しておきます。
4月1日以降、PayPayボーナスがPayPayポイントに変更するタイミングで、「貯める」に自動変更されます。
そのため、4月1日以降PayPayポイント運用や街で利用したい場合は、この「貯める」から「支払いに使う」設定変更が必要です。
純粋に、100円未満額、99円以下の額を何度も追加するのは手間がかかります。
また、個人的な意見になりますが、自動追加設定を変えるのも面倒に感じました。
この点はデメリットです。
ただし大きなメリットもあります。
それは、ポイント投資ができることです。
超P祭(超PayPay祭)やPayPayクーポンで付与された多くのポイントで投資ができるため、マイナスになっても多少は気が楽だと感じる方も多いことでしょう。
筆者は、大まかなルールを決めて放置しながら運用中です。
・ 追加タイミングを分散、できるだけ下がっているタイミングに買い増すようにする
・ PayPayボーナスの残高は残しておき、いつでも買い増せる余力は残しておく
・ 急落になったら、PayPayボーナス運用から引き出してPayPayボーナス残高にチャージ・交換
この点を心がけるだけでも、時間軸を味方につけてプラスに転じることができました。
米国株も不安定ではありますが、4月1日以降もPayPayポイント運用を続けていく予定です。
筆者は2022年1月24日に、米国株相場が急落していたため、これまでのPayPayボーナス運用を一度引き出し、「0円」にしています。
その時、PayPayボーナスにしておいて、そこから買っていく計画を立てました。
≪執筆者撮影≫
最初は、少額からはじめました。
それぞれ200円相当額ずつの600円、そこから、3,000円相当額、1万5,000円相当額、3万円相当額と増えています。
途中、マイナスの評価額が続いたこともあったものの、途中からプラスです。
≪執筆者撮影≫
結果、3月22日時点では、6万円相当を運用して、+4,758円で+7.93%。
評価額は6万4,758円です。
同額、同タイミングで3つのコースに投資をしています。
「卵は一つのカゴに盛るな」の格言があるように、1つの銘柄に集中投資せず、筆者は、テクノロジーコース、スタンダードコース、チャレンジコースの3つの銘柄に分散投資しています。
また、過去の失敗から、こまめな利確、急落時にはPayPay残高へ早めに戻す対策も大切と実感しています。
筆者は、これまでPayPayボーナス運用を愚直に続けています。
そして「あの時、利確しておけば」と「たられば」で考えることもあります。
【2020年11月時点】
【2021年5月時点】
【ポイント投資】主婦の「PayPayボーナス運用」 運用益は5万円台から6万円台に 5月のお得なPayPayクーポンも紹介
この中で、2021年5月時点では5万円が6万円と、+24.12%になっていました。
米国株と連動しているため、調子がいい時、調子が悪い時はあります。
今のところ、+7.93%と調子はいいものの、米国株も日本株同様、不安定な状況で、今のプラスも為替の影響で運よくこのような結果になっているのかもしれません。
今後、もしかすると暴落もありえるかもしれません。
そのため、今は、全てのポイントを投資せずに買い増しできるボーナス残高の余力も残しています。
もともと、PayPayボーナス運用は、超P祭やPayPayクーポンで付与されたポイントだからこそ、気軽に運用に回せていることは確かです。
手数料が一部有料になったとしても、手数料無料で投資できる方法が残されているので、筆者は無理のない範囲内でPayPayポイント運用になっても続けていく予定です。(執筆者:節約への情熱は誰にも負けない谷口 久美子)
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