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株投資で10万円をいかに増やせるか? 実際にやってみました~第3回~
トレーディングビューには無料版と有料版があります。
無料版でもさまざまなチャート分析機能を利用でき、問題なく使える優秀さが魅力のツールです。
ただし無料版の場合、以下のように一部機能が制限されています。
出来高を除く3つのインジケーターを利用できるため
移動平均線、RSI、MACD、出来高を表示させトレンドなど確認することが可能
となります。
※インジケーターとは:分析を行う上での指標
スキャルピングなどを行う以外は、基本的に無料版で差し支えないでしょう。
スキャルピングとは
数秒から数分の間に1銭から2銭を取るトレード手法
引用元:FXスキャルピング専業生活はつらいよ 筆者がやってしまった「投資の失敗例(数百万単位の損)」と「その対策」をご紹介します。
インジケーターを一度に3つ以上表示したい場合などは、有料版の検討がおすすめです。
なお無料版チャートでも、ひと目見ただけで決算(画像のEマーク)や配当情報(画像のDマーク)がわかるようになっており、決算を見逃す心配もありません。
またトレーディングビューでは、アプリ版(IOS/Android)・デスクトップ版(PC)・ブラウザ版(Web)が提供されています。
外出先ではスムーズに起動できるアプリ版、自宅では検証のためデスクトップ版、など自分の取引環境に合わせて使い分けてみましょう。
ではトレーディングビューの基本的な使い方を紹介します。
今回はブラウザ版でチャートを表示していきましょう。
種類は、株式、先物、FX、仮想通貨、指数、債券、経済指標から選択可能です。
なお検索中に同じ銘柄名が表示されることがありますが、これは取引所ごとに表示されるためです。
それではトレーディングビューを使う際に、活用したい便利機能を解説していきます。
トレーディングビューでは自分オリジナルのウォッチリストを作成できます。
無料版では基本的に1つ、有料版は複数作成可能です。
追加後は、シンボルや変動価格、変動率をクリックやドラッグすることで並び替えられます。
ちなみに銘柄検索欄で、コンマで区切ると複数銘柄を一括で追加できるため、厳選しながら銘柄を追加したい際には活用してみましょう。
ウォッチリストに登録した銘柄の左側をクリックするとフラグが追加され、ウォッチリストとは別に「レッドリスト」など色ごとにリスト化されます。
無料版では赤のみ、有料版では数種類用意されています。
ワンクリックでフラグがついたものだけを瞬時にピックアップできるため、スクリーニングの際に役に立つ機能といえるでしょう。
実用例:ウォッチリストの中で銘柄スクリーニングを行い、気になる銘柄のみフラグをつけ、観察対象から外れれば、フラグを外す
トレーディングビューでは様々なインジケーターを利用することができます。
無料版では3つまでしか表示できませんが、出来高は表示数にカウントされないため、表示させておきましょう。
移動平均線やRSIも表示でき、普段使う指標はほぼ揃っているといっても過言ではありません。
また他のトレーダーが作成したインジケーターも利用でき、自分の取引戦略を広げることもできます。
トレーディングビューでは、インジケーターや自分で引いたトレンドラインにアラートを設定してスマホで通知を受け取ることができます。
テクニカル分析などで水準を確認した上で、その価格帯にすぐアラートが設定できる便利さが魅力です。
通知タイミングを「設定値で上(下)に交差」「設定値から上(下)に5%変動」「チャネルに入る」など細かく設定でき、特に短期~中期トレーダーが非常に重宝する機能といえるでしょう。
トレーディングビューには今回紹介した機能以外にもまだまだおすすめの機能が満載です。
チャート分析機能だけではなく、SNS機能も備わっており、世界中のトレーダーの考察を見ることが可能です。
参考程度であれば、取引戦略の幅を広げられるのではないでしょうか。
この機会に、自分のトレードを便利にするトレーディングビューの活用を検討してみてください。(執筆者:生命保険募集人 秋山さやか)
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