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今回は現役小学生ママである筆者が100均で買って節約できるもの、量販店やオンラインショッピングで買った方が長持ちするもの、実は量販店で買った方が安いものなどを入学準備に必要な学用品をジャンルに分けて紹介します。
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文房具は100均の得意分野です。
小学生しか使わないような文房具も品揃えが豊富で節約の心強い味方になってくれるでしょう。
しかし売っているもの全てが小学校低学年の子どもにとって使いやすいとは限りません。
100均で買ってもいいものと少し高くても量販店などで買った方がいいものを見極めることが大切です。
MONOなどのメーカー品の大きめの消しゴムは2個入り、小さめの消しゴムは3個入りが売っています。
また「激落ちくん」の初心者マークがついているダイソーオリジナルの消しゴムが消しやすいと評判が良いので、筆者宅ではこれをリピートしています。
量販店のプライベートブランドでは低学年用の消しゴムが1個80円程度なので、100均の方がお得です。
トンボ、サクラクレパスなどの有名メーカーの商品が売っています。
太字、細字、極細、ツインタイプなど、品揃えがかなり良く、量販店では同じ商品が1本100円以上の値段で売られている場合が多いです。
小学校の一斉購入では126円だったので、こちらも100均で買っておくべき商品でしょう。
赤鉛筆・青鉛筆・赤青が両端になっている鉛筆がそれぞれ2本で100円です。
黒の鉛筆ほど使用頻度は高くありませんので、100均で1セット買っておけばじゅうぶんです。
15cm程度のプラスチックの定規は100均の物以外買ったことがないぐらい、丈夫で使い勝手が良いです。
シンプルなものほど100均で買う価値があるように感じます。
ただし三角定規やコンパスなど、角度や使い心地に精密さを求められるものは学校から「100均はやめてください」という指示が出るほど粗悪な商品があることも事実です。
定規以外は文房具メーカーのものを買った方が無難でしょう。
工作以外にもプリントをノートに貼るときにも使い、鉛筆の次に消耗が激しいのが、のりです。
学校の指定が特になければ、手軽に買える100均のスティックのりはコスパが良いのでおすすめです。
プラスチックの容器は100均の得意ジャンルです。
粘土は学校からの指定の種類がある場合が多いのですが、粘土ケースは自由の場合もあります。
その場合100均にちょうど良い大きさのケースがあればラッキーです。
また少しでも出費を抑えたい場合は幼稚園、保育園のものを使いまわしても良いでしょう。
次はおすすめしないものを紹介します。
100均の商品は12色セットがほとんどで、量販店で売られている有名メーカーのものに比べて発色が悪く、使い勝手良くないものが多いです。
学校から15色のクーピーペンシルや12色のクレパスを指定される場合もあります。
ここで節約して学校生活のスタートで差がついてしまうのはかわいそうなので、使いやすいもの、または学校推奨品を購入することをおすすめします。
100均にも三菱鉛筆などの有名メーカーの鉛筆は3~4本100円で売られています。
しかし鉛筆に直接名前を入れてもらえるサービスができません。
お名前シールや直接記名をするのは、すぐにはがれたり消えてしまったりするので、できれば名入れサービスをしてもらえる量販店やインターネットショップなどで買った方が良いでしょう。
100均のはさみは、どうしても子供には使い勝手が良くなく、切れ味の悪いものが多いのでおすすめできません。
テープカッターはテープが切りにくい場合があるので注意が必要です。
また2個入りのテープも質が良くないものがあります。
テープは無印の90円のものが使いやすく、コスパも良いです。
1年生は箱タイプの丈夫なものを指定される場合があります。
量販店で売られている鉛筆を1本ずつ収納できる部分がある、1,000円以上のものが使いやすいくおすすめです。
また卒園記念品などで筆箱がもらえるときもあるので、ママ友や園にも確認してみましょう。
時と場合によって買い分ける必要のあるものを紹介します。
最初の1冊は学校でまとめて購入、配布されることが多いです。
イオンのトップバリュのノートは100円未満の値段のものもあり、学校の指定のマス目のものがあれば、イオンで買った方がお得です。
入学してから、量販店と100均の値段を調べるとよいでしょう。
学校によっては無地という指定があり、100均には無地や透明の色付きの下敷きの品揃えが豊富です。
お子さんの好きな色を買ってあげると、モチベーションもあがるでしょう。
けれども、イオンのトップバリュの下敷きが税込100円で100均よりも安いです。
品質はほとんど変わりませんので、イオンに行く機会があればそちらで購入した方がお得です。
学校指定の場合やまとめて購入して配布される場合もあるので、指定があればそれを、なければ推奨される商品を探すことになります。
100均で買っても大丈夫と判断した場合も、乾きにくく、手が汚れにくいものがおすすめです。
給食で使う布製品や文房具以外の学用品も100均にはたくさん使えるものが売っています。
特に小さめの布製品は質の高いものが多いので、好きなキャラクターの物というこだわりがなければ、100均で揃えると間違いなく節約になります。
その他学用品で100均で間に合うものを紹介します。
量販店では400~500円程度で売られている給食用の布製品。これが100円で買えるとかなり節約になります。
キャラクター物も揃っています。
ただしポリエステル製なので、何度も使っているうちに毛玉が出てくることもありますが、厚みや使い心地は量販店のものと比べても劣っているということはありません。
お子さんの好きなキャラクターや綿100%の素材にこだわりたいということであれば、量販店で買うことも考慮に入れても良いでしょう。
ダイソーの200円商品の移動ポケットはコスパ高いので、とても良い商品だと言えます。
量販店で買うと500円はします。
ティッシュをそのまま出せるスリットはありませんが、小学生のわが子が使って不便は感じないと言っています。
移動ポケットに入れるハンカチやミニタオル、ポケットティッシュも100均の商品がおすすめです。
布の面積が小さい分、しっかりとした生地で品ぞろえも豊富でキャラクター物の多いのも特徴です。
給食後の歯磨きをする学校では、プラコップや歯磨きセットの準備も必要です。
100均のプラコップは量販店の数百円のものと全く変わりません。
歯磨きセットもシンプルなものから機能的なものまで品ぞろえが豊富なので100均でそろえるのがおすすめです。
必ず持ってくるように言われる掃除の時間の必需品、雑巾。
3枚100円で、ひもがついていたり、名前記入欄があったり、学校で使うことを前提に作られてるので、買っておくべき商品です。
サイズが合えば、ダイソーの200円は丈夫で質が良いです。
実際に使ってる小学生はかなり多く、隠れたヒット商品です。
2年ぐらいは綺麗に使えるので、買い換え前提で200円ならコスパはかなり良いといえるでしょう。
その他、学用品などでおすすめしないものも紹介します。
これらの袋物は丈夫さとお道具箱などが入る大きさという指定があります。
100均ではエコバックのようなペラペラの生地のものしか売っていないので、量販店にある市販の商品が一番手軽で、6年間使えるでしょう。
また、メルカリなどではハンドメイド品が量販店よりも安くてオンリーワンのものが売ってる場合もあるので、探すのも楽しいかもしれません。
余裕のある方はメルカリやハンドメイドサイトをのぞいていてください。
サイズ展開が少ないうえ、UVや遮熱機能がついていません。
量販店ものが安くて500円以下で買えますので、子どもの健康や安全を守るものと割り切り、少し良いものを買いましょう。
100均のものは容量が少ない、保温保冷機能が付いてないなど、小学生には不向きです。
こまごまと必要なものが購入しなくてはいけない入学準備。
入学説明会が終わったら買い物リストを作って、どこで買うかをある程度考えるとあれこれ迷わなくて済みます。
100均で買うのをおすすめした学用品を全て購入した場合、量販店で買うよりも約5,000円節約できます。
また、小学校入学後の4月は「慣らし」期間でもあります。
授業をするよりも、学校生活に慣れることの方を重視した時間割やカリキュラムなので、入学までにすべての学用品を完璧にそろえなければいけないということではありません。
入学説明会の資料をよく見て必要最低限をそろえ、あとはお子さんに実際に使ってもらいながら、節約できるところと使いやすさを重視するところを判断してきましょう。
少し高くても丈夫なものを買って長持ちさせたいもの、消耗品と捉えて100均ショップでこまめに買い換えてもいいと割り切れるものを区別して、お得に入学準備をしてくださいね。(執筆者:加納 愛菜)
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