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業務スーパー「総力祭」第1弾!節約主婦が選ぶ特売品10選 セール中でも浪費しない、食費が「ストン」と落ちる買い方のコツ5つ
・ 唐揚げやフリッターのつけ塩に
・ 揚げものの下味に
・ 焼肉や焼き鳥に
・ ホウレン草やもやしなどのナムルに
・ マヨネーズと混ぜてディップソースに
「麻辣味塩」は、唐辛子をベースに数種類のスパイスを配合した調味料です。
かわいいパンダのついた容器に、80g入り98円で販売されています。
麻辣とは、ピリッと辛い唐辛子としびれる刺激の花椒をバランスよくブレンドした調味です。
麻辣味の代表的なメニューには、四川風の麻婆豆腐があげられます。
業スの麻辣味塩には花椒ではなく山椒が使用されていますが、もしかするとこれが安さの秘密かもしれません。
唐辛子と山椒以外には、ガーリック・砂糖・しょうが・八角・グローブ・シナモンも配合されていて、香りも豊かな調味塩です。
辛みはそれほど強くなく、ハーブ系の調味塩に近い風味を感じます。
いろいろな使いかたのできる麻辣味塩ですが、筆者のイチオシは唐揚げの下味として使うことです。
酒とショウガ、少々のしょうゆと一緒にもみこめば、ケンタッキーフライドチキンのレッドホットチキンを彷彿とさせるピリ辛で旨味のある唐揚げができあがります。
本家レッドホットチキンより刺激はかなり控えめなので、辛いものが苦手な人にも食べやすいでしょう。
焼き肉や焼き鳥にパパッとかければ味変にも使えますし、さっと湯がいたホウレン草やもやしと和えれば、絶品おつまみの誕生です。
マヨネーズに混ぜ込んでディップソース風にも使えます。
付け合わせのブロッコリーやアスパラバスも、立派な一品に変身です。
・ 揚げ物のつけ塩に
・ 焼鳥に
・ チャーハンに
・ 水餃子やシュウマイに
渋い緑の容器に入った花椒塩は、60gで148円です。
麻辣味塩よりも50円高いのは、山椒ではなく花椒が使用されているからでしょうか。
花椒の別名はチャイニーズペッパーです。
中国山椒とも呼ばれます。
日本の山椒よりもしびれるようなパンチの効いた辛さが独特の、ちょっと癖になるスパイスです。
業スの花椒塩の原材料は、食塩と花椒粉末、調味料(アミノ酸)ですが、麻辣味塩と比べると塩味は控えめです。
「餃子の王将」では、唐揚げを注文するとマジックパウダーなるスパイスを付けてくれるのはご存じでしょうか。
筆者は花椒塩に、マジックパウダーに近い風味を感じました。
ですからイチオシの使いかたは、もちろん唐揚げのつけ塩です。
キャベツにつけてもおいしいです。
唐揚げの下味にも使用してみましたが、揚げると風味が消えてしまうため、やはりつけ塩が最強でしょう。
イカやタコなどの揚げものもおいしく食べられます。
花椒塩の魅力は、シンプルな料理にも本格中華の香りをまとわせられることです。
たとえばネギと卵だけのチャーハンや激安の冷凍餃子でも、花椒塩をひと振りすればリッチな味わいになります。
筆者は10個入り98円のセミ餃子を茹でたものに、花椒塩をたっぷりかけるのがお気に入りです。
・ バーベキューに
・ 鶏肉のオーブン焼きに
・ 魚のソテーに
・ フライドポテトに
「ケイジャン風スパイス」は、100g入りで98円です。
ケイジャンとはアメリカ南部の食文化で、スパイスやハーブをミックスしたピリッと辛い味が特徴的です。
代表的なメニューには、ケイジャンチキンやジャンバラヤなどがあります。
残念ながら筆者は本格的なケイジャン料理を食したことがなく、業スのケイジャン風スパイスがどこまでの再現率なのかの判別はできません。
ややピリッと辛く旨味の広がるスパイスに、サッポロポテトバーベキュー味のような、ジャンクフード特有の癖になる味わいを感じました。
原材料は、岩塩・スパイスミックス(パプリカ、クミン、ガーリック、コリアンダ、オレガノ、タイム、グローブ、シナモン)・玉ねぎ・唐辛子・砂糖となっていますが、これは「クレイジーソルト」の原材料と似ています。
クレイジーソルトとは調味塩人気の火付け役ともいえるスパイスで、岩塩・ペッパー・オニオン・ガーリック・タイム・セロリ・オレガノが原材料です。
筆者の舌には、クレイジーソルトと比べるとケイジャン風スパイスは駄菓子感が強いように感じましたが、どちらもおいしくて同じように使えました。
クレイジーソルトは113g入り500円前後であることを考えると、100g入り98円のケイジャン風スパイスはかなりお得といえるでしょう。
筆者のイチオシの使いかたは、手羽元のオーブン焼きです。
100g入り48円の手羽元にたっぷりまぶして焼くだけで、ごちそう感のある一品ができあがります。
フライドポテトやポップコーンと一緒に袋に入れて、シャカシャカ振ってから食べるのもおすすめです。
麻辣味塩と花椒塩、ケイジャン風スパイスは、幅広く使えるコスパのよい調味塩です。
さまざまなハーブやスパイスを買いそろえる手間も費用もかからないから経済的ですし、振り出しやすい容器に入っているから、スパイスボトルを用意する必要もありません。
いろいろな使いかたができるから、料理の幅も広がります。
さまざまなメニューに振りかけて、おいしい使いかたを見つけてみてくださいね。(執筆者:桧山 あい)
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